2008年10月23日

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

大分戦のレビューがないのはどうしてか、負け試合のレビューを書かないのは卑怯だ、という色々なご意見をメールで頂戴しました。
正直に言えば、中断期間中に書こうと思ったこの記事の材料集めに夢中になりすぎて、大分戦についてかけなかった、というのが正直なところで、別に他意はありません。

で、例に漏れず長文です。

Jリーグを2010年から秋春制に、という犬飼日本サッカー協会長の発言が議論を呼んでいる。
ネット上では多くのサッカーファンが賛否両論両者の意見を交えていることからも分かる通り、この問題は
「2010年から秋春制ですから」
というような簡単なものではないことが分かる。
自分自身の考えの整理の意味も含めて、この問題について思うところを書いてみたい。

ちなみに、個人的には秋春制の賛否は二つの見方をしている。
欧州・南米も含めたサッカーファンとして:賛成
一サポーターとして:寒いのは嫌いなので反対

また、犬飼会長がメリットばかり述べ、同じテーブルに同じようにデメリットをきちんと並べずに「秋春制移行」を論じてしまっているのも論争の種になっているのではないかと思う。
なので、自分なりに客観的にメリットとデメリットを並べてみたいと思う。
そのために、デメリットの検証に力が入っているように見えるのはご愛嬌と言うことで・・・。

※不足している要素やデータがあれば、是非ともコメント欄でご教示下さい。

10/26 コメントでご指摘頂いた点を加筆しました。
(斜字体に下線で表記)

■秋春制のメリット

ここでは犬飼会長の言うメリットについて考えてみたい。
犬飼会長が述べているのは
	・世界フォーマットへの追従により
		-代表選手の体調管理の容易性
		-移籍の流動化促進
	・落雷などの天災からの観客安全性の確保
	・メディアからの注目度の向上
になるだろう。
恐らくこれらはそのままメリットと言えるかもしれない。
代表選手は、現在のフォーマットだと、代表戦+リーグ+ナビスコカップと3つの試合を短期間でこなさなくてはならない。
及び、家族のある選手は、夏休みの我が子と旅行すらできない、という不利益が生じることもある。
選手がしっかりと体調を整えて、試合に臨む体調を整えたり、精神的な安静を求める、という観点ではメリットである。
移籍については、国内移籍自由化が実現する、との条件が揃えば更に活性化する可能性がある。
国内移籍の自由化が促進されれば、選手の年俸アップや長期契約、福利厚生の向上も見込まれる。
また、人気選手が長期的にチームに留まることが分かれば、ファン獲得も期待されることとなる。
一方で年俸高騰により、クラブ経営が圧迫される可能性も否定は出来ない。
国際標準にあわせることで、若手の選手が国際移籍しやすくなり、経験を積むことが出来るかもしれない。
そこに秋春制となれば、海外チームもチーム始動時に可能性のある日本人選手を獲得できるため、チームマネージメントがしやすくなるだろう。
今まではどちらかというと、「ジャパンマネー」目的であった海外移籍が、本来の「戦力アップ」目的に繋がる可能性はある。
秋春制+移籍システムの変更の合わせて一本で移籍促進が成される可能性は高い。
また、夏季に多い落雷などの天災や夕立を避けるというのも、観戦する側の安心にもなる。
これはサポーターからすれば、寒さを取るかずぶ濡れを取るか、のトレードオフを選択せざるを得ないが、安全性という観点ではメリットと言えるだろう。
次にメディアの注目度。
これは正直なんとも言えない気がする。
というのも、冬場はラグビーやマラソン、スケートといったスポーツが注目を集める時期である。
一発勝負を根本とするラグビーの集中度、世界基準にあるスケートはいずれにせよ注目度が高い。
それを差し置いてサッカーがどれだけ注目を集めるか、は未知数だとしか言いようが無い。
現在のフォーマットでは、野球かサッカーか、という二者択一に近いが、明らかに野球>サッカーというのが日本のスポーツ市場である。
その中にあって、サッカー>ラグビー+マラソン+スケートという公式が成り立つのか。
視聴率や企業のスポンサード価値を考えると、蓋を開けたら期待した効果がなかった、ということもあり得る。

その他に考えられる(妄想できる)メリットとしては、海外有名チームとの合同キャンプ(浦和とバイエルンなど)や、欧州を中心とした海外若手選手のレンタル移籍加入、優勝戦線が活況を呈するゴールデンウィークの観客動員増などが考えられるかもしれない。
秋春制移行は「百害あって一利なし」というわけでもなさそうだ。

