2008年08月18日

第2回WBCに向けて

第2回のWBCではやはりルールの改正が必要だろう。なぜ野球で1戦勝負が採用されるのかが分からない。以前にも書いたが、野球は優勝チームでも勝率が6割という勝敗のつきにくいスポーツだ。又、初対戦の場合はピッチャーの方が有利という常識的なこともある。これを利用しているのが、キューバや韓国で同じ相手には必ず、対戦経験のない投手をぶつけている。
例えば日本の大学生でも1戦勝負なら、日本代表に勝てる可能性があるだろう。
ご存知の方もいると思いますが、
日本の2軍の各チームが毎年、交流試合を中国代表と今の時期に行っています。
ここ3年間の中国代表の成績は4勝24敗2分という結果です。
実に勝率で2割以下です。2割以下というのがどれだけの差を表すのかは野球を知っている方なら、誰でも分かるでしょう。
10点差以上の試合も7試合もあります。
メンバーも今回オリンピックに参加している中国代表とほとんど替わりません。開催国とはいえ、その中国でもある程度の試合をしています。
正直、日本はファームの選手だけでもかなりの成績を残したのではないだろうか。前回も書いたが、アテネの時は打点、本塁打、チーム打率、防御率が1位にもかかわらず、負けた。しかもこの時は各チーム2人までという制限があるにもかかわらずだ。
この時に負けた原因が2人制限のためだというおかしな理由により、今回は制限をなくしたが、実は監督やルールの責任だということに野球関係者は気づいていないのだろうか。
まずは第2回のWBCに向けて試合方式の議論をしてほしい。

話は変わるが、第2回のWBCでは誰が監督になるだろうか。今の日本人監督には適任者がいないため、おそらく外国人の監督かもしれない。ちなみに今大会のここまでを参考にする。
キューバと韓国がそれぞれ4連勝しているので、それと日本の成績を比較する。
キューバ 得点17 失点12
韓国    得点15 失点10
日本    得点17 失点10

なんでこの成績で日本は2勝2敗なんだ。得失点差が一番いいのは日本だ。

WBC客観的実力順位
Aランク:ドミニカ、アメリカ、日本、ベネズエラ
Bランク:カナダ、キューバ、プエルトリコ
Cランク:台湾、メキシコ、オーストラリア
Dランク:韓国、パナマ、オランダ

ドミニカは強い印象があるが、実は左投手不足ですので、ランク的には少し落ちるかもしれない。又、強打者は1塁や3塁に集中しているため、各国の打線を組むとそれほどでもない。
台湾も王や阪神の林が選ばれるだろうから、北京よりもはるかに強いだろう。逆に韓国は大きな変化はない。
日本代表は日本にいるメンバーに松坂やイチロー等を加えたメンバーになるだろう。中でも注目しているのがドジャースの斉藤だ。今は怪我で離脱中だがここ3年間のメジャーでの平均防御率は1点台でメジャーでもトップといっても過言ではないほどだ。おそらくメジャーのボールにあっていたのだと思うが、ストレートの威力が半端ではない。
先発は1次リーグと2次リーグが3試合しかないので、おそらく3人になると思うが、右投手2人と左投手1人ということになるだろう。
右投手は松坂とダルビッシュor岩隈、左投手は杉内or成瀬or内海or和田。
規定投球回数に達していないが、松坂の今季の防御率はすごい。あのホーム球場であれだけの成績を残せるのだからね。ちなみに今季アウェイでは松坂は負け無し。

