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暗黒時代に終わりを告げた

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 日本シリーズ進出を決めて歓喜に湧くベイスターズの選手たちをテレビ越しに眺めながら、あの輪の中に高崎選手や山崎憲晴選手や下園選手や大原選手の姿がない事に、少し寂しい思いが入り混じりました。
 タラレバを言っても仕方がないのだけれども、あと2年年早くこの瞬間を迎えることが出来ていたならば、きっとこの4人もあの輪の中に入ってくしゃくしゃの笑顔を見せてくれていたに違いないだろうと思いましたし、無念だと思いました。
 暗黒時代は終わりました。
 暗黒時代の最中は、果たしてこの暗黒時代はどのような結末を迎えるのか、想像することさえ出来ませんでした。
 毎年開幕する時期を迎える度に「今年こそは」の思いを持っていたものの、では一体どうやってこの暗黒時代に終わりを告げるのか。どういうシーンが描かれるのか。それが全く思い浮かびませんでした。
 ただなんとなく思っていたのは、高崎選手や山崎憲晴選手や下園選手や大原選手といった面々の苦労がついに報われて、みんなが笑顔で大団円を迎えるというイメージは持っていました。
 ですから、愛するベイスターズがついに日本シリーズ進出を決めたという喜びはもちろんあるものの、ただ、あの頃思い描いていたものとは違う現実に直面して、「厳しいプロの世界」と簡単に結論付けられるような単純ではない、喜びも悲しみも、実に様々に入り混じった、うまく言葉に言い表しにくい感情が、僕の心を包み込んでいるわけです。

                ■
 日本シリーズで対戦するのは工藤監督率いるソフトバンクホークスです。改めて言うまでもなく、工藤監督は元ベイスターズ選手でもあります。
 その工藤公康さんがFAの人的補償でベイスターズに移籍してきた時のことは、今でも克明に記憶しています。たまたまスーパー銭湯のテレビをぼんやり眺めていたら、巨人の工藤公康選手がFAの人的補償でベイスターズに移籍するというニュースが流れてきたわけです。
 とにかくセンセーショナルな出来事でした。
 工藤公康選手の稼働1年目となった2007年は、大矢監督が再登板で就任した1年目と重なり、工藤さんと時期同じくしてトレードで巨人からやってきた仁志敏久選手や、やはりトレードでソフトバンクからやってきた寺原選手といった新しい顔ぶれがレギュラーを占めるような形で開幕をスタートし、前年最下位だったベイスターズを躍進させてくれました。
 2007年はセリーグにクライマックスシリーズが導入された最初の年となったわけですが、この年のベイスターズはベテランも若手も一致団結をして上位争いを繰り広げたものの、最後は3位阪神に一歩及ばずにクライマックスシリーズ進出を逃してしまいました。  ベテラン勢では工藤さんや三浦さんがいて、若手では34本塁打を放った吉村選手や移籍1年目の寺原選手や、それにまだブレイク前の控え選手だった内川選手もいました。この人達がクライマックスシリーズ争いの原動力となって、僕達ベイスターズファンに夢と感動を与えてくれました。
 この時の僕は、今こそ暗黒時代に終わりを告げる時であり、翌シーズンはクライマックスシリーズ進出も手の届く範囲にあるものだと信じて疑わなかったのですが、その後どうなったかは、皆様もよくご存知の通りとなります。
 あの2007年のクライマックスシリーズ進出を目指して悪戦苦闘していたベイスターズの中心メンバーだった工藤さんや内川選手や吉村選手や寺原選手と、こうして日本シリーズで相まみえることになろうとは、不思議な縁のようなものを感じずにはいられません。

                  ■
 今日一日ずっとテレビの前でこの記念すべき、歴史的な試合を見守り続けてきまして、ですからこの感動は骨の髄まで染み渡っている筈なのですが、今のところ僕は割りと冷静で、いや、冷静というかいまいち現実に起きている出来事のように実感しきれていないのですけれども、ドラフト会議を挟んで、今週の土曜日から早くも日本シリーズが開幕するという事で、そこに向けて徐々に感情が仕上がっていくんだろうなと、予想したりしています。
 とにかく、日本シリーズ進出を掴み取ったベイスターズの全メンバーにお礼の気持ちと、さらなる奮闘をお祈りしつつ、この幸せな時間を噛み締めたいと思います。

以上

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この記事へのコメントコメント一覧

暗黒時代に終わりを告げた


 コメントありがとうございます!