■デメリット検証前提:天候がチームに及ぼす影響

南北に伸びた国土で3つの気候区分帯が存在する日本の国土である以上、全国で同じ季節に同じ天候を望む術は無い。
今回のシーズン移行について最も問題になるのがこの天候である。
特に秋春制移行ともなると、もっとも気温が下がる12月~2月までの、北海道・東北地方での開催がどうなるのか、という問題に否応無しに直面せざるを得ない。
北海道・東北に限らずとも、寒さが厳しくなるのは全国各地同様。
これらによって考えられる問題は、以下の2点があるように思う。

①開催の問題
②観客動員の問題

この二つは切っても切れない関係にあるが、ここではそれぞれ別に考えてみて、最終的に「天候」の影響として、両者を合致させてまとめたい。

■デメリット検証:冬季開催が及ぼす費用

開催において最も問題となるのが、先にも述べた北海道・東北地方に所属するJリーグのチームである。
列挙すれば、コンサドーレ札幌、モンテディオ山形、ベガルタ仙台、そして東北地方ではないが、豪雪地帯ということでアルビレックス新潟も同様の括りに入れることが出来るかもしれない。
この4都市の積雪量を気象庁のホームページから見てみると、1977年~2000年の12月~3月の各月最大積雪量の順番は、先述の並びと同じになる。
中でも北海道は2月に100cmとなり、実に東京の5cmの20倍もの積雪を記録することとなる。
山形は最大で46cmであり、札幌と比較すれば「なんだ半分か」と思うが、我々関東人が5cm雪が積もっただけで通勤すらままならない状況になることを考えると、その積雪量は半端無いことは容易に想像できる。
仙台・新潟は関東圏内に住み、降雪の多少の想像がつかない自分にとっては意外なことに、最大となる2月であっても記録された最大積雪が15cmに満たない。
それでも都心部に比べて3倍弱の積雪である。
ここでなぜ積雪量の話をしたかというと、雪が積もるということは、サッカーにとってはピッチが雪に覆われてボールが転がらないどころか、走ることすら出来なくなる。
つまりは、正常な試合運営が出来ない、ということになる。
正常な運営が出来ないのであれば、「スタジアムを整備して、積雪に耐えうるものを作ればいい。」という考えは、理論的には正しいかもしれないが、論理的には正しくないように思う。
というのも、その論理の中には、「スタジアムを整備するためには、費用がかかる」ということが除外されているからである。
つまり、その莫大な費用を誰が負担するのか、ということが否応無く付きまとう。
その費用負担は、試合の行われるスタジアムに限ったものではない。
選手が試合のために練習を行う場所、すなはち練習場の整備も必要となってくるからである。
では、どの程度の費用負担が必要になるのであろうか。
まずスタジアム。
これは、当Blogでの「味の素スタジアム問題」http://www.plus-blog.sportsnavi.com/stanger/article/53でも触れたとおり、JEF千葉の本拠地であるフクダデンシアリーナを参考にすれば、総工費80億円もの費用が必要である。
更には、屋外スタジアムともなれば、融雪設備に観客の暖を確保する何らかの設備が必要になるため、総工費だけでも100億以上の費用が必要となる。
先に挙げた4チームは、それぞれホームグラウンドとするスタジアムを確保しているが(札幌ドームは勘案しない)、どのスタジアムにおいても、少なくとも融雪設備+暖房設備を設置することを考えると、安く見積もっても10億~20億の工費が掛かるのではないか。
一方で練習場。
これはコンサドーレの宮の沢練習場を参考に考えると、所有者である石屋製菓の費用負担は35億円。
これには融雪設備の費用も含まれている。
一頃の石屋製菓社長のインタビューにおいて、宮の沢を専用スタジアム化するにあたり、更に60~80億の費用が必要、という記事があったので、やはりスタジアム建設には100~120億程度のお金が必要となることが推測される。
つまり、スタジアム+練習場建設で150億を越える費用が必要となる(土地代は勘案せず)。
更にはランニングコストが乗っかってくることとなる。
練習場である宮の沢だけでも、運営費用は3,500万/年。
ちなみに、宮の沢は1~2月はクローズするので、この時期を開けるとなると、運営費用増加は免れない。
改修を考えても、最低限30億は必要になるであろう。
では、これらの費用負担を先の4チームが成せるのであろうか。
Jリーグが公表している各チームの財務状況から判断すると、到底無理なように思える。
4チームの経常利益を列挙すると
   札幌:8百万(J2)
   山形:29百万
   仙台:35百万
   新潟:▲198百万
となる。
35年償却としても、この経常利益では到底賄え切れない。
そこで犬飼会長も口にする「自治体」の登場である。
自治体ならば、この費用を賄えるのであろうか。
試しに山形県の平成19年度普通決算を見てみると、歳入と歳出の差は49億円となる。
この内の何パーセントが「スタジアム」という、サッカーのみとも言えるイベント会場の整備に回せるだろうか。
血税の無駄遣いが叫ばれる昨今、おいそれと自治体が「サッカースタジアム改修のために、費用捻出します」とは言えないのではないだろうか。
仮に35年償却で35億円の改修費用を支払ったとしても、毎年1億円(金利勘案せず)の費用計上となる。
引き続き例として山形を引き合いに出すと、営業収入539百万のチームのために、1億円を県が支払う価値がどれだけあるか、それが山形県にとってどれだけ重要なイシューなのかを踏まえる必要がある。
更には、各道県の歳出に組み入れてもらうとしても、その道県民にとって、サッカーがどれだけ重要なのか、によっても、賛否は大きく分かれるのではないだろうか。
つまりは、下手をすれば道県民の反対にあい、Jリーグが提唱している「地域密着」にそぐわない結果になる可能性もある。
一言に「開催」と言っても、雪国開催については、単純に考えてもこれだけ根の深い問題になりうる。

