2010年03月05日

【2011ユニバへの道】(2)育成強化キャンプ~インタビューその2

2010年2月5日より、味の素ナショナルトレーニングセンター・なみはやドームにて男子育成強化キャンプが行われている。このキャンプは将来の日本代表候補選手になりうる選手のレベルアップを目的とし、2010年のリソウハク杯、そして2011年のユニバーシアードを見据えて取り組んでいる。これを「2011ユニバへの道」と題し、2009年末に関東大学バスケットボール連盟が主催したフレッシュマンキャンプと合わせて、レポートしていく。
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【FROM COACH】

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山本明コーチ このメンバーで“チーム”として何ができるかを見つけたい ―3次合宿は、JBA公認コーチのリフレッシュ研修会※も絡めて行われたそうですが、人に見られる中での取り組みはいかがでしたか? 「昨年の育成強化キャンプは、当時の日本代表ヘッドコーチだったホッブス氏からユニバーシアードチームの陸川コーチへというつながりがありました。そのユニバーシアードチームは、大会の順位としては19位でしたが、内容がよかったと評判で、5月の李相伯杯もいいゲームをしていました。そこで、日本の男子バスケはどんなことをして今どうなっているかというのを全国のコーチ陣に見せてはどうかと提案しました。戦術的に…というよりも、ハードワーク、目の色を変えてやっていますという本気の練習を見せたいと思い、実践できたと思います」 ※指導者育成委員会が主催。昨年のユニバーシアードチームのコーチを務めた陸川章コーチ(東海大)から資格取得者への報告とともに、育成キャンプメンバーがドリルを行った。 ―それを踏まえて4次合宿ではどんな内容に取り組むのですか? 「オフェンスで言うと基本プレーである2on2や3on3をゲームの中でどう表現するか。ボールサイドとヘルプサイドのつながりなども課題になります。それからトランジション。さらに、ゾーンアタックやゾーンディフェンスといった、より戦術的な要素が入ってくる段階になります」 ―キャンプも日程の半分以上を終えましたが、取り組みはコーチが要求するレベルまで来ていると言えますか? 「それは難しい質問です。そこまではっきりとはラインは見えていませんが、チームとしての進化・熟成状況は確実に1日1日上がってきています。ランニングにしても皆で声を掛け合う姿勢は1次合宿のときは全くありませんでしたが、2~4次と積み重ねるにしたがって、彼らの心の中に自分の所属校だけでなくこの世代を代表する、という意識が少しずつ現実感を帯びてきたかなと感じます。チームジャパンとかニッポンという言葉も恥ずかしくなくなってきたなと。一方バスケット的には、まだ4次合宿の途中なので、このメンバーでチームとしてどういうことができるかを模索中です。私自身も、彼らの特徴をつかまないといけません。こんなバスケットをしたい、するべきだというものはありますが、それがどのくらいのレベルでかは…まだ確認中ですね。4次キャンプの残りと5次キャンプでそれを見つけて、できる限り高めていくつもりです。ただ、チームのベースとなる頑張る姿勢、互いにコミュニケーションを取り合う意識は最初に言ったように良くなっています」 【FROM PLAYER】
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二ノ宮康平選手(慶應義塾大) ―3次キャンプまでを終えて見えた手ごたえ、課題を教えてください。 「世界を意識して練習している中で、フィジカルを特に重点的に指導して下さっていますが、自分にとってもそこが課題であり、少しずつ伸びていっている部分でもあると思います。もともと大学に入ったとき当たりですごく壁を感じて、やらなきゃという意識になって取り組んできましたが、今、いつも以上にさらにやらなきゃという意識になっていますね」 ―合宿も半分以上を終えて、雰囲気も最初とは変わってきていますか? 「はい、皆元気があって上手い選手ばかりなので、全体の雰囲気はすごくいいです。となると、チーム内と同じようにやっていてはもちろんダメなので、自分としてもしっかりアピールできるよう、周りを盛り上げることを考えて毎日取り組んでいます」 ―今キャンプのメンバー、というか二ノ宮選手の代(新4年)はガードポジションの選手が多くいますが、意識するところはやはりありますか? 「そうですね…実際この中での自分の立場はまだ微妙なところだと思います。いかにチームの一員としてマッチできるかが重要になってくるので、そこはメンバー同士のコミュニケーションをコート外でも多くとって、少しでも息を合わせられるようにしていっているところです。プレー面では、自分は小さい分トランジションの切り替えは誰にも負けないようにしたい。オールコートの練習は3次合宿まではなかったので、ここから頑張っていきます」 ―自分のチームの練習はもう始まっていますか?始まっているとしたら、キャンプとのギャップはありませんか? 「始まっていますがやりにくさはないです。内容は確かに全然違っていて、チームでは対人練習はまだ少なく、走る練習やファンダメンタルが中心ですが、それをこのキャンプで実践できています。ただ…あまりチームの練習に参加できていないのが心配で。チームでは主将になったので、行けるときはできるだけ皆とコミュニケーションをとれるようしっかり話しています」 ―キャンプ後半、そしてキャンプを踏まえての今シーズンのテーマを教えてください。 「チームに帰ったら主将としてチーム全体を見渡していいチームを作るということと、プレー面ではチームでもキャンプでも、自分の持ち味のトランジションを出しつつ、しっかり周りを動かして、時には自分も得点を取ってと、バランスよくやっていきたいです!」
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満原優樹選手(東海大) ―3次キャンプまでを終えて見えた手ごたえ、課題を教えてください。 「課題は、各チームから寄せ集めたメンバーでチームプレーに取り組むので、短期でどれだけ仕上げられるかだと思います。そのためには、プレー中も、普段の生活でも皆で一緒に食事をしたりして、もっとコミュニケーションをとっていくことが必要です。成果としては、最初は“練習の切り替えを早く”とか“1つ1つを全力でやる”ということを言われてもやりきれないメンバーもいましたが、皆慣れてきて、自分のやりたいことや持っているものを自ら表現できるようになったと思います」 ―このメンバーはビッグマンが少なく、かつインサイドメンバーは下級生が多いですが、自分がまとめなくてはという意識はありますか? 「ビッグマンが少ないと言うか…サイズとしては世界から見たらこの中で大きい人はいませんが、その中で、去年もユニバを経験している分頑張ろうという気持ちはあります。岩下さんもいますし、全力でやるだけです」 ―話にも出ましたが、昨年のユニバを経験したことは生きていますか? 「周りを見ながら、誰がどうしたいとかここはどうしたらいいかとかを考えながらプレーしているので、そこは落ち着いてできているのかなと思います。プレー中に声を出すことはもちろん、私生活からしっかりするとか、新4年生に合わせて引っ張っていくというのは考えています」 ―キャンプ後半、そしてキャンプを踏まえての今シーズンのテーマを教えてください。 「自分の良さは、声を出したり身体を張ったりというところなので、それを続けること。そして、学生選抜の方に選んで頂けたら、必ず自分より大きい相手とマッチアップすることになるので、もっと動きながらのプレーを増やしたりシュートの確率をあげるのはもちろん、ディフェンスを見て抜いたりさばいたりというところまでをできるようにならなければと思っています。ポジションとしてはインサイドですが、中も外もうまく両立させていければと思います」


