ベイスターズを二軍中心に見守るブログ

筒香選手と山口俊選手の年俸がアンバランス過ぎた問題

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 山口選手の退団が決まるやいなや、今度はこのニュースが飛び込んできました。
DeNA筒香「3億。ありえないくらいの額に感謝」 http://www.nikkansports.com/baseball/news/1745776.html


 ベイスターズではかつて、屋鋪要さんや高木豊さんや山崎賢一さん他多数の主力選手を一斉に解雇して、そのオフに巨人から駒田選手を獲得した事がありました。  この件は世間やファンに対して「駒田獲得資金のための大量解雇」という印象を強く残したものですが、なんとなく、山口選手退団→筒香選手大盤振る舞いの図式と被って見えて仕方がない、そんな風に僕は考えております。
 功罪はともかく、タイミングは実にいやらしいと思います。

 それにしても、ベイスターズは随分と派手な大盤振る舞いをしたものです。
 日ハムの中田選手がレギュラーになって6年以上かかって、その間に2度もリーグ優勝しても2億8千万だというのに、かたや筒香選手はレギュラーに戻って3年、今年初めてクライマックスシリーズに出たばかりで、もう3億です。
 DeNAはお金持ちだなぁと感服することしきりであります。そして、いくらなんでも大盤振る舞いのし過ぎだと思います。
 そこで、筒香選手と同じく侍ジャパンの4番を争う西武の中村剛也選手、日ハムの中田翔選手の成績と年俸の推移と、筒香選手の推移とを見比べてみたいと思い、簡単な表を作ってみました。



 確かに筒香選手の今シーズンの成績は非の打ち所がありませんでした。欲を言えばクライマックスシリーズのファイナルステージでうんぬんかんぬんと言いたい所ですが、それでもパーフェクトと言っていい仕事ぶりでした。キャプテンの重責を担った点も評価されてしかるべきです。
 ただし、では3億円が妥当な査定かと言えば、まだ時期尚早ではないかというのが僕の考えです。
 あえて厳しいことを言えば、NPBの中で圧倒的に狭い横浜スタジアムを本拠地としている優位性を見なければなりません。  さらに言えば、毎年のように何かしらの故障でチームを離脱したり欠場を余儀なくされている面も見なければなりません。今年も10試合も欠場しているのです。
 筒香選手は順調にいってもFAを取るまでにあと丸4年1軍でプレーする必要があります。それまでの間、この3億円がひとつのベースとなるわけで、今後の年俸がどうなっていくのかという心配があります。  成績自体は今季の数字が多少前後する程度でも充分ですが、それに加えてチームの順位が上がったり、日本一になったりすれば、さらなる年俸の上積みも必要になるでしょう。その時に他の選手とどうバランスを取っていくのかという問題があります。

 そこで僕が考える筒香選手の来季の適正年俸は、中村剛也選手の2010年、中田翔選手の2014年あたりを参考にして1億5000万くらいが妥当なのではないでしょうか。そこにキャプテン手当も含めるとしてもトータルで1億8000万くらい、という所ではないかと考えますが、いかがでしょうか。
                ■
 退団が決まった山口俊選手の査定は適正だったでしょうか。僕は不充分だったと考えます。FA宣言をした後で出せる数字には規定があるので大きな金額は出せませんが、宣言をする前であれば、上げる分には自由ですし、それより前の査定も再検証する必要があります。
 もう退団が決まってしまったので今更後の祭りであるとは重々承知の上で、ここでも他球団の選手と比較してみたいと思います。先発と抑えでそれなりに実績を作った選手という観点で比較します。

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この記事へのコメントコメント一覧

筒香選手と山口俊選手の年俸がアンバランス過ぎた問題


 コメントありがとうございます!

>個人的には、成績に応じて評価したとしても年俸も上下に動いて、

 年俸の査定というのは原則的には成績が元で算出されるものですが、それ以外に好成績を残せた場合も悪い成績だった場合も、その原因を色々と考えて巻き返しが可能だと判断されると大目に見てもらえたりしますよね。

 例えば試合中の故障で成績を落としたりすればそれは公傷だから仕方ない、とか、そういった補正がDeNAになって以降の山口選手には随分厳しく機能してしまった、そんな感じもします。

 山口選手の場合だと、抑えで結果を残していた時期、オフになって首脳陣から翌年の先発転向を言い渡されて、でも抑え候補の新外国人がぴりっとしないからやっぱり抑えを続けてと方針転換されて、そのへんのバタバタが査定に反映された事があったような記憶があります。

 


>今、wikiをみたら、2012年はこんなん書いてあるんだね。

 金髪にするのと成績が悪いのとで何か関係でもあるのでしょうか?髪が黒いほうが査定が良いとか。

 開幕で少しもたつくものの、すぐに立て直して最終的にキャリアハイの防御率になった。これで良いんじゃないかと思いますけど。1年中全く打たれずに投げきれたら一番良いんでしょうけど、そうもいかないですしね。

筒香選手と山口俊選手の年俸がアンバランス過ぎた問題


 コメントありがとうございます!