そして意外と地味だが各チームにのしかかるのが、芝生の問題。
夏芝を使っているスタジアムや練習場は冬芝に変える必要性もあるだろう。
芝生が根付きにくい冬の季節に、どれだけ良好なピッチで試合を出来るか、を考えると、チームやスタジアムによっては管理費用が高騰する可能性も否めない。

それなら冬季間はアウェーで、またはリーグを休ませる、という案が出るだろうが、それについては後述の「日程」の項で考えてみたい。

■デメリット検証:冬季開催が及ぼすチーム経営へのインパクト

この項では仮説を立てて考えていきたい。

寒い中でサッカーを観るということは、実は極めて我慢のいることである。
どんなに防寒を整えたとしても、じっと座って観戦するのは至難の業となる。
ゴール裏で飛び跳ねているいわゆる「コア」なサポーターは、選手と同じ90分間動き続けるのだから、体を温めることも出来るが、他方でバックスタンド、メインスタンドに座るサポーターや所謂「ライト」な層の人々は、それと同様に行動するわけにはいかない。
更にはJリーグの場合はファミリー層が多いので、子供が風邪をひくリスクをとってまで観戦に行こう、という人は少ないかもしれない。
家族連れに限らず、体の不自由な方やお年寄りなどの観戦数も減ることが考えられる。
いずれにせよ、サンプルとして「冬季間は観客が減る」という客観的なデータが無いだろうか、と思い、日本と気候が似ているといわれるイタリアの観客動員をサンプルとしてみた。
無論、日本とイタリアではサッカー文化の濃淡が大幅に違うが、それは数字としてあらわし難いので、あくまでも観客動員という数字のみをサンプルとしてみた。
2006-2007及び2007-2008の2シーズンで、冬季(12~2月)とそれ以外のリーグ観客動員平均は下記の通り。
(筆者調べ)

    2006-2007  2007-2008
冬季  19,346    22,946
冬季外 19,912    24,286

こうやって見ると、実は各年で10%に満たない減少である。
しかしながら、よくよく考えると、上記には「年間チケット」の人数が含まれている。
では、年間チケット保有数(各チームの発表)を減じた場合はどうなるか。

    2006-2007  2007-2008
冬季  4,623    5,295
冬季外 5,189    6,636

減少幅が大きくなったのが分かる。
2006-2007は11%、2007-2008に至っては20%の動員減である。
年間チケット保有数がリーグ平均で15,000程度、ということを考えると、セリエAでは実に多くの人が年間チケットを保有しているかが分かる。
無論、この中にはミランのように40,000人を超えるシーズンチケットホルダーがいるチームもあるので、単純な平均値であることはお断りしておく必要がある。
では、シーズンチケットホルダーが多い上に、女性や子供がスタジアムに足を運ぶ機会が少ないと言われるセリエAと違う性質を持ったJリーグの各チームにおいて、冬季の観客動員が20%減るというこては何を意味するのだろうか。

