2010年02月10日

【2011ユニバへの道】(2)育成強化キャンプ~インタビューその1

2010年2月5日より、味の素ナショナルトレーニングセンター・なみはやドームにて男子育成強化キャンプが行われている。このキャンプは将来の日本代表候補選手になりうる選手のレベルアップを目的とし、2010年のリソウハク杯、そして2011年のユニバーシアードを見据えて取り組んでいる。これを「2011ユニバへの道」と題し、2009年末に関東大学バスケットボール連盟が主催したフレッシュマンキャンプと合わせて、レポートしていく。
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【FROM COACH】

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山本明コーチ 世界で戦うにはまだまだだがこれが現状。 様々なことを感じて、継続してほしい ―今年度も育成キャンプが始まりました。第1~5次合宿通してのコンセプトを教えてください。 「キャンプでは目的(=将来の日本代表候補になりうる選手のレベルアップ)を意識して、日本代表になるための個の強化を徹底的に行うつもりです。そのためにまず、国内ではなく世界やアジアで戦うんだという意識、“チームジャパン”という意識をスタッフも選手も持って取り組むことが必要です。2つ目はプレイハード、全力を尽くすこと。そして3つ目にコミュニケーションをしっかり取るということを心掛けていきます。いい成長を促すためにはいい練習・いいトレーニングが必要で、いい練習をやるにはいいコミュニケーションが必要なんです」 ―次にメンバー選考ですが、大学生も関東だけでなかったり、高校生でもウインターカップに出場していないものの身体能力の高い藤高宗一郎選手(大商大高)が選ばれるなど、多彩なメンバーというイメージです。 「そうですね。多くのプレイヤーにチャンスを与えるという意味で、インカレなどを踏まえて今回はちょっと広めに選考しています。もちろんフォワード以上の選手はサイズにもこだわりましたが。特にポイントガードは、9名と非常に多く選びました。4~5名だと“最終的に残るのはこいつだろう”となんとなく決まってしまうんです。それが1番ダメなので、競争心をあおりたいと思いました。また、個人的には、昔の桜井(良太、日本代表。愛知学泉大出身)のような選手は絶対どこかに隠れていると思っているので、それを発掘する場にしました。関東フレッシュマンキャンプで光った選手が入っているのはそのためです。もちろん各地区の学連ともコミュニケーションし、基準に合う選手がいるか訊きました。九州から名前は挙がったもののうまく呼べなかった選手もいます。発掘という意味ではここは最後のチャンスかもしれないので、40名と強化合宿としては多めになりました」
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(写真はフレッシュマンキャンプからステップアップした日体大の熊谷。193cmながら軽やかなダンクを連発) ―そういう意味では、こういう場に慣れている選手も慣れていない選手も混在する中で始まった第1次キャンプの感触はいかがですか。 「まだまだです!オフの間にこの合宿に向けてどのくらいの準備をしてきたか、全員が意識高くできていたかというと、できていない人もいる。でもこれが今の強化の現状です。それを認識できたので、ここから上げていくしかないですね」 ―ここから上げていけば、りそうはく杯、ユニバにもつながっていきますか? 「もちろんです。むしろつながっていないとおかしい。頑張った選手はりそうはく、ユニバに選ばれていくので、意識を高く頑張ってほしいです」 ―最後に、これからキャンプ終了までに、メンバーに求めていきたいことを教えてください。 「1つは、トレーナーが要求するフィジカルレベルをクリアできるように、帰ってからも取り組んでほしいです。同様に、専門家が与える栄養の知識や、このナショナルトレーニングセンターという施設で感じられる他競技のトップアスリートの取り組みなどを吸収して、バスケット界の意識を変えることにつなげてほしいなと思います。そして技術的には、今日のメニューだけでもパッシングの力が弱過ぎますし、満足できるハンドリングレベルを持っているのはポイントガードだけだと感じます。シューティングもまだまだですし、足りないところはたくさんあります。ここで習ったからといってすぐにできるわけではないので、それを感じて、継続して練習することも必要です。それからもちろん意識の部分でも、考え方からどこまで頑張らないといけないかまで、日の丸をつけるという基準、意識を身につけてほしいと思います」 【FROM PLAYER】
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平尾充庸選手(天理大) ―インカレのとき“入りたい”と言っていた学生代表につながる合宿に呼ばれましたね。 「そうなんですよ!実家に帰っていたら、大学のコーチから電話が掛かってきて“選ばれたから”と。ありがとうございます!という感じでした(笑)。短い期間ですけど、色々な選手がいるので、いい面は盗んでモノにしたいですね」 ―チームメートの反応はどうでしたか? 「皆、頑張れとかこうしたらいいんじゃないかとか色々言ってくれたので、皆の分も頑張りたいです。し、もし次のセレクションに入れなくても、ここで練習したことを帰ったときに教えられるようにしたい。選んでもらえて嬉しい反面、責任を強く感じました」 ―合宿ではどんなところでアピールしていきますか。 「フィジカルにしても体力にしてもやっぱり他のメンバーより劣ると思うので、練習を盛り上げたり、自分のできることをしっかりやって貢献したいです!」
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長谷川智也選手(法政大) ―法政大からの選出はなかなかないですし、長谷川選手自身もこういった場は初めてですよね。 「はい、実は緊張して昨日はあまり眠れなかったです」 ―いざ始まってみると…? 「緊張する暇はなかったですね(笑)。とりあえず頑張るしかないと思ってやりました。やっぱり負けたくないって気持ちもありますが、周りは皆すごいメンバーなので、ついていくだけです」 ―合宿ではどんなところでアピールしていきますか。 「まずはシュート。あとはオフが長かったので、1から身体を鍛え直して臨みます」
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田中大貴選手(長崎西) ―1次合宿の感想を教えてください。 「やっぱり走るところがきついです…(高校生組で固まった隣で、永吉選手も「しんどいしかない…」とポツリ)。引退から少し時間があいてしまったので、まだ思うようにできない部分がありますね」 ―合宿ではどんなところでアピールしていきますか。 「高校生らしく、今はとにかく元気にやるしかないので、声を出して盛り上げていきたいです」


posted by summership |22:00 | レポート | コメント(0) | トラックバック(0)
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