2008年04月28日
バルセロナ戦 マッチリポート
UEFAチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント準決勝 1stレグ
バルセロナ vs マンチェスターユナイテッド
バルセロナ 0-0 ユナイテッド
カンプ・ノウ
4月23日
バルセロナ 0
マンチェスター・ユナイテッド 0
GK ファン・デル・サール
DF ハーグリーヴス
ブラウン
ファーディナンド
エヴラ
MF スコールズ
キャリック
ルーニー(76分 ナニ)
パク
FW テベス
ロナウド(85分 ギグス)
出場しなかった控え選手 クシュチャク、シルヴェストル、ピケ、オシェイ、アンデルソン
個人的MoMはリオ。 あいかわらずの堅守で、プレーの質そのものはもはや世界最高レベルだろう。 後はよりいっそうのメンタルの充実が課題。 0-0はファーギーの想定内、しかし予断を許さない微妙なスコア。
■前半(先日の記事と重複あり) ユナイテッドは予想外の4-4-2。 ロナウドがトップ、ルーニーがサイドは守備重視、放り込み戦術のお約束だ。 ただし実質はスコールズ、キャリックが底で守備に終始。 テベスもかなり下がり目だったので、ロン1TOPの4-2-3-1という形だった。 開始直後、ミリートがPA内でハンド、ユナイテッドはPKを獲得する。 しかしロナウドは先日とは打って変わってインサイドでコースを狙うシュート。 これが枠外に外れ、先制の大きなチャンスを逃した。 このPKが取れなかったことは間違いなく大きく、 この試合どころかシーズンの分水嶺となる可能性すらある。 しかし、今季のロナウドの活躍を考えれば責めることはできない。 ロナウド自身はこの失敗で間違いなくナーバスになってしまったようだが、 チームの集中は途切れなかった。 ユナイテッドはファーギーの戦略通りポゼッションを許すも決定機は与えない堅い守備に終始する。 むしろPK失敗の影響を受けたのはバルサ、そしてカンプノウ。 「いけるかも知れない」 開始早々にそう思わせてしまったことで、 戦前のユナイテッド圧倒的優位の勢いがここで一気にとぎれてしまう。 ■後半 両監督の決断は是か非か? バルセロナは後半開始直後、右サイドでパスを受けたエトーがシュートを放つものの、サイドネット。 62分、メッシに変えてボヤン。 後から出た情報によれば、メッシの希望による交代らしく、 前述の僕の記事に書いたライカールトの判断というのは誤り。 すみません。 ただライカールトが「0-0やむなし」という判断を下したことは恐らく間違いない。 17歳のボヤンに対して、あの大舞台で「試合を決めてこい」と言ったとは考えづらい。 たしかに180分の1/2であることは間違いない。 しかしカンプノウで無得点をよしとする監督が、果たして認められるだろうか? 優勝した監督を切るこの国で? 「1-0で勝つより、4-5で負ける方が良い」というチームで? 例え2nd Legを1-1で抜けたとしても、この判断には疑問符が着くことだろう。 同様の批判はサー・アレックスにも言える。 この試合に限っていえば、アウェイであり、1st Legであり、 さらに週末にリーグの大一番を控えていて、守備重視は妥当だと言える。 しかし、ここまでのCLやリーグのビッグ4対決をどう戦ってきたか? 少し慎重すぎやしないだろうか? もちろん全ては結果次第だ。 最後に優勝してしまえば「老将の狡猾な戦術」と賞賛されるのだろう。 個人的にはせめてホームでは、状況にかかわらず攻撃的であって欲しいのだが、、、。 ずいぶんと話が逸れてしまったが、試合に戻ると77分、バルサはアンリを投入。 圧倒的なポゼッションを許し、 ここまでほぼ集中を緩める機会のなかったユナイテッドにとって、嫌な選手である。 アンリは鋭いミドルでゴールを狙うがファンデルサールが阻止。 試合はそのまま0-0で終了する。 ■雑感 90分集中を切らせずに守りきったユナイテッドの選手たちは賞賛されるべきだ。 ただし、ポゼッション65-35は与えすぎ。 フィジカル、メンタルともに大きな負担となり、週末のチェルシー戦にひびいた可能性もある。 0-0というスコアは微妙なところだろう。 次はホームで戦えるユナイテッドに若干分があるようにも思うが、 1-1、2-2ならば即バルサの勝ち抜けとなる。 バルサに先制点が入ればとたんにバルサ優位になるわけで、 ユナイテッドは再び守備的に入る可能性も出てきた。 壮絶な打ち合いを期待したフットボールファンとしては、0-0はやはり微妙なスコアである。
posted by strawberryfields |17:49 |
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