試しに、2007年のFC東京の収支と年間チケット(SOCIO)保有者数を用いて試算してみたい。
FC東京のSOCIO数は入場料収入3,347百万のうちの48.6%だそうである(筆者調べ)。
ということは、1,626百万が非SOCIO(Awayチーム動員含む)による収入。
仮にシーズンが10月~5月として、毎月平均して試合が行われると考えると、各月の非SOCIOによる入場料収入は203百万。
このうち冬季間3ヶ月が観客動員20%減とすると、203x(1-0.2)x3=487百万。
3ヶ月トータルで減じるのは、203x3-487=116百万となる。
勿論、休暇数の割合や天候などの変数があるのでこの限りではないが、単純計算でも非SOCIOだけで冬場開催で1億2千万弱の減収と試算できた。
年間入場料収入の3%に当たる減収である。
これが多いか少ないか。
ちなみに2007年のFC東京の収支は、経常利益で235百万の赤字であるから、上記の単純計算を当てはめて、またも単純計算すれば、355百万の赤字に陥ることとなる。
収支に与えるインパクトは実に大きいように思える。
実際問題、__女性やファミリー層が多いために、_セリエA以上のライト層減に繋がることも考えられる。
なぜならば、本来親2人+子1人で見に来ていた家族が、「子供が風邪をひいたら」と敬遠すれば、3→0になるのだから、ファミリー層を大事にするJリーグであれば、打撃はもっと大きいかもしれない。
一方で、アウェーチームの動員でこの数値は上下することも変数として考える必要がある。
上記はFC東京を例にして試算した数字であるから、冬季開催を前提とすれば、厳寒の雪国のチームが収入減を免れない可能性は言うまでもないだろう。

以上、仮説であるが、更なる仮説検証はシーズンオフに参考データを多く集めてやってみたいと思うので、一旦は上記で閉めることとする。

■冬季開催についてのまとめと私的犬飼会長批判

上記をから考えると、秋春制への移行(冬季も開催続行と仮定)は
	・雪国地方の4チームには相当の費用負担を強いられる可能性がある
	・雪国地方の4チームは入場収入でも大打撃の可能性が高い
	・雪国以外のチームでも、減収を迫られる可能性がある
と言える。
実際に秋春制が施行されるのであれば、各Jチームはシーズンチケットホルダーをいかに集め、固定的な収入を得ることが出来るか、が勝負になる。
セリエAでも、平均56,000人を集めるミランのシーズンチケットホルダーは80%程度あるし、割合の一番低いナポリでも53%がシーズンチケットホルダーである。
サッカー文化という変数が存在する以上、50%の壁というのは重いのではないだろうか。
あの浦和レッズでも49.1%なのだから・・・。
更には、夏休みにあたる7月~8月の開催が減じるのも痛手になる可能性がある。
望むはシーズン終盤にあたるゴールデンウィークの動員アップか・・・。
各チームはそのあたりを徹底的に試算した上で、賛否を問うべきであろう。

その一方で、犬飼会長は、どの付く素人が考えても考えられるような上記のことを勘案した上で、「秋春制移行」を謳うべきではないだろうか。
少なくとも企業経営者であった方なのだから、現状の地位を踏まえれば、日本サッカー全体を考えて自分の発言がどこまで影響するかを考えるべきである。
日本サッカー協会のホームページでは、「まだまだ考えるべきことがたくさんある」「自治体の協力を」などと言ってはいるものの、個人的にはその「考えるべきこと」をご本人が考えているのか、そして「自治体が協力」できるような地方経済状況にあるのか、を踏まえていっているのかが疑わしくてならない。
自治体を持ち出すのであれば、それはすなはち日本全体の経済が均一で、47都道府県が等しく経済的に豊かであって初めて言えることなのではないだろうか。
逼迫する北海道経済を初めとして、税収不足に喘ぐ日本全体を考えれば、「自治体の協力を」などと軽々しく言うことは避けるべきではないだろうか。

■メリットとデメリットの比較

こうして犬飼会長が並べるメリットと、先に見たデメリットを比較すると、どうも秋春制というは、
	・選手にとってはメリットが高い
	・チームにとってはメリットが低い
	・サポーターにとっては、トレードオフを考える必要がある
ということになっているように思える。
これらの3つの要素を考えると、後はもう卵か鶏か、という議論になるしかないように思う。
選手を立てるか、チームを立てるか。
個人的にはサポーターはどうも二の次、三の次になっているように思える。
以下の条件化で選手とチームのメリット・デメリットを考えてみる。

【条件】
・秋春制
・冬季も開催
・移籍自由化

●チームのメリット・デメリット
 -メリット
	・代表との日程調整が容易になる
	・主力選手との長期契約が期待できる
	・高い移籍金を支払う必要がなくなる
	・欧州の若手などの移籍の可能性が高くなる
 -デメリット
	・運営費用が高騰する可能性がある
	・選手年俸が高騰する可能性がある
	・入場料収入が減少する可能性がある

