2009年03月18日

このままでいいのか、WBC

久方ぶりの投稿になります。

以前から、国際大会の試合方式を批判してきたが、やはり、改善する必要性が高いと感じる。

理由はあまりにも実力が反映されない試合方式だからだ。
今回はダブル・エリミネーション方式で少しは改善をしたと思うが、それでもまだ足りない。
野球は優勝チームでも勝率が6割という勝敗のつきにくいスポーツです。だからこそ、同一カード7戦勝負の勝ち抜き戦等にする必要がある。

普通に戦えば、ドミニカがオランダに負けることなどあり得ません。
サッカーで言えば、高校のチームが天皇杯でプロに勝つくらい実力にひらきがあります。
ですが、野球というスポーツは相手投手が未知数だと、投手の方が有利で、しかも1戦勝負だと、軌道を見極めるのにも一苦労です。

両チームが同じ条件なら仕方がないと考える方もいるかもしれませんが、1戦勝負は強い方が明らかに不利です。

個人能力がある打者は何回も対戦していると、その投手の特長や弱点が分かり、対応ができるでしょうが、逆に実力がない打者は対応できません。
打者にしても何度も対戦しているうちに打てないコースや球種が分かるでしょう。

確かにどこが勝つか分からないような試合方式だからおもしろいという見方もあると思いますが、日本代表が西武の1,5軍チームに負けるような方式はどうかと思います。

完璧に実力が反映しなければいけないとは思っていませんが、少なくともある程度の実力が試合結果として反映されなければスポーツとは呼べないでしょう。

ここで話を変えて、韓国戦の必勝法です。

まずは投手です。お気づきの方もいると思いますが、韓国の打者のヒットのほとんどはストレートです。これは北京五輪から何も変わっていません。この傾向はアメリカの3Aの選手と同様です。3Aにもスイングや打球が凄い選手は多数いますが、なぜメジャーに上がれないかというと変化球への対応に苦慮しているからです。

北京五輪の時は相手のチームはほとんどマイナークラスの選手だったため、打たれた9割はストレートでした。
9日の韓国戦では打たれた球は全てがストレートです。
もっと言えば、2ストライクまではなかなか変化球には手を出してきません。だから、変化球でストライクを取り、追い込むのが理想です。ストレートと球速差のないカットボールやツーシーム系のボールも有効でしょう。
渡辺がアンダースローなため、韓国はアンダースローが苦手だという印象を受けますが、実は技巧派の変化球投手が苦手なだけです。
日本の投手陣は本格派の投手が多いため、このことには気づきにくいでしょう。
まあ、それでも日本の投手陣は個人能力が高いため、かなりの成績を残していますが・・・

次は打者です。これは日本の監督次第です。相手投手に合わせた打線の組み方でかなり得点力が変わります。
例えば間違った起用法のいい例は北京五輪の星野監督です。
西武のG.G.佐藤を左投手の時にだけ使っていましたが、彼の去年の成績は以下のとおりです。
右投手  打数287 打率3割2分4厘 本塁打18
左投手 打数101 打率2割3分8厘 本塁打3

いかに無謀なことを星野監督がやっていたか分かるでしょう。
実はキム・グァンヒョンは左投手でありながら、左バッターの方が苦手です。
この傾向は西武のグラマンと同様です。
去年、グラマンは右打者に対しては被打率1割6分8厘、左打者に対しては3割5分9厘という結果を残しています。
日本の監督はセオリーを大事にしているため、セオリーと逆の打者や投手のことまで、考えた采配ができません。
なぜ上記のような成績にもかかわらず、去年、グラマンが抑えとしてあれほどの成績を収めたのか不思議でなりません。

起用法ですが、村田選手はいかがなものかと思います。世間一般では活躍をしたという印象を受けますが、実力的には北京から何も変わっていません。
まず、1次ラウンドのホームランですが、あれは東京ドームだからこそ打てるホームランです。
東京ドームは狭い上に、通常よりボールが伸びるため、パワーのある打者に有利です。
村田選手のホームラン2本は通常の球場なら、2本ともレフトフライです。
つまり村田選手が得意の泳ぎながらのホームランはアメリカではあり得ません。
実質、1次ラウンドは内野安打1本です。
もっとも分かりやすい例は日米野球です。
2002年~2006年度までの東京ドームと他球場のホームランの割合を比べます。
米国選抜 東京ドーム 11試合で20本
日本選抜 東京ドーム 11試合で5本
米国選抜 他のドーム球場 9試合で9本
日本選抜 他のドーム球場 9試合で6本

