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ユングベリがスウェーデン代表を批判「11人のなかで仕事をしているのは9人だけ」

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 元スウェーデン代表フレドリク・ユングベリが、エリック・ハムレーン監督率いる現在のスウェーデン代表を批判している。

 アーセナルで黄金時代を築き、スウェーデン代表としてもEURO2004や2006年W杯などで活躍したユングベリ。今月インドで開幕するスーパーリーグで現役復帰することになった37歳は9日に行われたEURO2016予選のスウェーデン対ロシアの前、夕刊紙『Kvalextra』の取材に応じ、ハムレーン監督がよく使う言葉”shining”について疑問を呈している。指揮官は常々、選手個々が持つオーラや独特の雰囲気の重要性を説いてきた。

「私にとっては『シャイニング』は大事ではない。このレベルの戦いでは結果のみが重要視される」

 さらにユングベリは、代表チームの一部の選手が自分の仕事をしていないと主張する。

「11人のうち9人だけが自分の仕事をしているようでは駄目だ。(ヨハン)エルマンデルのような忠誠心ある選手が自分を犠牲にすることが多いから、誰かが仕事をさぼっているように見えないけどね」

 上記コメントが誰のことを指しているのか。おそらくエースのズラタン・イブラヒモビッチだろう。2000年代前半の代表チームをけん引したユングベリとイブラヒモビッチだが、この2人が不仲であることはよく知られている。イブラヒモビッチは大ヒットとなった自伝『I am Zlatan』でユングベリのことを「プリマドンナ」と表現していた。

 スウェーデンサッカー協会でスポーツチーフを務めるラーシュ・リヒト氏は、ユングベリの批判の矛先がイブラヒモビッチであることは明らかだと考えている。

「ユングベリの意見には同意できない。『仕事をしていない』とはどういう意味だ? 仕事のやり方は様々だ。私は数多くの試合において疲弊しきったズラタンの姿を見てきた。彼の考え方は不公平だと思う」

 ユングベリの意見には代表チームの選手からも批判が出ている。たとえばセンターバックのアンドレアス・グランクビストは「ユングベリには同意できない。おそらく彼はメディアに出たかったのでは? われわれはグループとして強固だし、よくまとまっている。誰もが懸命に取り組んでいる。そんなこと当たり前だ」と話している。

2014年10月10日 Göteborgs-Postenより http://www.gp.se/sport/fotboll/1.2514096-ljungberg-inte-ok-att-nio-av-elva-gor-sitt-jobb 2014年10月10日 Fotbollskanalenより http://www.fotbollskanalen.se/sverige/landslaget-slar-tillbaka-mot-ljungberg-mycket-orattvist/



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94年の米国W杯でスウェーデン代表を観て、スウェーデンのサッカーに興味を持ち始める。 『ワールドサッカーダイジェスト』『スポーツナビ』『サッカー批評』『フットボールサミット』などに寄稿。
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