●選手のメリット・デメリット
 -メリット
	・カレンダーに従った体調管理がしやすくなる(代表選手)
	・海外移籍の門戸が広がる
	・家族との時間を持つことが出来る
	・夏場の試合を行わなくて済む
	・年俸面、福利厚生面でのメリットが期待できる
 -デメリット
	・日程過密化の可能性(後述)
	・冬場の試合で怪我の可能性が高くなる
	・代表選出により、休みが短期化する可能性がある(6~8月も稼動)
	・海外選手にポジションを奪われる可能性が高くなる(今でも一緒と言えば一緒)
	・新人選手は加入してからのチームフィットが難しい(短期間)

といったあたりしか自分には思いつかない。
が、通していえるのは、チームが主となる必要性が高くなるということである。
というのも、選手にとっては明確にメリットが出やすいシステムなので、チームがどれだけ選手をマネージメントできるか、を考えていかないと、それこそ選手は「あのチームはACLに出れる」「給料が安い」となって移籍したがって結果年俸高騰などの経営逼迫に繋がりかねない。
入場料収入減を前提と考えると、バランスシートを常に意識しながらの経営や、新人選手をいかに囲い込むか、指定強化を有効活用するか、スカウティングや海外提携を充実させるかといった観点が必要になってくる
ピッチ上という観点では、チームと選手という両輪が今以上にバランス良く回らなくては、どこかにひずみが出る可能性が高い。
その観点から考えると、秋春制の鍵はチームの将来ビジョンや中長期経営計画に大きく左右されるように思う。

他方で代表と言う観点で考えると、短期的には代表選手の休息が増えるが、長期的には残念ながら若年層の発掘・充実が疎かになる可能性を秘めている。
というのも、雪国の若年層選手が整備された環境下のチームに加入できなくなる、すなはち裾野が狭まることで、ダイヤの原石が見逃される可能性が出てくる。
例えば全国区ではない雪国の逸材が、等しく割り当てられた全国高校サッカー選手権に出れない上に、地元のチームも練習環境が揃っていない、またはJリーグというトップレベルでプレーできない、ということを考えてプレーを諦めてしまうかもしれない。
春秋というフォーマットだからこそ、そういう選手がJFLやJのチームに加入して成長することで、日本サッカーの底上げが成される、というのはあまりにも楽観的すぎるだろうか。

無論、逸材の発掘という点も含めて、各チームがどのように経営していくのか、スタイルを確立するのか、というのが色濃く出る可能性がある。
いわばセリエAのように、プロビンチアは育てて高値で売る、裕福なチームは買いまくる、という、良くも悪くも世界フォーマットに則ったチーム経営が成されることになるのかもしれない。
これはこれで世界のトレンドで見たら健全なのかもしれない。

以上、自分なりにメリット・デメリットを比較してみた。
そしてここに日程という要素を加えて、①冬季も続行②冬季はシーズン中断、という二つの観点で考えた時に、どのような仮説が成り立つのか。
それを後編で書いてみたい。

後編【日程仮説編】(仮題)に続く(10月末にUp予定)

posted by stanger |02:05 | 考察 | コメント(19) | トラックバック(2)
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【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

北海道というのは札幌を意味しているのだろうか?
新潟、仙台を以外に降雪が少ないとおられるが、いうまでもなく、日本の積雪は、シベリアからの湿った雲が日本が中央を走る脊梁山脈に当たって起こる。だから、日本海側は積雪は少ない。東北、北海道とそれ以外という分け方ではなく、太平洋側と日本海側という分け方でみないとおかしい。だから、意外に福岡や山陰に雪が降る。
ただし、日本海側でも海沿いは雪が少ない。だから、新潟は雪が少ない。
また、関東と比べて、ある程度雪に対する対策はとっているから、5cm降っても交通が混乱する東京とは事情が異なる。魚沼に住んでいたことがあるが、角栄先生のおかげで、道には融雪装置が敷設され、関越自動車道が通っているから、関越に出さえすれば、豪雪地帯でも、新潟まで観戦に行くことは不可能ではない。もちろん、高速から遠いところでは不可能だろう。
雪はやはり大きな障害だから、十分な考慮が必要だ。

その一方で、近年の夏の暑さは、サッカーという競技にとっていい条件とは思われない。数十年前と比べて3、4度は上がっているだろう。

関東に住む私の都合だけから言えば、春秋制歓迎だが。再度の考察をお待ちします。

posted by しかじか | 2008-10-23 03:59

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

> 新潟、仙台を以外に降雪が少ないとおられるが、いう
> までもなく、日本の積雪は、シベリアからの湿った雲
> が日本が中央を走る脊梁山脈に当たって起こる。だ
> から、日本海側は積雪は少ない。