ここで前回のWBCの成績

打者成績 
 日本  
 .311(打率) 8(試合) 270(打数) 60(得点) 84(安打) 9(2塁打) 3 (3塁打)10(本塁打) 57(打点) 13(盗塁) 2(盗塁死) 32(四球) 39(三振) .478(長打率) .390 (出塁率)
 米国  
 .289 6 197 33 57 7 2 9 32 1 1 19 26 .482 .359 
 プエルトリコ  
 .286 6 203 32 58 9 0 8 31 7 3 24 34 .448 .365 
 キューバ  
 .283 8 279 44 79 12 1 8 41 3 4 24 51 .419 .357 
 カナダ  
 .279 3 104 20 29 10 4 2 17 2 2 23 24 .510 .419 
 チャイニーズタイペイ 
 .265 3 102 15 27 9 0 1 11 3 1 7 21 .382 .342 
 オランダ  
 .265 3 102 15 27 3 0 0 11 0 0 11 22 .294 .342 
 ドミニカ共和国  
 .262 7 233 36 61 8 0 9 28 6 4 33 33 .412 .364 
 南アフリカ  
 .253 3 87 12 22 3 1 0 11 0 2 7 34 .310 .330 
 韓国  
 .243 7 218 26 53 13 1 6 26 2 0 16 51 .394 .305 
 メキシコ  
 .233 6 189 23 44 11 1 5 21 2 0 15 36 .381 .292 
 イタリア  
 .200 3 95 13 19 8 2 2 13 0 0 11 24 .389 .290 
 ベネズエラ  
 .186 6 188 22 35 6 0 7 20 2 1 35 40 .330 .323 
 中国  
 .185 3 92 6 17 4 0 2 5 0 2 9 33 .293 .286 
 パナマ  
 .165 3 91 7 15 3 0 1 7 0 1 10 16 .231 .276 
 オーストラリア  
 .113 3 80 4 9 2 0 0 3 3 2 7 32 .138 .191 

投手成績
韓国 
 2.00(防御率) 7(試合) 0(完投) 1(無点勝) 6(勝利) 1(敗北) 4(セーブ) 63(投球回) 45(安打) 7(本塁打) 18(四球) 4(死球) 50(三振) 14(失点) 14 (自責点)
 プエルトリコ  
 2.08 6 0 0 4 2 1 52 33 3 22 5 28 17 12 
 日本  
 2.49 8 0 1 5 3 2 68 .2  52 7 11 8 62 21 19 
 ドミニカ共和国  
 2.57 7 0 0 5 2 3 63 56 3 23 4 53 26 18 
 メキシコ  
 2.77 6 0 0 3 3 1 52 41 4 17 3 37 16 16 
 ベネズエラ  
 3.06 6 0 3 3 3 1 53 39 6 20 0 55 20 18 
 米国  
 3.75 6 0 2 3 3 1 48 43 4 17 3 48 20 20 
 キューバ  
 4.13 8 0 0 5 3 4 72 66 7 41 6 51 43 33 
 イタリア  
 4.30 3 0 1 1 2 0 23 21 4 8 2 16 14 11 
 パナマ  
 5.19 3 0 0 0 3 0 26 33 2 13 5 17 20 15 
 オランダ  
 6.48 3 1 1 1 2 0 25 30 5 8 3 14 19 18 
 チャイニーズタイペイ 
 6.84 3 0 0 1 2 0 25 31 1 14 2 22 19 19 
 オーストラリア  
 6.85 3 0 0 0 3 0 23 .2  24 3 26 2 16 18 18 
 カナダ  
 7.33 3 0 0 2 1 2 27 32 3 13 3 18 23 22 
 中国  
 9.72 3 0 0 0 3 0 25 48 6 10 4 16 40 27 
 南アフリカ  
 13.50 3 0 0 0 3 0 22 42 5 22 2 13 38 33 

決勝で対戦したキューバと比べても日本は格段にいい。
この成績で負け試合があることの方が不思議だ。

最後にこの成績を日本代表の監督を決めるときに参考にして、まともな代表監督になることを望む。

勘違いをしている方もいるので、一応、書いておく。国際大会の試合方式への疑問は1年以上も前から、書いている。今回、負けたからといって書いたわけではない。
もし現在の1戦勝負が正しい方式ならば日本のプロ野球やアメリカのプレーオフも間違っているということだ。もしサッカーの天皇杯のような大会があれば、プロが必ずしも勝つことはないだろう。

posted by suportsreform |03:11 | コメント(3) | トラックバック(0)
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Re:第2回WBCに向けて

コメント投稿者ID :

