2008年04月11日

ローマ戦 マッチリポート

UEFAチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント準々決勝 2ndレグ
マンチェスターユナイテッド vs ASローマ

ユナイテッド 1-0 ローマ

オールド・トラッフォード
4月9日


マンチェスターユナイテッド 1 
テベス(70分)


ASローマ 0 


GK   ファン・デル・サール

DF   ブラウン
     ファーディナンド
        ピケ
        シルヴェストル

MF   ハーグリーヴス
        キャリック(74分 オシェイ)
        アンデルソン(81分 ネヴィル)
        ギグス(74分 ルーニー)
  パク

FW  テベス
    

出場しなかった控え選手 クシュチャク、スコールズ、ロナウド、ウェルベック



個人的MoMはついにハーグリーヴス。

CL定番の3CMFでハーグリーヴスとなれば、当然アンカーかと思ったんですが、
このゲームではまさにユナイテッドの「中盤」と呼ぶにふさわしいプレー。
ブラウンが守備を重視する分、少し右ワイドに開いて、度々攻撃の起点になります。
そこから、前方のパク、テベスに預けてからの
タイミングのいい飛び出しは今までにはなかったプレー。

何度かあった決定的チャンスをものにできなかったのはやはり基本は守備の人。
これからの課題でしょうか。
しかし、ユナイテッドのチャンスはほぼ全てハーグリーヴスが絡んでいた
と言えるほどの好プレーの数々。
ヴィラ戦以降格段に精度の上がったクロスで決勝点をアシスト。
今回はセンターからサイドに流れて、という形でしたが、
右サイド・ハーグリーヴスというオプションを得たのは大きいです。

パクとテベスはこの日も豊富な運度量で攻守に貢献しました。
テベスは少し持ちすぎか?と思われる時間もありましたが、
ルーニー、ロンがいない中「俺が決める」という強い意志の現れだったのだと思います。
こういうのは結果次第で評価が分かれてしまうところですが、
決勝点を決めることであの姿勢で間違いなかったのだと納得させられてしまいました。

しかし、です。
後半81分にそんな全てが吹き飛びます。
ついに、待ちに待ったキャプテン・ネヴィルの復帰。
もうその瞬間から、ローマとか、CLとかどうでもよくなってしまいました。

この試合の意味は誰がなんと言おうと「キャプテンが復帰を果たした」という一点につきます。

Gary Neville is a red,
is a red,
is a red,
Gary Neville is a red...

■前半 老将の思惑

1stレグを2-0で折り返し圧倒的な優位に立ってホームに帰ってきたユナイテッド。
とはいえ、リオの怪我、ヴィダの不在、なによりボロ戦の消耗と不安な要素もいくつかありました。
だからこそファーギーがどんなオーダーを組んでくるのか?
今までで一番わからなかったですし、興味がありました。

まずはリオの名前を確認して安心していたんですが、
左SBにシルベストルの名前を見つけて度肝を抜かれました。
まあ今日はたぶん1点でいいわけだし、エブラは休ませないと、などと考えながらよくみたら
ルーニー、ロナウド、スコールズまでお休み。
完全に週末のガナ戦を考慮したメンバー。
もう何度も書いてますが、あらためてサー・アレックス恐いくらい老獪です。

システムは1stレグと変わらず3CMFのテベス1TOP。
ただ底でバランスをとるのがキャリックというのは意外でした。

序盤はホームらしくユナイテッドが攻め込みますが得点には至らず。
パクは相変わらずの好調でしたし、ハーグリーヴスは前述の通り。
そしてこの日は久しぶりにギグスがよかったです。

たとえ0-0でも時間が経てば経つほど勝利に近づいていくわけで、
ユナイテッドとしてはうまく試合を進めていたと思います。

しかし29分、ブラウンがマンシーニを倒したとしてまさかのPK。
やはり楽にはいけないか、と思ったんですが、これをデ・ロッシがはずして無得点。
普段ならキッカーはトッティ。
若いデ・ロッシには重すぎるプレッシャーだったでしょうか。

前半は0-0で終了。

■後半 Gary Neville is a Red

後半も両チームともにカウンターで点を奪いに行くスピーディな展開。
少なくとも2点が必要なローマとしては、いい場面はつくるものの、やはり決定力不足。
スパレッティはやはり動くの遅かったんじゃないでしょうか。
駒がないにしろ、とにかくジュリをいれるのは既定路線なわけですから、
もっと早く動くべきだったと思います。

69分にスパレッティがピサロを下げてジュリを入れた直後、
ローマからすれば最悪のタイミングでテベスがヘディングでゴール。
1-0、2試合合計で3-0。
ハーグリーヴスのクロスは完璧でした。

この後ギグス→ルーニー、キャリック→オシェイ。
たしかロンとルーニーの予定だったように見えたんですが、キャリックは怪我でしょうか?
現地のカメラが何度もリオの足を抜くのがいやな感じでしたね。

本来ならゲームはこの時点で終了なんですが、
ユナイテッドサポーターにとって最大の山場はこの後訪れます。

ネヴィルが準備を始めた頃から早くも大歓声。
もう攻撃はいいから早くボールを外に出せ、と。
みんな空気読め!

このときばかりはテベス、ナイスオフサイド。

キャプテンマークを外して待つリオ、空気読めてます。
そしてスタンディングオベーション!

久しぶりに赤いユニでキャプテンマークをつけたネヴィルを見て
あらためて思い知らされるその存在感。
正直今季はもう期待してなかったんです。
仮に戻ったとしても、今のチームに長期故障あけのベテランが帰ってきて、
どれほどのプレーができるだろうか?という疑問さえ浮かんでいたんです。

でも僕が間違ってましたね。
史上最強といわれながら、去年と比べると何か物足りないのは何故だったか?
常にベストメンバーじゃない感じがしていたのは何故だったか?

彼がピッチに立った瞬間に分かりました。

ネヴィルはそのままCMF。
1年間チームを支えたブラウンへの配慮もあったでしょうか。

ゲームはそのまま1-0で終了。

ネヴィルの復帰という大きな追い風を受けて、次はリーグ、ガナ戦です。

posted by strawberryfields |19:09 | マッチリポート(CL) | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/strawberryfields/tb_ping/24
コメントする