ベイスターズを二軍中心に見守るブログ

2016年6月4日 ヤクルトvs横浜DeNA (大和) の感想

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 神奈川の高校野球ファンに馴染み深い大和引地台球場が昨年リニューアルされ、名称も大和スタジアムに改められました。こけら落としは3月の春季教育リーグ初戦で行われ、試合前のセレモニーでは大和市の市長や、地元選出の甘利明元大臣の秘書が挨拶をなさいました。  あれから1年強。まさかあの秘書さんが日本中を揺るがす大事件の渦中の人となるとは、思いもよりませんでした。最近は舛添さんにばかり目を奪われがちですが、違法性は無いとされる舛添さんがあれだけ盛大に叩かれて、事件発覚直後からクロという声が根強かった甘利元大臣の件はひっそりとしているのが、いかにも日本的だなと、色々考えてみたりもする近頃です。
 さて、今日はそうそう機会のない大和スタジアムの試合であり、明日は別件で球場に行けない僕にとって絶対に外せない試合であると、必勝の信念を持って球場に駆けつけたわけですが、再発したドライアイとイネ科系と思われる花粉症の影響をモロに受け、とても調子が悪かったという言い訳をしておきたいと思います。  よく先発ピッチャーが「ブルペンの時から調子が悪かった。調子が悪いなりに粘りのピッチングを心がけた」というコメントを出しますけれども、まさしく今日の僕は調子が悪いなりに粘りの野球観戦をしたと思います。というわけで今日のブログは6回を投げて4失点くらいの出来栄えであると、前もってお知らせしておきます。


