ベイスターズを二軍中心に見守るブログ

2軍で頑張ってきた

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 昨日行われたクライマックスシリーズ第3戦は試合冒頭からテレビにかじりついて応援してまいりましたが、色々あった中でも特に、嶺井選手が放ったレフトへの決勝タイムリーは、言葉に出来ないくらい嬉しいものがありました。  よく「涙がでるくらい」と形容されますが、本当に涙を流して喜びました。
 レギュラーの選手が活躍するのも嬉しいですけれども、今年はほとんど2軍で歯を食いしばって頑張ってきた嶺井選手が打ったからこそ、感動が何十倍にも膨れ上がったのだと思います。

G戦V打のベイ嶺井は生真面目さと泥臭い練習でチーム牽引 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/191544

 湘南ケーブルの馬場さんのツイートやゲンダイさんの記事にも書いてありますが、今シーズンのベイスターズファームで最も努力したと言っても過言でないくらい、嶺井選手は人一倍地道に頑張ってきたと思います。
 ベイスターズファームの主催試合ではチームが勝利すると試合後にヒーローインタビューを行うのですが、入団からある程度年数が経った選手は面白い話をしたりにこやかに話したりする選手が殆どという中にあって、嶺井選手だけは表情を全く崩さず、一日でも早く一軍に呼んで貰えるよう固い決意を語っていたのが、強い印象として残っています。  真面目過ぎてつまらないと感じてしまうくらい無骨なヒーローインタビューでしたけれども、1分1秒足りとも慢心しない、嶺井選手のストイックさがヒシヒシ伝わってきました。
 昨日の試合後のヒーローインタビューも見ましたけれども、たぶん頭の中が真っ白になっていたのではないでしょうか。インタビュアーさんと言葉が噛み合わない所もありましたけれども、それくらい必死になってプレーしていたのだと、微笑ましく思いました。
 こういう選手がいるからこそチームが強くなるんだと、改めて心強く感じました。
 嶺井選手に盛大な拍手を贈りたいと思います。

                 ■
 昨日はリリーフで登板した田中健二朗選手が、代走で登場した鈴木尚広選手を牽制球で仕留めるビックプレーでチームを勢い付けてくれました。気合の入ったピッチングも、それこそ往年の木塚敦志さんの魂を受継いだかのように、炎がメラメラと燃えたぎっているのがテレビ越しでも伝わってきました。
 田中健二朗選手も2軍暮らしの長い選手でした。
 もう何年も前になりますが、当時1軍と2軍を行ったり来たりしていた田中健二朗選手が平塚球場の監督室で1軍昇格を言い渡されて、暗い顔で部屋から出て来る場面に、たまたま僕が居合わせた事を思い出します。  なぜ僕がそこに居合わせたのかといいますと、ベイスターズファームで行っていたヒーロー選手のサインボールプレゼントの抽選に当選して、球団職員さんの誘導で関係者専用の通路を通って平塚球場のグラウンドに移動する途中だったからです。
 普通は1軍昇格を言い渡された直後とあれば、喜色満面とか、飛び上がって喜んでいる姿をイメージするものですけど、あの表情を見た限り、当時の田中選手がそういう心境になかったのは、たぶん間違いないと思います。  あの時に田中健二朗選手が1軍昇格を言い渡されていたと僕が知ったのは翌日のことでしたから、あの表情を見た瞬間は「監督に怒られてシュンとしてるのかな?」くらいに思えたものです。
 元々才能が高く評価されていたからこそ高校生ドラフトで1位の指名を受けたわけでして、そこから故障もあったにせよ、せっかくの才能がありながら飛躍を阻んだ一番の要因は、気持ちの問題が大きかったのではないかと思います。  それが今では表情が全く別人のように精悍になって、逞しくなったなぁと、我が事のように嬉しく感じています。
 これから先、リリーフを続けるのか先発に戻るのかわかりませんけれども、もう彼の飛躍を阻むものは何も無いのではないでしょうか。ますますの活躍を期待します。

                  ■ 
 今年ようやくその実力を評価してもらえるようになった宮崎選手もそうですが、2軍で頑張っていた選手が1軍の試合で、2軍の何十倍もの人数のお客さんを前に活躍する姿を見るのは、本当に言葉に言い表すのが難しいくらいに、とても嬉しいことです。
 プロ野球選手とて僕達と同じ人間ですから、ただ練習や年数を重ねれば単純に上達するというものではなく、様々な紆余曲折を経て、何人かに1人くらいが1軍で日の目を見るという事でしかありません。  努力をすれば必ず結果につながるという単純なものではないけれども、努力をしなければ結果につながらないのであって、見ている側としても、やっぱり結果に結びついた瞬間の嬉しさは格別です。
 そりゃー入団1年目からサクサク活躍してくれたら苦労もありませんけれどね、2軍で殆ど誰も見ていないような所で地道に頑張って、それでようやく結果を残した喜びは、何者にも代えがたいです。
 2軍にいる若い選手たちにも、嶺井選手や田中健二朗選手の生き様をしっかりと見ておいてもらいたいものですね。

以上

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この記事へのコメントコメント一覧

2軍で頑張ってきた


 コメントありがとうございます!