ひどい間違いですね。「少ないとおられるがー>少ないと言っておられるが」、「日本海側ー>太平洋側」です。

posted by しかじか | 2008-10-23 04:01

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

たびたび失礼します
イタリアのサッカー場というのは、家族づれで行けるようなところではない。下層階級が酒飲んで暴れるところだから、女子供は行かない、行けないといわれるが、その辺の事情はどう考えるのか?

posted by しかじか | 2008-10-23 04:29

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

日本の社会のカレンダーとのすり合わせも必要そうですね

欧米は9月から新学期
大学生ならまだしも、高校生は卒業からリーグ開幕までの半年間のギャップをどうするんでしょう?

天皇杯もどうするんでしょうね
大学生や高校生のチームがJリーグのチームに真剣試合で挑戦できる
唯一で価値あるトーナメントだと思うので、大切にして欲しいです

posted by baron | 2008-10-23 05:16

Re:【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

本気でJを良くしたいなら世界のカレンダーに合わせるべき。

posted by akikia | 2008-10-23 05:49

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

>日本の社会のカレンダーとのすり合わせも必要そうですね
私もこの点がひっかかります。
Jだけなら強引に秋春制にできそうですが、近い将来JFLとの昇降格が決定してますよね?
企業チームや大学を含む下のカテゴリーが決算の都合などを含め対応可能なのか心配です。
さらに言えばJFLは各地域リーグと入れ替えがあるわけで・・・
すべてのカテゴリーで導入するのか?それとも会長には妙案があるのか?気になるところです。

posted by KOTO | 2008-10-23 06:12

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

すごく分かりやすかったです。
チーム経営のデメリットで子供の風邪等の病気を上げられていましたが、付け加えてもらえば障害者、体が弱ってるお年寄り、慢性の病気を持ってる人など、立場の弱い方たちのサッカー観戦のチャンスの排除にも繋がることを加えてもらえれば、いいかなと思いました。

posted by 騒霊 | 2008-10-23 08:21

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

初めまして
秋春制について考えましたがはっきり申し上げて冬季の日本海側での開催は基本的に不可能であり単純に秋春性にすると間違いなくJは衰退します。
それでも秋春制にしたい場合は7月下旬夏休みと同時に開幕しシーズン当初とシーズン終わりの春先に日本海側集中開催するしかありません。そして天皇杯後1月2月は中断するしかありません。昼間と言えど太平洋側でも極寒ですし怪我の危険も大きいからです。そしてシーズンは5月終わりまでが想定されます。
これですと、観客の嫌がる雨季と極寒はしのげますし、観客の入る時期も概ねカバーできます。
前後半制のような形ですね。
しかしホーム集中開催になったりアウェーばかりとなったり成績面での不公平感は出ます。

上記の内容ですが考えてみると今とほとんど変わりません。要するに基本、雪国冬季開催は不可能と言う前提を持つことが必要です。
一晩に1メートルも降る可能性があるのにその費用を誰が見るのか、またスキーウエア着用での観戦となります。
また何日も降り続きますし、降雪中止も続発するでしょう。

Jの秋春制は雪国切捨てに発展します。

犬飼会長も発言を聞く限りでは妙案はありません。会長になったから何か実績が欲しいのでしょう。机上の空論の極み、可能な理論を並べてから発言してくださいって思います。

posted by 大阪生まれ札幌育ち | 2008-10-23 08:57

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

追加です。
サッカーは春か秋が当然観戦しやすいので、中には夏は
グダグダになってレベルが落ちるから面白く無いとも言われるが2006年WCは結局暑さに負けました。
ヨーロッパのチームもWCを暑い場所でやるとことごとく早期敗退したりします。
2010年WCはちなみに南半球ですのでアフリカと言えど一番南極寄りの真冬です。(これは蛇足ですが)。

それより現在、春秋でヨーロッパとの日程の違いでどれくらいのデメリットがあるかを検証された方がよろしいかと思いますが、日本選手の移籍にしたってそれほど変わらないのでは思ったりもしますし、海外選手のJへの移籍にしたってボスマン以降の年棒高騰でJに呼べないだけなはずですから。

ちなみに天皇杯等のトーナメントをどうするかについては歴史もありますがWCが短期のトーナメントである以上トーナメント形式の大会は必要です。ナビスコも同じく。出来るなら同じ6月にWCとまったく同じような形式で大会があった方が良いはずです。

posted by 札幌育ち現在埼玉 | 2008-10-23 09:29

コメントありがとうございました

コメント投稿者ID :