上記を見てもらえれば既に気づくと思いますが、東京ドームではパワーがある方が有利なため、米国選抜のホームラン数には大きな変化がありますが、日本選抜にはないということです。東京ドームの場合はボールに良いスピンがかかっていなくても、ボールが飛ぶため、パワーだけでホームランが可能です。
もっと重要なのは勝敗に大きく、影響することです。
東京ドームでは1勝10敗と大きく、負け越しているのですが、
何と他のドーム球場では5勝4敗と勝ち越しているのです。
6年越しの結果で、出場選手等も全て違うわけですから、この結果が意味することは重要だと考えます。

それでもシーズンのような活躍ができないという意味ですので、ホームランを捨てて望むか、ストレートだけを狙い打ちをするかでしたら、打つことも可能でしょう。
シーズンのように変化球とストレートを同時に対応をすることはできないでしょう。
使うなら、下位打線で使ってほしいと思います。
まあ、2割打者と3割打者の違いは10本にヒットが2本か3本の違いのため、その日の状態等によることも多々ありますが、基本的にはこれがベストでしょう。

又、先日の相手がメキシコではなく、キューバだったことはラッキーだったのかもしれません。メキシコだったら、メジャーの選手が多数いるため、城島選手の弱点である内角を攻めてきたに違いありません。

本日の相手投手は奉重根は元はメジャーの1軍半の選手で、メジャーとマイナーを行ったり来たり、していた投手です。防御率も4,5点台と良くありませんので、普通にやれば問題はありません。

メディアがなぜかこのような投手をあそこまで、持ち上げるのか理解に苦しみます。

それではまた暇があったら、投稿します。}

posted by suportsreform |00:58 | コメント(8) | トラックバック(0)
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このままでいいのか、WBC

コメント投稿者ID :

まあ、これはWBCという「競技」であってベースボールとは別物ですから・・・・。
 嫌いな国どうし(日韓)がスポーツではなく感情論で騒いでるだけです。
 純粋な野球(ベースボール)ファンとしてはどうでもいいです。

posted by MLBだけが全てでもない | 2009-03-18 04:12

このままでいいのか、WBC

コメント投稿者ID :

管理人様が現状のWBCの開催方式に納得がいってらっしゃらないのは理解できました。
それでは、実際問題として、どのような方式に改めるべきだと思われますか。
ちなみに、同一カード7戦勝負の勝ち抜き戦というのは理想であって現実問題として不可能なことは理解されているかと思われます。
実際に、他のスポーツ競技で国対抗の国際大会でそのような方式を取っているものは無いのではないでしょうか。
それは、現実的に時間的制約があり不可能であるからです。
サッカーでは、普段はクラブ単位でリーグ戦で同一チームとはホーム&アウェイの2回の総当りで30数試合をして勝負(順位)を決めていますが、W杯では、そんな莫大の時間を要する方式はとっておりませんよね?
良くも悪くも、国対抗の国際大会は短期決戦で勝負を決めなければ大会自体が開催できないのです。
その中で、現状よりも実力を反映し、大会を盛り上げる方式があるか考えるべきではないのでしょうか。
あと、奉重根は元はメジャーの1軍半の選手です。
しかし、その時からは時間も経っております。彼も成長しているでしょう。
前回WBCに出場した日本の選手で、その後メジャーに行って成功したとまで言えるのは松坂と岩村だけです。(福留は昨年の成績では成功とまでは言えない。)中継ぎ投手陣もメジャーに行きましたが、パッとしない成績かマイナー落ちしています。
渡辺も日本国内で4点台の防御率でも、ご指摘のように韓国が技巧派を苦手として打てないのと同様に、日本も見慣れないフォームや球筋で打てないこともあるのです。

それこそが、スポーツの醍醐味だと思われます。

posted by takakichi | 2009-03-18 05:11

このままでいいのか、WBC

コメント投稿者ID :

短期決戦では本当の実力が反映されない、というご意見には誰からも反論はないでしょうが、
だからと言って、けしからん、本当の実力がはっきりするまで試合をやらなければ!と言わなくてもよいのではないでしょうか。
どう転ぶかわからないのも国際試合のおもしろさの一つだとは考えられませんか。