どんな方式でも全部トーナメントの気持ちで臨まなければ、敗れてしまいます。
トーナメントはトーナメントしか見られない、負ければ終わりの白熱した戦いがあり、おもしろいと思う。
本当に強いチームはここぞの時に勝つ
強いのに大会方式で負けるのは悔しいが、だからこそ逆に見てて白熱する部分もあるんじゃないかと思う。

posted by ajisai | 2008-08-18 09:51

第2回WBCに向けて

コメント投稿者ID :

お邪魔します。

今度のWBCでは一次ラウンド、二次ラウンドでは試合方式が変更されます。

例えば、こんな感じです。

○日本ー●韓国 ○台湾ー●中国 …①

①の勝者同士が対戦

○日本ー●台湾 →日本勝ち抜け …②

①の敗者同士が対戦

○韓国ー●中国 …③

②の敗者と③の勝者が対戦

○韓国ー●台湾 →韓国勝ち抜け

となります。

この方式でベスト4まで決めていきます。したがって同一ラウンドで「2敗しなければ」先へ進めるということになります。そして同じチームと一次、二次ラウンド合わせて最大で4試合戦う可能性もあります。

WBCは、今回でまだ2回めです。サッカーのW杯でもその初期は大会方式がころころ変わりましたが、ご指摘の通り、WBCでも、少ない日数で長期のリーグ戦が不可能な以上、野球というミスの多いスポーツにおいて、本当の強さを反映させるためのやり方を、試行錯誤しているのだと思います。

まあアメリカが前回みたいに早期敗退しないようにするためのやり方なのかもしれませんが……。

posted by bunchousann | 2008-08-18 11:57

第2回WBCに向けて

コメント投稿者ID :

大変興味深く読ませて頂きました。

 来年、2006年に次いで2回目のwbcが開かれるということなんですが、やはりまだ二回目ということで、試合方式においても試行錯誤をしている段階なのでしょうね。

 確かに、前回のwbcでは、大会の試合方式、投手の球数制限、予選リーグの組み合わせなど不満や問題点も多数あり、今後の改善が多分に必要であるということが大多数の意見だったと思う。

 今年で五輪から野球が外され、wbcをどれだけ世界規模の国際大会に出来るかどうかに注目が置かれる。
 
 私が思うに、サッカーのワールドカップのような大会にwbcを是非しなくてはいけないと思う。それを実際に可能にするには、MAJORの協力体制が最も必要だ。もし、それが出来ればwbcを世界規模の大会に出来る可能性が高まる。

これから、私が考える最も最適な試合方式をこれから述べて見たいと思う。

・開催期間は四年に一回にする。
・出場国は十六カ国(例)(アジア3、中南米3、欧州3、アフリカ1、その他6)。
・球数制限は廃止
・延長戦無制限
・登録選手数25人

・予選リーグとして4つの組に四カ国づつ分け、四カ国総当たり戦6試合を行う(先攻、後攻入替え)。グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出する。

・決勝トーナメントは
準々決勝は2勝先取(①先―後)②(後―先)③(後―先)、
準決勝は3勝先取(①先―後)(②先―後)(③後―先)(④後―先)(⑤先―後)、
決勝は4勝先取(①先―後)(②先―後)(③後―先)(④後ー先)(⑤後―先)(⑥先―後)(⑦先―後)で行う。

・準々決勝の組み合わせは、
A組1位―B組2位、C組一位―D組2位、
A組2位―B組一位、C組2位―D組1位で行う。 

・組み合わせ抽選は、シード国4カ国をまず決める
(例)日本、アメリカ、キューバ、ドミニカ共和国)。

そして残りの12カ国はランダムで抽選し組み合わせを決めるという方式をとる。

例)A組、日本、プエルトリコ、オーストラリア、イタリア
  B組、キューバ、韓国、パナマ、フランス
  C組、ドミニカ共和国、エクアドル、カナダ、台湾
  D組、アメリカ、メキシコ、オランダ、ブラジル

 現在、私はこの方式が最も良いのではないかと考えているが、開催期間が約一ヶ月かかるということで、大リーグ機構や他の国々との連携が必要であり、実現するには難しいと思うが是非開催してもらいたいものです。

posted by KAZU | 2008-08-19 14:02

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