ベイスターズを二軍中心に見守るブログ

2017年4月9日 埼玉西武vs横浜DeNA (横須賀) の感想

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 今年のイースタン・リーグ公式戦が開幕してから21日、ついに球場で観戦できる日がやってまいりました。

 昨日は降雨で中止、今日も雨が降っておりましたので「たぶん中止だろう」とタカをくくって家でダラダラしていたのですが、どうやら試合をやるらしいとの事で、慌てて駆けつけました。ファームプラスに加入していなかったので、今日はひとまず一般券を購入しての入場です。


 僕の安いスマホで撮ったスコアボード写真で本日のスターティングオーダーをお知らせします。
 ベイスターズの先発は三嶋選手、西武の先発は十亀選手です。どちらも、本来ならとっくに1軍の先発ローテに入っていてもらわなければならない立場だと思いますが、雨が降りしきる中、吐く息が白くなる横須賀スタジアムで登板です。
 まずはベイスターズ先発の三嶋選手についてですが、5回を投げて被安打が5本くらいで2失点の、恐らく敗戦投手になりました。  打たれたヒットの本数はそこまで多くはありませんが、下位打線で比較的パワー不足気味な選手にも軽々と外野フェンス手前まで運ばれたり、こすったような打球があわやホームランかという所まで飛んだりと、いわゆる「飛ぶピッチャー」という風に感じました。  球速はあまり注意していませんでしたが、速い球でも140キロを少し上回る程度で、いつにも増して控えめな球速でした。制球を重視するために球速へのこだわりを捨て始めてから2年くらい経ったと思いますが、その割には低めに集められているわけでもなく、ただの凡庸なピッチャーになってしまったと残念に感じています。
 去年はシーズン終盤戦で結果を残し始めていたのに、またしてもシーズンオフの過ごし方を誤ってしまったという事でしょうか。これからまたシーズン終盤戦に向けて調子を上げていくしかありませんが、もう少し早く、本来の調子に合わせられるようになっていただきたいものです。

 一方の西武十亀選手は6回を投げて被安打5くらいで1失点、恐らく勝ち投手となりました。
 被安打数は三嶋選手とさほど変わりませんが、内容はホームランを1本浴びた以外はおおむね散発で危なげない内容だったように思いました。  雨でぬかるんだマウンドは投げにくかったと思いますが、それでも球速は140キロ台中盤が出ていて、130キロ台のスライダーをホームベースの右へ左へ自由自在に投げ込んでおり、なぜファームで投げているのか理由がサッパリわかりませんでした。  今季の西武の先発投手陣はずいぶん順調なようで、だから十亀選手の入る隙がなくてファームで投げているのかもしれませんが、こういう選手が2軍にいるという事は、今年の西武は強いかもしれないなぁと感心致しました。

 次にベイスターズの野手陣についてですが、全般的に褒めたい事柄は非常に少ないです。
 スタメンサードで出場したエリアン選手が心身ともに順調なようで、打ってはライトポール際に弾丸ライナーで飛び込むホームラン。守っては三塁前のボテボテの内野ゴロをダッシュよく掴んで一塁に矢のような送球で仕留めるなど、入団2年目の進化を感じさせられました。  外国人選手枠の都合がありますのでなんとも言えませんが、本人はニコニコと非常に機嫌が良さそうに見えますし、体の具合も良さそうですので、1軍に、特にレギュラー争いの途上にあるセカンドなどで必要な人材と言えるのではないでしょうか。

 今日は途中出場組に守備のミスが目立ちました。
 記録がついたエラーは2つで、途中からキャッチャーの西森選手がイージーなキャッチャーファールフライを落球した場面と、途中からファーストの山本武白志選手がファーストゴロを捕球し損ねてファールグラウンドに弾き飛ばしてしまった場面でした。  記録がつかなかった所では、こちらも途中からセカンドの百瀬選手が充分守備範囲内のやや強いゴロを捕球し損ねてライト前ヒットとし、やはり途中からレフトの白根選手がハーフライナーの目測を誤ってレフト前ヒットとし、西森選手はバント処理で三塁悪送球をしてしまいました。  今年のベイスターズファームは例年にも増して一軍実績のある選手がスタメンに居並ぶ状況が続いておりまして、本来ならたくさん試合に出て実力を高めたい若手が割を食う現実があります。だからこそこの数少ないチャンスでしっかりアピールしておきたい筈ですが、今日はマイナス点ばかりが目立ちました。
 今日のミスはいずれも、そう難しい場面では無かったと思います。エラーは実力の無さの現れですから、ミスをした各選手がしっかりと現実に向き合ってもらいたいと思います。