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2010年03月05日

【2011ユニバへの道】(2)育成強化キャンプ~第4次合宿レポート

2010年2月5日より、味の素ナショナルトレーニングセンター・なみはやドームにて男子育成強化キャンプが行われている。このキャンプは将来の日本代表候補選手になりうる選手のレベルアップを目的とし、2010年のリソウハク杯、そして2011年のユニバーシアードを見据えて取り組んでいる。これを「2011ユニバへの道」と題し、2009年末に関東大学バスケットボール連盟が主催したフレッシュマンキャンプと合わせて、レポートしていく。
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合宿後半はチームとしてのスキルがテーマ 1次合宿のファンダメンタルに始まり、2次合宿ではオフェンス中心、3次合宿ではディフェンスをテーマに個人スキル、リバウンド、フルコートプレスのドリルに取り組んだ。そして迎えた4次合宿では、仕上げ段階のチームプレーのドリルに入った。 「選手も1、2、3次とだんだんチームとしてという意識が上がってきましたし、集中力も増しています」と山本明コーチが言うように、将来の日本代表候補としてどんなスキル・姿勢が必要か、逆に1人の選手としてこのメンバー内で果たすべき役割もだいぶ明確になっている雰囲気だった。


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posted by summership |08:45 | レポート | コメント(0) | トラックバック(0)
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