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スウェーデンのクラブがレインボー色のコーナーフラッグを採用…セクシュアル・マイノリティへの理解示す

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 スウェーデン・アルスベンスカン(男子1部)のマルメFFが今月10日に行われたIFKヨーテボリとの試合において、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)への支持の象徴とされるレインボー色の旗をコーナーフラッグとして採用した。

 マルメFFがレインボーフラッグを設置した背景には『プライドフェスティバル』の存在がある。セクシュアル・マイノリティのためのイベントとして世界中で知られているこの催しが今月4日からマルメ市内で開かれ、マルメFF対IFKヨーテボリの試合当日がイベント最終日だった。ホームゲーム主催者のマルメFFは、セクシュアル・マイノリティへの理解を示すために本拠地スウェドバンク・スタディオンのコーナーフラッグに虹色の旗を設置した。

 「『プライドフェスティバル』の開催にともない、クラブとしての価値観を示す良い機会だったと思っています」と話すのはマルメFFのニクラス・カールネン会長。「社会において異なる文化的背景を持つ人々の統合を保護する」といった価値観を掲げるクラブにとって、試合でレインボーフラッグを採用することは当然のことだったのだろう。

 今回のマルメFFの決定に対して「『人種や民族、性的指向に関わらず全ての人を歓迎する』という姿勢を示してくれた」と賞賛する声がある一方で、「レインボーフラッグは政治的だ。サッカーに政治の話を持ち込むべきではない」といった批判も見られるが、カールネン会長は「レインボーフラッグは政治とは関係ない。万人の権利に関わることだ」と一蹴している。

 サッカーとレインボーフラッグといえば、昨年7月、ドイツ・ブンデスリーガ2部のFCザンクト・パウリがホモフォビア(同性愛嫌悪)の問題に取り組んでいることを示すためにレインボー旗を本拠地のスタジアムに掲揚すると発表した。

2014年8月12日 Fotbollskanalenより http://www.fotbollskanalen.se/allsvenskan/malmo-ff/mff-hyllas-och-kritiseras-for-regnbagsflaggor-det-ar-ju-det-har-foreningen-sta/  



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スウェーデン
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レインボーフラッグ
セクシュアル・マイノリティ
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東京都葛飾区生まれ、埼玉県草加市出身。 94年の米国W杯でスウェーデン代表を観て、スウェーデンという国に関心を持ち始める。 大学卒業後は就職するも、憧れのスウェーデンで生活してみたいという思いを捨てきれずに退職。2006年8月、中堅都市ヨンショーピンの国民高等学校に留学してスウェーデン語を学ぶ。 帰国後は企業でネットワーク運用・保守に携わる傍ら、スカンジナビア諸国のサッカー情報を日々チェックしている。『ワールドサッカーダイジェスト』『スポーツナビ』『サッカー批評』『フットボールサミット』で執筆経験あり。
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