 西武の野手陣で目についたのは、僕がこのブログで時折触れている駒月選手です。以前はもう少し細い体つきをしていたような記憶がありますが、今年は非常にごっつい、いかにもパワーのありそうな体格にグレードアップしておりました。  打つ方では6回にリリーフで登場した平良選手から、レフトに打った瞬間それとわかる豪快なホームランを放ちました。打球の上がる角度が少し高めで、今日はあいにくの天候でボールの見えにくくなる空模様でしたので一瞬打球を見失ってしまったのですが、レフトを守る白根選手はほとんど身動きせずに打球を見送っていました。そしてレフト奥にある木々が揺れるのがわかりました。  西武は和製大砲を次々ブレイクさせていきますけれども、今年の駒月選手は本当に楽しみだと思います。1軍と2軍ではピッチャーのコントロールや変化球が段違いなので1軍に上がってすぐにバリバリ打ちまくれるとは言いませんが、なるべく早く1軍に上げて1軍ピッチャーの水準を味わってきてもらいたい、そういう1人です。

 今日の西武の4番は愛斗選手でした。見慣れない名前なのでルーキーかしらと選手名鑑を見ると、去年の登録名は大瀧という名前だった選手でした。  こちらは高卒2年目で昨年の記憶はあまり残っていませんが、高卒2年目で4番を任されるだけあって、ごっつい身体をしています。昨年1年ファームで5本塁打したそうで、またしても有望な和製大砲候補といった所です。  ですが、大変残念な事に、レフト前ヒットを打って出塁した際に1塁ベースで足を滑らせて転倒し、その際にかなりの怪我を負ってしまったようで、コーチに背負われて退場してしまいました。バックネット裏からでも苦痛に歪む顔が見えましたので、今後が気になる所です。
 雨が降ってるのに無理に試合をやると、こういうトラブルが起きてしまうのが本当によろしくありません。怪我の程度が軽くて済むのを願いましょう。

 次にリリーフについて。
 ベイスターズは6回から平良選手がマウンドに上がり9回までの4イニングを投げました。その最初のイニングでヒットとホームランで2失点し、さらに試合終盤にも味方の守備のミスが連発して合計で5失点。被安打も7となりました。  球速は僕が見た範囲で最速が140キロと、去年までと比べると引き続き物足らない数字です。最近のベイスターズはどのピッチャーにも球速より球の回転だとかコントロールを重視するように指導している向きがありますが、平良選手については、今の所それがハマっているとは言い難く、強い打球をポンポン飛ばされている状況です。  本拠地球場が狭い横浜スタジアムですからあんまり球速が無いようだとどんどんフェンスの向こうへ飛ばされてしまう心配もあるわけでして、なので選手の個性をあんまりいじらずにのびのびとやらせてあげて欲しいものだなと、そう思いました。

 西武は7回誠選手、8回藤原選手、そして9回は岩尾選手です。この3人とも、だいぶおなじみのメンバーとなってきました。  あんまり事細かには覚えられませんでしたが、誠選手は相変わらず球が速いなぁと感心しました。1イニングで2与四球は褒められたものではありませんが、ぐちゃぐちゃにぬかるんで投げにくいマウンドでしたし、それでいて150キロ近い球を投げられるのですから、そこを好意的に受け止めたいです。

                  ■
 というわけで1軍級の選手をいっぱい並べたベイスターズが大差で敗れました。点差を広げられたのは大方の選手が入れ替わった試合終盤でしたが、スタメンで出ていた1軍級の野手がエリアン選手を除いてさっぱり打てていなかったのも紛れもない事実でありまして、まだまだ道半ばだなぁと思いました。
 来週末は平塚球場で2連戦、その次の週は鎌ヶ谷で2連戦ですから、ようやくコンスタントに球場に通える、良い季節になってまいりました。  ベイスターズファームチームは正直パッとしませんが、厳しい目線で見守っていきたいと思います。

埼玉西武7-2横浜DeNA

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2017年4月9日 埼玉西武vs横浜DeNA (横須賀) の感想


 コメントありがとうございます!

 ファームの試合はなかなか機会がないとは思いますが、ぜひ一生に一度くらいは体験していただきたいものですよ。1軍の試合とは距離感が違い、より一層入り込めます。

 これからも宜しくお願い致します。

「2017年4月9日 埼玉西武vs横浜DeNA (横須賀) の感想」へのコメント

昨シーズンより楽しく拝見しております。ファームの試合を観戦する機会のない小生としては、貴重な情報源です。今シーズンもよろしくお願いします。

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川崎市中原区出身、横浜市保土ケ谷区在住の木塚、横山道哉世代

職業は超零細企業の経営者。分野は野球とは一切関係ないが、その分野でTVチャンピオンの本戦に出場した経験を持つ。

うさぎを1羽飼っていて毎日朝晩モフモフしている。

プロ野球ファン歴は約30年で、前半17年が西武ファンで後半13年が横浜ファンに。

かつて推した選手は秋山幸二(西武)多村仁(横浜)吉見祐治(横浜)北川利之(横浜)。推した選手が次々にトレード放出の憂き目にあうため最近は推し選手の公表を控えている。



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