 いやしかし、CS3試合ともなんてチケットよく取れましたね!僕は元々前売り券を買う習慣が全く無いので、今度の広島のファイナルステージの前売りを買おうとしたけどモタモタして結局買えずじまいでしたよ。ああいうものも慣れが必要ですね。熟練の前売り券購入術みたいな。


>やはり、月日を、重ね一軍の戦力となる組織の方が、より大きな戦力をもちえる
>と、教えていだいたのを、覚えています

 そんな深い話しましたっけ(笑)

 でも、人間っていうのはある程度挫折を経験しておいた方が良いと思うんですよね。アメリカに渡った田中将大さんみたいな、ほとんど挫折らしい挫折をしていない超一流もいますけど、選手として長く活躍し、さらに引退後も指導者として活躍するなら、そういう経験が幅を広げると思いますしね。


>巨人の代走、鈴木選手の牽制死

 タナケン選手がプロに入ってから牽制で刺したのはこれが初めてだったらしいですね。この大一番で相手は稀代の代走屋の鈴木尚広選手で、9年目で初めての牽制アウトってのが、よく出来たドラマですよ。光山コーチの発案だそうですね。

 確かあの場面でテレビの解説者も言っていたんですよね。あの牽制アウトの前、鈴木尚広さんがタナケン選手の癖がつかめて無くて、投球してるのに塁に戻っちゃったと。さすがプロは見る目が違うなと感心したものです。


 ヤマヤス選手は1年目が出来過ぎたので期待値が高いんでしょうね。ドラえもんの出来杉君みたいなキャラになってしまったのでちょっとの失敗も許されなくて、これはかわいそうだなと思ってます。

 僕としては、とにかく怪我が恐いんですよね。ただでさえリリーフは選手寿命が短いですから無理をさせずに、うまい方法を考えて欲しいんですよね。

「2軍で頑張ってきた」へのコメント

コメント失礼します

私は、幸運にも、3日ともドームで観戦出来て、幸せだったと、思います

そんな中、昨日の試合は、引き分けでは、ダメな試合
10回のクリーンアップが、三者凡退して、1019の悲劇を、思い出したほど、苦しい試合でした

嶺井選手は、大好きな選手で、遠目から見ても誰よりも焼けているのがわかる肌でした
以前、主様に、今年のドラフトは、大成功ですねと、お尋ねしたとき
入団仕立ての選手が、すぐ活躍することは、あまり好ましいとは、思えません
やはり、月日を、重ね一軍の戦力となる組織の方が、より大きな戦力をもちえる
と、教えていだいたのを、覚えています

田中投手の、花が咲くまでの苦労
確かに今永投手も、石田投手も非凡な才能を有する我がチームの誇りです

しかし、田中投手や須田投手の今日までの苦労
嶺井選手については、昨季、レギュラーを、つかみかけ
それをルーキーの戸柱選手に奪われ
それでも、この土壇場で打てるように
ひたすらファームで、意思を切らさず
バットを振っていてくれたこと
私はこれらの過程に、尊敬と感謝したいです

ヤスアキ選手にも、厳しいことを言う方も
いるようですが、私は来年、彼が今年のリベンジを
そして、相手がそのリベンジをしようと対策して
また彼とチームのコーチとスコアラーが
対策して、それがプロ野球なのかな、と
最近、感じています

巨人の代走、鈴木選手の牽制死
なにやってんだ、というひとも多いですよね
でも、こちらもプロです
鈴木選手の、コメントのように
相手に実力があり、こちらは足らなかった
そのための、修練がファームであり、キャンプであり、自主トレだと思っています

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川崎市中原区出身、横浜市保土ケ谷区在住の木塚、横山道哉世代

職業は超零細企業の経営者。分野は野球とは一切関係ないが、その分野でTVチャンピオンの本戦に出場した経験を持つ。

うさぎを1羽飼っていて毎日朝晩モフモフしている。

プロ野球ファン歴は約30年で、前半17年が西武ファンで後半13年が横浜ファンに。

かつて推した選手は秋山幸二(西武)多村仁(横浜)吉見祐治(横浜)北川利之(横浜)。推した選手が次々にトレード放出の憂き目にあうため最近は推し選手の公表を控えている。



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