>ただ筒香選手に関しては間違いなく球団の顔であるし、他球団見ても球団の顔となるような選手には
>それだけの投資をしているように感じていますのでもしかしたら妥当なのかもしれません。

 一人だけ飛び抜け過ぎた年俸を出すと、それはそれで組織の不和を生む原因になりかねないとも思うんですよね。

 例えば日ハムは中田翔選手と大谷選手の年俸で相当気を遣っていて、大谷選手の年俸は今年も中田選手の年俸をわずかに下回るように設定されました。他にも日本人2億円プレーヤーが2人いますし、「球団の顔」であっても他選手とくらべて飛び抜け過ぎないように配慮されています。

 ベイスターズの場合は外国人を除き3億が筒香選手、1億が久保選手、あとは全員1億未満です。仮に勝ち頭の山口選手が残っていても1億5千万。では個々の選手の貢献度は筒香選手にここまで一本かぶりしているのかというと、筒香選手は確かにすごいんですが、しかし飛び抜け過ぎかな?と思われるわけです。



筒香選手と山口俊選手の年俸がアンバランス過ぎた問題


 コメントありがとうございます!

>そんな不思議な投手ですから

 マスコミ報道によって実態が歪められる選手って昔からいますよね。歪められるというか、オモチャにされる選手が。またファンが学習せず性懲り無くそれを真に受けて、何をやっても誹謗中傷に晒されたりして、とても気の毒です。
 例えば野茂さんなんて、かつてはどえらいワガママで自己中心的の悪役として伝えられていましたけど、メジャーで活躍したら急角度で掌返しが始まりました。野茂さんがマスコミ嫌いになるのも無理ないですよ。

 でも野茂さんみたいに掌返ししてもらえるだけ良くて、特に伊良部さんが気の毒でした。飲食店でスキミングの被害に遭って犯人を警察に突き出した件を、まるで伊良部さんが悪いことをしたみたいに報じられたり、引退後までオモチャにされ続けて最後は自殺ですからね。
 僕は川崎球場で伊良部さんが子供ファンに優しくしているのを目の前で体験してきているので、一連の報道がずっと信じられなくてですね。

 中村ノリさんもそうですね。若い頃の言動や服装が突飛だったのは事実ですが、でも悪い人じゃないですよね。ファンに対する接し方は三浦さんと双璧ですよ。だけどずーっと悪く言われ続ける。

 山口選手もこういう系譜なんじゃないかと思いますよ。

 でも巨人入りした途端に「山口は不器用だが実直で誠実な好人物だ」みたいなスポーツ新聞の記事がちょこちょこ出始めましたね。


>もしかしてフラれたのは山口なのではないか?ということです

 僕もそんな感想を持っています。日ハムの小谷野選手や陽岱鋼選手は、何も日ハムの待遇に不満があるとか軋轢があるとかじゃないのに出ていきましたけど、山口選手もそれと同じような、あくまでFAだけども、渋々出ていくような印象が拭えません。

 日ハムでそういう仕組みを作り上げたのが高田GMその人なだけに、尚更ですね。


>ベイスターズは残念ながら安月給の球団です
>問題は、それが成績不振による相対評価により低いのか
>それとも、絶対的に低くしておきたいコストキャップを引いているかは

 両方だと思いますよ。堅実経営を考えるのは至極正しいので、TBSからDeNAに移行する過程で絞るものを絞ったのは良いのですが、問題はそれをいつまでやるのか?そして、誰に当てはめるか?という事です。
 そのへんの方針を僕達ファンにまで広く知らしめる必要はないですが、選手や首脳陣に対して納得出来るような意思疎通をはかっていかないと、組織のあちこちに歪みが生じると思いますね。建物は大黒柱1本だけでは支えられませんからね。

筒香選手と山口俊選手の年俸がアンバランス過ぎた問題


 コメントありがとうございます!

>年俸は選手のそれまでの働きを評価してのもの、という認識があるかないかで考え方に差が出ますね。

 ここは非常に強く感じますね。率直に言って僕は、「年俸は選手のそれまでの働きを評価してのもの」がプロ野球ファン全体の共通認識として定着しているものとばかり思っていました。ですから今回のこの反応については、少し戸惑う気持ちもあります。

 これは何もプロ野球選手だけに限ったものでもないと思うのですけどね。会社員だって公務員だってパート・アルバイトだって、直近の成績だけでなく働き始めてからこれまでの実績を幅広く鑑みて給料を決めるものだと思うのですが。


>今年の巨人澤村選手が似ていますね。

 彼もよく頑張っていると思うんですけどね。ネットで話題になった大暴投とか打たれた時の事ばかり論われて、大多数の登板試合でそれなりに結果を出してきた事がさっぱり忘れ去られているかのようです。

 結局、選手の様子を冷静に見られていないのではないかと残念に思います。


>まず、このレベルになると下げるのが簡単ではなくなること。3割25本80打点とかでも現状維持となる可能性があります。

 村田選手がWBCで肉離れを起こす前まで素晴らしい成績を残し続けてきて年俸も相当な額になりましたが、あの怪我以降成績を大幅に低下させて、まさにその年俸のジレンマに陥りましたね。
 ピークが2009年の2億6000万で、次の年も成績が振るわないながらも現状維持、その翌年も2億以上をキープしました。彼が苛烈なバッシングを受けるようになったのもたぶんこれが原因だったように思います。

 当時はTBSベイスターズなので教訓がDeNAのフロントにどのように受け継がれているのかわかりませんが、過去にこういうものを目の当たりにしているだけに、心配ですよね。


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川崎市中原区出身、横浜市保土ケ谷区在住の木塚、横山道哉世代

職業は超零細企業の経営者。分野は野球とは一切関係ないが、その分野でTVチャンピオンの本戦に出場した経験を持つ。

うさぎを1羽飼っていて毎日朝晩モフモフしている。

プロ野球ファン歴は約30年で、前半17年が西武ファンで後半13年が横浜ファンに。

かつて推した選手は秋山幸二(西武)多村仁(横浜)吉見祐治(横浜)北川利之(横浜)。推した選手が次々にトレード放出の憂き目にあうため最近は推し選手の公表を控えている。



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