 様々な解釈があって良いと思いますので「暗黒時代は終わったが統一見解だ!」みたいな決めつけはしません。

 ただ、我々が味わってきた暗黒時代というのは、順位が最下位なのは当然で、5位なら上出来という感想だったり、シーズン5勝でチームの最多勝ピッチャーになれたり、出ていった選手が捨てぜりふを吐いていくのが当たり前だったり、涙なくしては語れない状況だったと思うんですね。

 それを思えば、二桁勝利のピッチャーが2人もいて、CSに2年連続で出られたりするような状況というのは、もはや暗黒時代とは呼べないというのが僕の受け止めです。

 プロ野球の競技レベルは時代によって浮き沈みがありますし、リーグによっても違いますので、なんとも言えません。


>セリーグの信頼のあると思われる先発を挙げると以下の通り。
>広島:薮田、野村
>阪神:メッセンジャー、松田
>横浜:10勝した投手はいるけど、誰もパッとしない
>巨人:菅野、田口、マイコラス
>中日:?
>ヤクルト:小川

 重箱の隅をつつくようで心苦しいのですが、カープの薮田選手は先発に転向したばかりですし、阪神の松田選手はちょっと苦しいと思いますし、巨人の田口選手もローテに定着したのは今年が初めてで、ヤクルトの小川選手は今年は不振で一時期リリーフに回されたりもしていましたし、こういう状況の中で言えばベイスターズの今永選手くらいは信頼有る先発グループに入れてあげても良いんじゃないかと思います。

 先発ピッチャーでみんな苦労してるから、では今のベイスターズはたまたま低レベルのリーグに助けられてて、だから暗黒時代のままなんだっていうのは、僕はちょっと承服しかねますね。


暗黒時代に終わりを告げた

コメント失礼します。
ベイスターズファンですが、冷静に見ると暗黒時代を抜けたとはいえるかどうか疑問です。
一時的に相対的に上がったように見えるだけではないでしょうか?
昔に比べると球界全体で150km/h投げれる投手は増えてるけど、絶対的にはどのチームも???

セリーグの信頼のあると思われる先発を挙げると以下の通り。

広島:薮田、野村
阪神:メッセンジャー、松田
横浜:10勝した投手はいるけど、誰もパッとしない
巨人:菅野、田口、マイコラス
中日:?
ヤクルト:小川

⇒どこも足りてない。そして、中継ぎは大変。
 戦う条件は同じですが、狭いハマスタを利用してホームランで打ち勝つ。
 ハマスタのベースボールパーク化にしても座席だけで、天然芝にできなければ、ホームランを減らさないために外野フェンスを下げて広げられない。フェンスの高さがあるは言い訳。

今後ですが、ロペス、宮崎、梶谷、倉本、戸柱の衰えるスピードと桑原、柴田、乙坂、細川といった若手の成長スピードのバランスがとれるかではないですか?
どこのチームもそうですが、ヤクルトのように次のシーズンは???

暗黒時代に終わりを告げた


 コメントありがとうございます!

 だいたいクライマックスシリーズに出場した高卒ルーキーの野手が山田哲人選手しか前例が無くて、しかもまだ誰もヒットも打点も上げていないという中で、それを代打の一打席でしっかりクリアしてしまうんですからね、それはもう凄まじいものがありますよ。

 確かファーストステージの阪神戦でも代打で出てきて淡々とフォアボールを選んでましたよね。あの落ち着きぶりを見ると、これはとんでもない大物が現れたものだと、改めて深く感心したものです。

 ファームで見てた時も素質の高さは感じてましたけど、まさか上の舞台でいきなりここまでのものをみせてくれるとは。外国人選手ではたまに2軍より1軍のほうが活躍するタイプもいますけど、そういう感じですね。


 しかし、11月になってもベイスターズの試合が見られるなんて。10年前のベイスターズファンに聞かせてあげたいですね。

 僕の身の回りに、あまりの弱さに愛想を尽かして他球団のファンに改宗した人もいるんですけど、また何食わぬ顔で戻ってたりするんですよね。なんかこう、こういうの爽快ですよね。

暗黒時代に終わりを告げた

以前書かれたブログ主さんの細川起用に関する懸念はもっともな事でしたし、実際細川が一昨日の段階で4回代打で起用されて結果は出ていませんでした。
ですが昨日の試合で初安打初打点を挙げたときのコメントは「チャンスだったので、初球から甘い球がきたらフルスイングしようと決めていました。」、細川がこれまで貫いてきたフルスイングは高卒1年目で大舞台での代打起用を経ても変わる事がなかったという事でしょう。
本当に楽しみな選手が出てきてくれましたね。

…以前のベイスターズファンはペナント最下位シーズン終了後にこんな話をしていたわけですが、今年は日本シリーズ進出。名実ともに新しい時代に入りました。

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川崎市中原区出身、横浜市保土ケ谷区在住の木塚、横山道哉世代

職業は超零細企業の経営者。分野は野球とは一切関係ないが、その分野でTVチャンピオンの本戦に出場した経験を持つ。

うさぎを1羽飼っていて毎日朝晩モフモフしている。

プロ野球ファン歴は約30年で、前半17年が西武ファンで後半13年が横浜ファンに。

かつて推した選手は秋山幸二(西武)多村仁(横浜)吉見祐治(横浜)北川利之(横浜)。推した選手が次々にトレード放出の憂き目にあうため最近は推し選手の公表を控えている。



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