あと些細なことで恐縮ですが、1次ラウンドの村田のホームランについて。
おっしゃる通り、東京ドームでなければスタンドインしていなさそうな当たりですが、
個人的にはあの場面での村田の打撃能力を、ホームランを打ったというよりも、外野にきっちりフライを飛ばしたという点で評価をしています。
犠牲フライでいい場面ですし、求められる働きを十全にこなしてくれたと思いました。

posted by はじめまして | 2009-03-18 06:28

このままでいいのか、WBC

コメント投稿者ID :

興味深い内容だったので面白く読ませていただきました。少ないんですよね。こういう風に内容がある楽しいものが。
ダブルエリミネイトでは実力が測れないとのご意見ですが、ダブルエリミネイトでの実力が分ると思います。7試合やるのは実現性がないと思いますが、7試合やれば7回戦に強いチームが勝つでしょう。シーズン優勝の力とはまた違います。しかしシーズン優勝のチームが強いチームだとは限りません。MLBでもプレーオフに勝ち残る力とワールドシリーズで優勝する力が異なりますが、ワールドシリーズ優勝をもって1位としているのです。
要は、どのような試合形式をとってもその形式に強いチームが勝つことには変わりないと思います。全くのフロックをなくすという意味で2-3回やるのがベストではないでしょうか。

事前調査・分析と対策については、星野ジャパンが酷すぎたのです。日本に来れば何でもない投手を対策を全く対策を立てずに臨んだため打てなかったのです。星野ジャパンは精神論の悪しき実例です。星野イズムではプレッシャーをかけてでシーズン優勝はできますが、戦略が問われる短期決戦では永久に勝てないでしょう。

posted by 異議あり | 2009-03-18 08:41

このままでいいのか、WBC

コメント投稿者ID :

管理人さんのおっしゃられる実力者≒勝者でなければならないお気持ちもわかりますが、WBCで同一カードを7番勝負百歩譲って5番勝負とした場合、16ヶ国・地域が参加した場合いったい試合を消化するのに何週間選手を拘束する羽目になるのでしょうか、また現実参加する国は何ヶ国になるのでしょうか、開催時期は何時にすればいいのでしょうか。メジャーリーガーはおそらくでてこないでしょう。オランダ(いわゆる台風の目的な国)が勝つ事に腹がたつのお方であれば、甲子園なんかはいつもPL学園の様な常連強豪校に無名の初参加の地方高校が勝つ事は
許しがたい事なんでしょうね。是非高野連にも甲子園の
開催要項を一発勝負から同一カード複数勝負か総当りリーグ戦を2~3ヶ月かけて真の勝者を決めるよう提案して下さい。

posted by tenpon | 2009-03-18 09:42

このままでいいのか、WBC

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僕も、ダブルエリミネーション方式に関して、時間の関係上、今はこのやり方が実力を図る上で妥当だと思います。

僕が試合方式に変更を加えるとすれば、2次ラウンド進出8チームの組み合わせを抽選にすることです。これにすることで、1次ラウンドの1,2位通過は関係なくなりますが、よりエキサイトできると思います。(2位通過だからといって1位チームより強いとは言い切れないですし)

奉投手についてですが、昨年韓国プロ野球で、防御率2位2.66の投手ですから、MLBにいたときよりは自信もついているだろうし、現に日本を抑えています。ただ常に絶好調のピッチャーはいません。何とか攻略してほしいです。

posted by koheiuk | 2009-03-18 09:56

このままでいいのか、WBC

コメント投稿者ID :

↑2009-03-18 09:56
2位通過だからといって1位チームより弱いとは言い切れないの間違いです。

ごめんなさい。

posted by koheiuk | 2009-03-18 10:01

このままでいいのか、WBC

コメント投稿者ID :

ドミニカに関しては残念でしたが、同じオランダに2回負けたんですから仕方ないですよね。準備不足といわれても仕方ないコンディションだったでしょう。

今日の勝敗は、ポン・ジュングンを打ち崩せるかどうかに尽きますね。打者の特徴をつかんだので、投手陣は多少調子悪くても2、3点以内に抑えると予想してます。
先発を捕まえられないと、まだ日本戦で投げてない投手がたくさんいますから、苦しい展開になるかもしれません。

posted by じゃび | 2009-03-18 10:33

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