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日本球界はアメリカ留学を復活させるべきだ

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 50歳まで現役を続けられた事でも知られる元中日の山本昌さんは、まだプロ入りして間もない若い頃に球団主導でアメリカ留学をし、そこでプロで通用するための様々な技術を身につけたと言われています。
 また、山本昌さんがアメリカ留学するのと前後して、西武ライオンズの秋山幸二さんやデーブ大久保さんも球団主導でアメリカ留学をして、様々なことを学んできたと言われています。
 1980年代後半の、いわゆるバブル景気の時代の出来事です。この頃は景気が良かったのもあってか、春のキャンプをアメリカやオーストラリアで行う球団が非常に多く、その関係でMLBにコネクションが出来て選手の留学に繋がりやすかったのだろうと推測されます。
 それ以降は皆さんもよくご存知のようにバブル景気が弾けて、日本球界も大なり小なりそのしわ寄せを被り、春のキャンプを海外から日本国内に戻すようになり、そして選手に海外留学をさせる球団も無くなってしまいました。
                  ■
 こういう塩梅にバブルが崩壊して以降、選手の育成にかけるコストを渋る傾向が長年続いてきたわけですが、この流れが最近ようやく落ち着き、やはりある程度の投資をするべきだと考える球団が現れ始めました。
 例えば巨人がプエルトリコのウインターリーグに若手選手を派遣したり、ソフトバンクや巨人が三軍制を敷いたり、日本ハムが春のキャンプを海外で行うようになったり、オリックスが室内練習場を整えて24時間いつでも練習出来るようにするなど、セリーグパリーグ問わず、育成にお金をかけるムードが盛り上がっております。
 そして、こういう時期だからこそ僕が提唱したいのが、かつてのように選手にアメリカ留学をさせるべきだ、という事です。
                  ■
 今年の夏に問題を起こしてオリックスを退団する事になった奥浪選手などは、特にアメリカ留学をさせたかった選手の代表的な存在です。
 バッターとしての素質は一線級のものがあって、高卒一年目からフレッシュオールスターで活躍してお立ち台に上がり、3年目の昨年は一軍でも結果を残しつつあった矢先の出来事でしたから、問題を起こして退団すると聞いた時には、とにかく残念でなりませんでした。  問題の内容を考えれば、本人の精神的に至らない所が少なからずあったのは事実でしょう。だからこそ、言葉もよくわからない厳しい環境に送り込んで、野球の技術に留まらない様々な物事をアメリカ留学で身につけて、一皮むけて帰国することが出来たのではないだろうかと、実は僕は退団するよりも前の、問題を起こして謹慎処分を受けたというニュースを聞いた時に考えていたのでした。
 それというのも、先述した山本昌さんが若い頃に技術的にも精神的にも未熟だったものの、アメリカ留学を通じてメキメキ成長したという話が僕の念頭にあったから、でした。
 いくらプロだからと言っても、所詮は高校を出て1年や3年の若者の考えることですから、甘い部分や間違った部分も少なからずあると思います。ですから、アメリカの厳しい環境に送り込むことによって、これまでの恵まれた環境では得られなかった学びを得て、一皮むけてくる事が必要なのではないでしょうか。

                  ■
 狭い世界に閉じこもって、狭い世界の了見の中だけで生きていく事には何の意味もありませんし、百害あって一利なしです。様々な知見に触れて、その中から自分にあったものを選んで学んでいく事が、人間を成長させる上で重要です。
 それはプロ野球選手とて同じであろうと思います。

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この記事へのコメントコメント一覧

日本球界はアメリカ留学を復活させるべきだ


 コメントありがとうございます!

>時間にゆとりのあるオフシーズンにウィンターリーグにもってくのは意味あると思うけど、
>シーズン中にアメリカにもっていくのって意味はあるのかな?