 今日の先発ピッチャーはベイスターズがハマの番長三浦大輔選手、ヤクルトはペレス選手です。なぜか井手選手のスコアボード表記が3回くらいまで「井出」になっていましたが、途中から訂正されました。
 まずは三浦選手について。今日球場に到着したのは1回表ヤクルト攻撃中で、既に3安打で1点を取って攻撃中の場面でした。そこからピッチャーゴロのダブルプレーで3アウトでした。  2回以降は本当に三浦選手らしい緩急自在の巧みなピッチングが展開されました。昨日の一軍の試合で久保康友選手が快投を演じてくれましたが、やはり10年以上プロの世界で一線級の活躍を続けてきた人は持っている引き出しの数が違うなと頷かされました。  5回に先頭の藤井選手にセンター前へ抜けるヒットを許しましたが、次打者の打席で嶺井選手のドストライク送球で見事に藤井選手の盗塁を阻止して再びランナー無し。2アウトで迎えた高卒ルーキーの廣岡選手にレフトスタンドに運ばれて2失点目を献上してしまいました。何かの変化球がすっぽ抜けたのか、打ち頃の半速球がど真ん中にいき、廣岡選手が見事にフルスイングで仕留めたという塩梅でした。  ただしそこで崩れる事はなく再び淡々と自分のピッチングを続け、6回を被安打5の2失点で締めくくりました。
 おぼろげな記憶ですけれども、去年の1軍に上る前もこんなような状態だったように思います。初回からマウンドを降りるまで相手打線をきりきり舞いさせて完璧に封じ込めて文句なしの一軍昇格をアピール!という感じではなく、淡々と1点とか2点とか取られるものの、集中打は浴びませんでした、くらいの状態を見せれば、それで三浦選手は充分なのではないでしょうか。  今日の一軍の試合で今永選手が初めてと言っていいくらいのプロの洗礼を浴びてしまったみたいですが、そろそろ疲れの溜まってくる頃でしょうし、確か彼は大学時代に肩かヒジを故障した経験がある筈ですから、無理をさせずに、ローテ1回分を三浦選手にバトンタッチしても良いのでは?などと考えたりもしています。
 次にヤクルト先発のペレス選手。先発と言っても1回と2回を投げただけで降板しました。特にどこかを故障したという感じもなく、元々そういう予定だったように見えました。  このペレス選手を生で見るのは初めてですが、とにかくコントロールに難のある選手です。2回を投げて四死球2個ですが、それ以外も嶺井選手の足元に「当たったのでは?」という球がありましたし、ボール先行も目立ちました。一軍でも似たような状況のようです。ヤクルトがコントロールに難のある選手を矯正する技術に長けているチームだとは思えませんので、獲得に際してちょっと調査不足だったのではという感じが致します。
 次にベイスターズ打線について。
 今日は最終的に4点とって勝てたわけですが、チーム全体の安打数は2安打しかありませんでした。2安打で4点取る、ものすごく効率が良い攻撃のように思えるかもしれませんが、実際はほぼ漁夫の利で、こちらが苦心の末に奪った点と言えるのかどうか、僕は正直者なので、あんまり良いことを書けません。  ベイスターズ打線が低調なのは一軍も二軍も開幕前からずっと続いている事なので今更どうという事でもありませんが、ヤクルトが今日の試合で送り出してきた5人のピッチャーの全員が全員手の出しようがないすごいピッチャーだった筈はなくて、無為無策だったなと感じました。
 次にヤクルト打線について。
 僕は今年初めてのヤクルト戦になるので出てくる選手全員が今年初めて見る状態ですけれども、特に目を引いたのは高卒ルーキーの廣岡選手でした。  今日は3打席立って先述したホームラン以外は凡退で終わりましたが、とにかくバットを強く振り抜ける選手だと感心しました。高卒ルーキーだと打ち気が逸って当てにいくようなバッティングをしてしまう人が多く、プロ入りから5年経っても相変わらず当てに行く悪癖が治らない某渡邊雄貴選手もいる位なので、ここまで振りきれる精神力は見事だと思いました。絶好球が来たら迷わずフルスイングできる思い切りの良さも素晴らしいと思います。  守備ではショートに就いていましたが、多少粗さがあるものの、肩が強く、一塁への送球は地を這うように、低空を矢のように美しく描きます。全く頼もしい限りだと思いました。僕が子供の頃にヤクルトでショートを守っていたブンブン丸こと池山隆寛さんを髣髴とさせます。  今では押しも押されもせぬ大スターになった山田哲人選手はプロ入り一年目の秋、公式戦出場経験が全く無かったにも関わらずクライマックスシリーズで大抜擢されたのが記憶に新しいのですけれども、それこそ山田哲人級の逸材といっても大袈裟ではない存在ですし、ヤクルトファンの皆々様は今年の秋頃には一軍でこの大きな夢を目の当たりにできるのではないでしょうか。
 もう一人挙げるとすれば、最近になって四国アイランドリーグからやってきた韓国人選手のジェフン選手。
 今日は残念ながら4打席立ってノーヒットでしたが、折からの強い向かい風で押し戻された外野フライが多かったように思います。風速計は最大で9メートルを計時していましたので影響は少なくなかったはずですし、2打席目のセンターフライは風がなければホームランだったと思います。同じ黄色人種らしくぱっと見は日本人とそんなに変わりませんが、パワーは相当ありそうです。  守備はセンターを守っていましたが、この強風でも危なっかしく感じるような場面は全く無く、ソツが無いバランスの取れた選手ではないでしょうか。  今日はマウンドに上がりませんでしたが、ピッチャーとしても150キロの速球を投げるといいますので、ぜひ活躍して様々な形で話題を振りまいていただきたいと期待しています。
 次にリリーフ陣について。
 6回でマウンドを降りた三浦選手に変わって7回から福地選手が登板です。先頭の田中浩康選手にいきなりストレートのフォアボールを出すと、次打者にもストライクが全く入らず3ボール0ストライクの窮地に追い込まれ、あわや連続フォアボールかと思われた所で打ち急いだ鵜久森選手が内野ゴロゲッツーに倒れてくれ、次打者も内野ゴロで結果的に3人で終了。次の回も回跨ぎでマウンドに上がるも、相変わらずコントロールに苦しんでランナーを出すも、なんとか逃げ切って無失点。  福地選手は元々コントロールに課題のある選手ですけれども、春のオープン戦ではだいぶ改善されていたように思え、かなり期待していました。ですが、今は元に戻ってしまいました。昨年春に見た時の印象がそのまま戻ってきたような感じで、まさに「元春」ではないでしょうか。
 最終9回は平田選手。最近の平田選手は大事な場面で長打を浴びる事が多かったように思いますが、今日はいずれも一発長打が魅力のヤクルトのクリーンナップを相手に2奪三振1内野ゴロで全く危なげなく片付けました。  平田選手はベイスターズ投手陣の中でも球の速い部類だと思いますけど、それでもあれだけ大きい当たりをよく打たれてしまうのは、いわゆる「球質が軽い」と言われる選手なのかな?という気がしています。  2軍にいる時間を無駄にしないよう、走り込みやウエイトトレーニングを重ねて、球質へのこだわりを見せてほしいものだと思います。
 ヤクルトのリリーフは3回から5回まで土肥選手、6回竹下選手、7回寺田選手、8回岩橋選手の継投です。この中で土肥選手と竹下選手に触れたいと思います。
 まず土肥選手についてですが、今日は横の変化球が冴え渡って3イニングで6つの三振を奪いました。ドライアイで視力がいつにも増して悪い僕がバックネット裏から見ていてもわかる、ホームベース手前でキュッとブレーキの効いた変化で、これはわかっていても打てそうに無いぞと唸らされました。  スピードガンが無いので球速はわかりませんが、恐らく140キロ台半ばくらいの球速は出ていましたし、ピッチングフォームがコンパクトで、いかにもリリーフ向きという感じがしました。ピッチングフォームがコンパクトだとランナーが盗塁やエンドランを仕掛けにくいと思うのですね。だから試合の終盤で彼のようなピッチャーが出てきたら、相手チームが打てる作戦の幅がそれだけ狭まるのではないかと思うのです。  3イニング投げて球の力が衰えたりもしていなかったようですので、場合によってはロングリリーフにも対応できるのだろうと思いますし、このピッチングがまぐれではないなら一軍からお呼びがかかるのもそう遠くないのではないでしょうか。
 次に竹下選手について。僕が知っている竹下というプロ野球選手は全員左投げピッチャーなのですけど、何か関係でもあるのかと思ってしまいます。  こちらの竹下選手は2014年のドラフト一位という事ですけれども、残念ながらドラフト一位らしさは全く感じられませんでした。福地選手と肩を並べるくらいのコントロールに、球の速さはそれほどでもなく、入団2年目にしてなかなか難しい立場の人という印象が拭えません。味方の送球エラーも重なって4失点で負け投手となりました。  この竹下選手と同期でヤクルトに入団した選手たちもあまり活躍しているとは言いがたく、一体何が起こったのだろうと不思議な気持ちになりますね。

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川崎市中原区出身、横浜市保土ケ谷区在住の木塚、横山道哉世代

職業は超零細企業の経営者。分野は野球とは一切関係ないが、その分野でTVチャンピオンの本戦に出場した経験を持つ。

うさぎを1羽飼っていて毎日朝晩モフモフしている。

プロ野球ファン歴は約30年で、前半17年が西武ファンで後半13年が横浜ファンに。

かつて推した選手は秋山幸二(西武)多村仁(横浜)吉見祐治(横浜)北川利之(横浜)。推した選手が次々にトレード放出の憂き目にあうため最近は推し選手の公表を控えている。



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