皆様、多面的なご意見有難うございます。
非常に勉強になります。

>しかじかさま

詳細な天候についてのご指摘、有難うございます。
日本海、太平洋という区分については思いつきませんでした。
私が調べたのは、J1/J2のチームが存在する都市の最大降雪量です。
その上で、「意外に」と申し上げたのは、降雪量の多い地域に住んだことのない人間にとっては、「寒い→雪が多く降る」という短絡的な発想が間違っていたので、「自分の想像に比べて意外に」という意味です。
この点は加筆させて頂きます。

また、イタリアの比較については、仰る通り女子供が行く場所ではない、という変数を取り入れる必要がありますし、また文章内にその点を明示しなかったこともご指摘を受ける要因だと思います。
この点も加筆致します。
来場者の性質が違いますから、Jリーグの場合は冬場の来場がイタリアの数字に比して、更に少なくなる可能性が高いとは思います。

ピントがずれた返答だったらすみません。

>baronさま

スケジュールについては、後ほど書きたいと思っておりますが、仰る通り、4月始まりの日本社会のカレンダーとのすり合わせも必要だと個人的には思います。
天皇杯を今のフォーマットで行なえば、一時期に選手がこなす試合数は自ずと増えますし・・・。
日程編Up後もご覧頂き、ご意見い頂ければと思います。

>akikiaさま

確かに賛成論という観点では、Jがよくなるという考えも理解出来ますが、何故そう思われるのか、という点をご教示頂けると幸いです。

>KOTOさま
各種報道で伝えられる犬飼会長のコメントを見る限り、垂直統合的に変更することは考えていないように思います。
あくまでも主眼は「代表」のようですので、学生プレーヤーについては「学校の」フォーマットにあわせろ、という感じなのかな、と個人的には思っています。
この点は私も抜け落ちていたところなので、次回の日程編で組み入れさせて頂きます。
ご指摘有難うございました。

>騒霊さま

お年寄りや病気の方に対する視点、ご指摘有難うございました。
完全に抜け落ちておりました。
確かにスタジアムでも以前に比べると車椅子の方を多く見かけることにもなりました。
そういう方が来場できなければ、付き添いの方もいらっしゃらなくなりますね。
地域密着という言葉を捉えると、ご指摘の点は非常に納得致しました。
追記させて頂きます。

>大阪生まれ札幌育ちさま

日程を踏まえてのコメント有難うございます。
日程編で触れるつもりですが、仰る通り、結果的に「2ステージ制」のような日程になり、秋春の1ステージ制という意味合いが薄れると思われます。
個人的にはスキーウェア着用での観戦、となっても、それで寒さを感じなくなるわけではないですし、非現実的に思います。
ほぼご意見に同意です。
また
>机上の空論の極み、可能な理論を並べてから発言してくださいって思います。
私も文中で触れましたが、仰る通りだと思います。
そこはスタッフ任せで、自分はスポークスマンなら、前任者と何ら代わりがないですよね。

取り急ぎのコメントとなりますが、皆様コメント記載、ご指摘有難うございました。

posted by stanger@管理人 | 2008-10-23 09:52

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

こんにちは。
面白くわかりやすいですね。
間違いなども出てくるとは思いますが、気にし始めると記事にすることがままならなく
なると思いますし、後編も楽しみにしています。

犬飼さんがあまりデメリットに触れないのは、組織のトップとして正しいと思います。
何かを改革しようとするにあたって、トップがデメリットをあまり強調しても仕方がない。
“健全なミーティング”が行われるのであれば、当然デメリットはJ関係者や自治体、
その他サッカーに関わる様々な関係者が述べるでしょう。
数値化したものも検討されるでしょう。
犬飼さんもそこは承知の上で、今はあえてメリットを強調しておられるのだと思います。
こういった形で議題に上がらなければなんとなくこの話題がくすぶり続けたでしょうから、
明確にテーマとして掲げたこと自体は犬飼さんを評価したいです。

後は“健全な”場にする気があるのかどうか…
前任者を考えるとそちらが不安だったりするわけですが。

posted by moneru01 | 2008-10-23 10:02

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

私の方で知っている情報では、現状Jリーグ側からは1チーム当りの負担金をJリーグとJFAから50億初期設備投資費に負担すると言う話も出ているようです。
また、ネット上では雪の問題が一番とされている方が多いですが、実際は、コメントで触れられている通り、国内のカレンダーとの整合性、特にJリーグは今後、J3やJFLとの入れ替えを考えているようで、そちらの方が問題として大きくとらえているようです。