 なぜウインターリーグに連れて行くのは意味があって、シーズン中だと意味が無いと思うのですか?その違いが、僕には理解できません。

 その違いを僕なりに解釈すると、「日本でやればいいじゃん」という風になるのですが。でもそれというのは、日本の野球もアメリカの野球も同じことで、考え方も教え方も環境も同じみたいな、ものすごく大雑把な話ではないでしょうか。


>現状では、よほどどうしようもなく使えない選手じゃないとそんなことをする余裕はないのかもね。
>そんな選手だったら育成契約で十分かもね。
 
 支配下登録の選手が全てその年に一軍の戦力として計算に入っているとお考えですか?

 
 なんかこう、駅前留学するのも米国留学するのも同じ、みたいなすごいお考えだなぁと思いますけれども。

日本球界はアメリカ留学を復活させるべきだ

時間にゆとりのあるオフシーズンにウィンターリーグにもってくのは意味あると思うけど、
シーズン中にアメリカにもっていくのって意味はあるのかな?

現状では、よほどどうしようもなく使えない選手じゃないとそんなことをする余裕はないのかもね。
そんな選手だったら育成契約で十分かもね。

反面、コーチには大学・院や海外に積極的に送り込んで、
各種のトレーニング理論を吸収してこいってのはわかるよ。
それを日本で下でくすぶってる人に伝授していけばいいんだしね。

日本球界はアメリカ留学を復活させるべきだ


 コメントありがとうございます!

>海外挑戦から上手くいかず帰ってきた例は多々
>文化の違いにストレスを受け崩壊

 他スポーツの事例などで失敗例がある程度わかっているのですから、それらを見ながら対策を打てば良いのだと思いますよ。例えば、最初は1週間、次は1ヶ月、その次は1年と段階を経ても良いですしね。昔と違って通信手段が充実していますから、毎日スカイプで顔色を見て確かめれば良いと思いますよ。

 お金がかかるのはもちろんわかっているのでそう書いているのですが、数千万とか億の金をつぎ込んで獲得した若い選手を数年単位でポイポイし続ける非効率なサイクルを若干緩められさえすれば、充分元は取れると思いますよ。

「日本球界はアメリカ留学を復活させるべきだ」へのコメント

部分的には賛同です

サッカーはヨーロッパや南米
野球やバスケはアメリカがいわゆる世界の最高峰ですし、本場の歴史や文化、その社会性などを得る機会でもあります

が、残念ながら絶対的なものではないんですよね
海外挑戦から上手くいかず帰ってきた例は多々
文化の違いにストレスを受け崩壊

24時間テレビのように結果として上手く行ったものだけはメディアが取り上げますが、失敗した人たちが定期的に取り上げられることはありません

当然ですが1人留学させるだけでもなかなかのお金がかかります
例に挙げられている成功者たちは偉大ですが、逆に言うならその成功者になるためのメンタルを持ち合わせていたからこその技術面の向上とも言えます

ただやはりもう少しメジャーリーグとの関係を厚いものとし、交流や提携
情報やノウハウの探り合いなど
直に触れてわかることは膨大です

話し合いで解決するならいまごろ国連は神のような存在ですが、そうはなっていない
日本側から歩み寄りつつリターンを得る交渉ができる人を確保するところからでは無いですかね


ただでさえ日本人は交渉ごとや利を得るための提案が下手ですからね
英語ができない国民性というもの含めてですが

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川崎市中原区出身、横浜市保土ケ谷区在住の木塚、横山道哉世代

職業は超零細企業の経営者。分野は野球とは一切関係ないが、その分野でTVチャンピオンの本戦に出場した経験を持つ。

うさぎを1羽飼っていて毎日朝晩モフモフしている。

プロ野球ファン歴は約30年で、前半17年が西武ファンで後半13年が横浜ファンに。

かつて推した選手は秋山幸二(西武)多村仁(横浜)吉見祐治(横浜)北川利之(横浜)。推した選手が次々にトレード放出の憂き目にあうため最近は推し選手の公表を控えている。



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