2009年11月28日
【2009インカレ】出場校紹介(1)鹿屋体育大(九州1)
九州第1代表の鹿屋体育大は、昨シーズン一気にその名を知らしめた。 福田将吾コーチのもと「プリンストン・オフェンス」というスペースを活用するスタイルを武器に、インカレでは関東1部(当時)の大東文化大を撃破。専修大に敗れベスト8には届かなかったが、続いて九州代表として出場したオールジャパンでは外国人選手を擁するJBL2のチームに見事な勝利を収めた。 充実の2008年シーズンでできたこと、できなかったことを踏まえて、勝負の今シーズン。鹿屋体育大の赤いチームフラッグの言葉は、昨年の“勝利への執念”からこう変わった。 “目指せ日本一”。 「オールジャパンでJBLチームを倒すという目標でやっています。負けないチームになることはすごく難しくて、そのために今様々なトレーニングをしていますが、まだまだ。本当にまだまだですが、皆で力を合わせて、今年は日本一を絶対に獲りたいと思っています」(福田将吾コーチ)
【FROM COACH】福田将吾コーチ 大接戦のリーグも対応力で全勝優勝 「リーグでは接戦続きになりましたが、それは九州の他のチームと切磋琢磨できているからと私は思います。その中で、チームの理念の1つに“常にチャレンジャーである”というのを掲げました。どんな相手でも、たとえ高校生でもチャレンジしていき、決して受身にならない。選手がそれを実践してくれたから、勝ちを引き寄せられたのかなと思います。 トレーニングもしっかり積んできました。学生トレーナーをメインに鍛えてきたので、だいぶ当たりが強くなりましたよ。#4上運天とかゴツゴツでしょう?(笑) それからメンタルトレーニング。心があってこそのパフォーマンスだと思っているので、そちらも取り入れています。その延長として、審判に対して敬意と感謝の気持ちを持つというのも心掛けてきました。審判がいないと試合はできないですし、言ったところで変わらないので、アピールはいいけれど文句は言わない。結果的にそれは自分たちのプラスになるよ、と。そこは去年から大きく変わったところです。 そして、試合の中で修正する力も選手達についてきました。リーグでも、タイムアウトをとってもよかったけれどとらなかったという場面がありました。もちろん余程のところはとりますが、そうでなければコート内で修正する力が必要になります。なぜなら、強いチームと当たったとき、1Qでタイムアウトを2つ取らざるを得ない状況になったら?もう後がありません。中で対応する力が必要だなというのは、今年の夏の遠征で思い知りました。選手達にも常日頃伝えてきたので、それがすごく出ているなと思います」 対ゾーンとベンチ層の薄さを克服! 「キャプテンで司令塔の#3新垣(4年)の負傷があったのですが、#8月野(3年)がその分リーダーシップを取ってくれたり、何より今年は控えメンバーがしっかり仕事をしてくれます。去年は40分を5人で戦うことが多かったですが、今年はチーム内で競わせることで底上げをしてきたので、8~9人で戦っていけます。今年のインカレは日程が詰まっていて最終日まで5連戦ですから、かなり大きいですね。 また、うちのプリンストンオフェンスに対して、九州の他のチームもゾーンをしてくるようになりました。去年のインカレ(専修大とのベスト8決め)、オールジャパン(青学大とのベスト16決め)はそれで負けたので、それが当たり前と思って今年は準備しています。ゾーンをブレイクして、マンツーマンをさらにブレイクする方法を。まだまだ精度をあげないといけないですが。 今年はもう、相手が関東だから萎縮してしまうというのはありません。むしろリベンジしたいというのは選手自身も思っていますし、私も同じです。といっても、どのチームも強いので、常にチャレンジャー精神でやっていこうと思います。また、今年で大学院を卒業するので自分にとって最後のインカレになります。なので、できることは本当に全てやりたいと思っています」【FROM PLAYER】#7中村大輔(3年・PF) リバウンドをしっかり取ってチームを鼓舞したい 「リーグでは、やっていても“なかなか差が開かないな”という感じでした。九州の相手だけに研究されてきたのもあると思います。それでも5人がしっかり自分の仕事をし通したので、最後の最後は勝てたのかなと思います。あと、ディフェンスもだんだんよくなってきているので、相手が点をほしいときに得点させなかったのも大きいです。 去年と今年を経験して、フィジカルの差を感じましたし、そこで負けたら話にならないので、4番の上運天を中心にトレーニングしています。リーグではそれがちょっと裏目に出て、言いたくはないんですがジャッジにアジャストしきれなかったですが、インカレではこれくらい必要になるのかなと思っています。 去年のインカレでは、マンツーマンに対してはできていた部分があった一方、ゾーンに苦しめられたのがあるので、相手がゾーンをしてきてもそれを壊すようなオフェンスを見せられたらと思います。個人的にはやっぱりフィジカルを鍛えてきたので、1on1で相手を破っていくプレー、あとリバウンドをしっかりやりたいです。自分(188cm)より身長の高い相手ばかりになりますが、特にディフェンスリバウンドをしっかり取って、チームを鼓舞していけたらいいですね。 (去年よりいい成績を出せそうか?)出します!」【TEAM】 鮮やかな「プリンストンオフェンス」に注目が集まるが、#7中村の言うとおりディフェンスとリバウンドがキー。 メンバーは、#3新垣、#5八木、#7中村、#8月野と昨年のスタメンが4人残る。加えて今年7月の学生選抜・九州代表にも選ばれた#10菅澤、コート上で心憎い落ち着きを見せる#18小川、気持ちのいいドライブを見せる#16笠原なども成長した。 福田コーチが「リベンジ」と言い、朗らかな中村も昨年のインカレで「前半は勝っていたのに、悔しい」と置いてきたものがある。 各地域の王者同士がぶつかってこそインカレ。まずはベスト8の壁を越えたい。その先に目標の“日本一”がある。 写真上:ディフェンス時に声を掛け合うメンバー。特に#18小川はここぞという時に声掛け。 写真下:#16笠原のドライブ。上背もある2年生がアウトサイドのアクセントに。
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posted by summership |19:00 |
インタビュー |
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【2009インカレ】出場校紹介(1)鹿屋体育大(九州1)
コメント投稿者ID :
船長・summerの記事を読んで気になっていたチーム。今日の試合で法政大学を破り見事ベスト8。見ごたえがありました。どこまで勝ち進むか楽しみですね。
posted by fukute | 2009-12-03 23:21
【2009インカレ】出場校紹介(1)鹿屋体育大(九州1)
コメント投稿者ID :
fukuteさん
コメントありがとうございます。
本当にあの試合はすごかったです。(準々決勝は残念でしたが…)
あんな試合が増えていけば、大学全体のレベルも上がっていくに違いないと思いました。関東ものんびりしてはいられなくなるはずです。
また楽しみにしております!
posted by summer | 2009-12-06 01:34
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