2006年11月08日
悲しき独走~高校駅伝男子
高校駅伝福岡県大会の男子は大牟田が21年連続優勝を決めた。が、2時間10分台での優勝タイムは昭和60年の八幡大付(現九州国際大付、2時間10分04秒)以来、21年ぶりのこと。大牟田の10分台での優勝となると昭和51年(2時間11分06秒)まで遡らなければならない。これは、やはり「事件」ではないだろうか。 レースは1区から、早くも大牟田が独走。以後のランナーも1人旅。ゴールまで終始、200m前後のリードを保ったまま、優勝のテープを切った。今年に限ったことではないが、何とも単調なレースだった。筑紫女学園と戸畑商が激しい優勝争いを繰り広げる女子と比べると、よりその単調さが鮮明になる。 大牟田を過去5度、全国優勝に導いた大見治夫監督が今年1月に退職(その後、大分・日本文理大付の駅伝競走部総監督に就任)。この数年、都大路でも不振が続く大牟田は、再生の時期を迎えている。 だが、再生に揺れる大牟田を脅かすチームが福岡県下にないというのが、何とも寂しい。本来なら九州国際大付や福岡大大濠などの名が挙がってくるのだろうが、九州国際大付は2時間14分台、福大大濠にいたっては、17分台というタイム。 有望な選手を勧誘できていないのかもしれなが、育成に力を入れることはできる。女子に戸畑商という身近な好例もある。他県の強豪校との合宿も考えられる。「打倒・大牟田」に燃える指導者の出現に期待を寄せたい。 大牟田の赤池監督も平凡なタイムでの優勝に、厳しい反省の言葉が口をついて出ている。「もっと自分たちを焦らせるチームはないのか!」内心、そう叫びたいのではないか。こんなぬるま湯のような優勝は、競技者にも観戦者にもストレスを与える。 福岡の高校駅伝男子をこれ以上、つまらなくさせないためにも、大牟田以外の選手、指導者の奮起に期待したい。
◆全国高校駅伝競走大会福岡県大会(男子) 【11月5日(日) 嘉麻市総合運動公園陸上競技場周辺コース】 1.大牟田 2:10:20 2.九州国際大付 2:14:28 3.自由ケ丘 2:16:46 4.福岡大大濠 2:17:16 5.八女工 2:17:54 6.宗像 2:17:55 7.飯塚 2:18:03 8.福岡工 2:18:41 9.小倉工 2:21:02 10.北筑 2:21:58 11.三池工 2:23:00 12.小倉南 2:24:06 13.玄洋 2:24:32 14.柳川 2:25:23 15.東和大東和 2:25:53 16.城南 2:28:36 17.浮羽・浮羽究真館 2:36:04 18.近大福岡 2:36:52 19.直方 2:38:06 20.明善 2:39:02 21.嘉穂 2:43:04 ◆区間賞 1区:田中佳祐 (大牟田)30分44秒 2区:久井原歩 (大牟田)08分45秒 3区:石井諭 (大牟田)25分44秒 4区:木ノ内望 (大牟田)25分46秒 5区:桶本龍之介(大牟田)08分35秒 6区:日下部文昭(大牟田)15分21秒 7区:高月雄人 (大牟田)15分25秒
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posted by Asaki |21:21 |
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