2008年11月12日

【Review】ガンバ大阪 vs FC東京(11月8日(日)@万博記念競技場 14:00~)

壮絶な戦いに勝利を収めた次の試合。
首位鹿島に続く相手は、アジアチャンピオンを目指しモチベーションの高いガンバ。
申し訳ないが、不安な感情が頭を擡げた。
「良い試合の後に負けてしまうのではないか・・・」と。

杞憂に終わったその日の晩、馬鹿みたいにビールを飲んでいる自分がいた。
内容こそ圧倒されたが、勝てば官軍。
そして見えてきた頂点。
翌日の日曜日まで浮かれていたことは言うまでも無い。

■ガンバの精度■

とにかく立て続けに塩田を襲うガンバの攻撃。
FC東京は立ち上がりに、引いてボールを受けてパスを出し、そのまま自陣深く進出してくる遠藤のマークをどうやって受け渡すかに戸惑っていた。
平山がフォアチェックに行くものの、シンプルかつ速いテンポでボールをサイドに展開される。
スルリと上がる遠藤に対して、梶山なのか今野なのか、混乱しているうちに、言いようにパスをまわされて易々とバイタルへの侵入を許してしまっていた。
流麗なパスワークに翻弄され、DF陣も前に出るのか、ラインを保つのかを迷っているうちに、播戸に裏を突かれる。
城福監督が語っていたように
「パスワークでは今の日本で一番」
を表す素晴らしいサッカーをしていた。
が、名古屋のストイコビッチ監督も言っていたように
「いいサッカーをしていたが」
だけでは勝てないのもまたサッカー。
結果的には、良い飛び出し、良いトラップを実践しても、最後の一手が決まらなかったことがガンバサポーターにとっては無念だったのかもしれない。
一方でコメントを額面通りに受け取れば、早々に
「厳しい試合になるかもしれない」
と予想した西野監督の試合を観る目というのもまた、ガンバが強豪チームとして認識される所以なのかもしれない。
FC東京サポーターからすれば、播戸を交代させてくれたことは感謝以外の何者でもないのだが・・・。

いずれにせよ、ガンバのパスワークの精度は非常に高かった。
が、足の止まった後半になると、その精度が大きく落ちた。
この点もまた、厳しい日程でAFCチャンピオンズリーグとJリーグでの優勝戦線生き残りを賭けた試合をこなさなければならない代償なのかもしれない。

■鹿島戦と同様に■

内容はガンバが押していたことは確かだが、ここで勝てた要因には、やはり鹿島戦と同じことを同じレベルでこなせたことが大きい。
一つはポゼッションと縦へのスピードのギアチェンジ。
二番目はブロックを作って守る。
分かりやすく言えば、ボランチがDFラインに吸収されずに、最後に2列を構成して守るという徹底が出来たこと。
そして最後の一つは攻撃時のペナルティ内での枚数。
鹿島戦のReviewでも述べたが、1点目、2点目共にペナルティ内に3枚の選手がいるからこそ、シュートチャンスが広がったのであると思う。

■今季の成果は随所に■

今季のFC東京のサッカーは、自分達でボールを動かし、人が動くことで自分達の時間を増やすことを目標としている。
産みの苦しみか、6月~8月にかけて勝てない時期もあったが、始動から8ヶ月を経て、ようやく求める形が随所に出てきた。
私が「これだ!」と思ったのは、得点シーンでもなんでもない前半17分。
左サイドで羽生、平山、カボレがワンタッチ、ツータッチでシンプルなパス交換を行い、一気に縦に攻め込もうとしたシーンである。
結果には繋がらなかったが、このパス交換が実に小気味良かった。
後半にも、今野、平山に長友だっただろうか、が絡んで同様のパス回しを行ったシーンがあった。
昨シーズンまではいわゆる「縦ポン」に陥りやすかったサッカーが、シンプルなパス交換から一気のスピードアップで相手の裏を突くという、局面局面で主導権を持った戦い方が出来るように、「確実に」なってきている。
内容はガンバ、といいつつも、得点シーン以外の局面でもきっちりと成果が現れ始めている点は、噛み締めれば噛み締めるほど味があるように思う。
これを来季も含めて継続することで、更にレベルは上がるはずである。
そう思うだけでも、今季残り3試合はおろか、来季への期待に胸が弾んでしまう。

■残り3試合■

実は自画自賛に近いが、極めて自分が考えた数字に近くなっているかな、と思っている。
札幌戦のReviewで、ガンバ戦までの4連戦で勝点7を取れれば、と書いたが、結果的には6。
そこそこ想定の範囲内という奴だと思っている。
現在勝点51だから、残りの3試合で6が取れれば、個人的に満足する8位以内以上の結果を残せる。
しかもここに来て、鹿島も足踏みで、首位まで勝点3。
これは想定の範囲外。
ここまできたら、他力本願の部分はあるが、3試合全部を勝ってもらって、最後の最後まで優勝の可能性を持ってシーズン最終節を迎えて欲しい。
FC東京が1勝する半面で、8つの負けチームが出る可能性があるわけである。
その8つに1位~5位が嵌ってくれれば・・・。
3つ勝てば、可能性は高まるのかも知れない。
この時期に、リーグ優勝戦線に縁の無かった東京サポーターの一人だが、これは期待していいのだろうか。
些か迷ってしまっている自分がいたりするのだが(汗)
いずれにせよ、勝点9を積めば60でシーズンを終える。
ここまで「想定内」で来ているのだから、勝点60で優勝という想定も当たって欲しい。
この想定が当たるなら、今年はTOTO BIGの6億を諦めても損はない!
そう宣言しておきます(苦笑)

なんじゃこのReview・・・。

posted by stanger |00:00 | FC東京 | コメント(3) | トラックバック(0)
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【Review】ガンバ大阪 vs FC東京(11月8日(日)@万博記念競技場 14:00~)

コメント投稿者ID :

言葉にするとほんとに夢になっちまいそうで・・・。

しまいまで黙っておきます。

posted by ブランク | 2008-11-13 00:18

コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

>ブランクさま

あれ!?言葉っていうか、文字にまでしちゃってKYでした!?
なんだか凄く気持ちいいんですが、落ち着きません(笑)

posted by stanger@管理人 | 2008-11-13 00:45

【Review】ガンバ大阪 vs FC東京(11月8日(日)@万博記念競技場 14:00~)

コメント投稿者ID :

気にしないでください(笑)

やっぱり落ち着かないッスよね(笑)

それにしても城福さんの言葉づかいは元春っぽいなと。

posted by ブランク | 2008-11-13 01:19

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