それと、全チームの情報ではないのですが、各クラブの動向として、北陸や東北、北海道のクラブが反対しているかというとそうではなく、逆に、この件で人工芝の導入が解禁されるのであれば、反対はしないようです。
因みに、人工芝が選手に負荷をかけるかと言うと、確かに天然芝よりは膝や腰に悪いだろうとされているが、しかし、現状、各クラブの練習場で人工芝を使っているところ、遠征時の練習場で人工芝を使っているところも多いです。

ですので、ネット上で騒がれている程、雪国クラブは雪を問題視していないようです(全く問題視していないわけではないが)
客が入らなくなる可能性があるので、賛成はしていないようですが・・・
逆に反対の立場に立っているのは福岡と大分とかのようですね。雪降るのに援助がもらえず、それどころか、雪国への援助がある分、配当が減る可能性があるのでって事らしいです。

posted by D | 2008-10-23 10:44

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

すごく資料性高いと思います。ご苦労様でした。
お話を聞くと短期間で冬の雪国のための設備改善は現実的でなく、運営努力で可能な日数も意外と少ない印象を受けます。結局雪国のホームゲームが冬の時期無くなるという形に落ち着くと思います。
冬の地獄のアウェー数ヶ月はきついけど、代償に開幕時と終盤の大事な時期のホームゲームが連戦になります。
僕は秋冬制は新潟のサポさん達が賛同するか否かに掛かっていると思いますが、秋冬制で生じる歪みを旨くメリットに転換できればサポさんの力の強い新潟は優勝争いも可能に思います。いかがでしょうか。
少々先走り感、すみません。この後の日程編で触れられると思います。期待しています。

posted by ポン | 2008-10-23 11:22

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

非常に金銭面などが細かく調べてあり、面白く拝見させていただきました。
犬飼会長が方針の根本を考えてみると
1.Jリーグのグローバル化
2.若手の出場機会の増加
(アジア枠創設+ナビスコU20化発言などから)
だと思います。
一方川渕キャプテンは
1.地域密着型のクラブ運営
2.観客増員
を押し出していたと思います。
どちらも成し得なくてはならないであろう命題ではありますが、策を講じるにあたって相反する面もあるのが現実です。
新しい人が出てきて、新しい考え方が出てくることはイイことだと思うのですが、秋春制に関しては犬飼会長がどのように詳細を考えているかは未だ見えてこないので、なんとも言えません。
Jをグローバル化させるにあたり、ACLの日程を考えた上でも現状の日程がベストである気もしてしますのですが…

posted by やま | 2008-10-23 11:56

コメントありがとうございました(2)

コメント投稿者ID :

昼休みに見たらエライことになってびっくりしました。
様々な意見を有難うございます。

>札幌育ち現在埼玉さま

続けてのコメント有難うございます。
>春秋でヨーロッパとの日程の違いでどれくらいのデメリットがあるかを検証された方がよろしいかと思います
確かにそうですね。機会があればそれも見てみたいと思います。
確かに選手の移籍は秋春になったから増えるか、というとそうでもないんじゃ、という気もしますし・・・。
入ってくる方については、大物よりも次代の欧州のスターが来ないかな、ってのが個人的には期待です。

>moneru01さま

間違いなどはもうコメントで指摘して頂くしかないと開き直ってます(笑)。
特に日程編はその突っ込みどころ満載になると思いますが、自分なりに検証して書いてみたいと思います。
また、犬飼会長の姿勢については、私のように否定的な意見が多い中、肯定的意見をお聞かせ頂き有難うございます。
そういうご意見を聞けることで、自身の考えの幅も広げることが出来ます。
今後の投稿に踏まえたいと思います。

>Dさま

非常に貴重なご意見有難うございます。
このご意見を知ることが出来ただけでも、懸命に書いた価値がありました。
人工芝と補助金については自分も考えましたが、自分の持つ情報では根拠に乏しいため割愛しました。
仰るとおり、人工芝はそんなに醜いものではないと思っています。
実際にハイブリッド・ターフなる人工芝のグラウンドでプレーをしましたが、膝への負担は少なく、スライディングしても特有の火傷すら出来ませんでした。
ボールを蹴る時の踏み込みも深くなるし、非常に目から鱗でした。
補助金についても、パイが変わらないのですから、確かに減る可能性のあるチームが反対するというのは理に適っていますね。
大変参考になるコメントを有難うございました。

>ポンさま

雪国の開催がなくなる、ということであれば、そこではJリーグの規約改定ということも出てくるかもしれませんね。
詳細は日程編で書きます。
冬の地獄のアウェーは考えるだけでも気が重くなりますね・・・。
日程編では冬季も開催(アウェー連戦)と冬季はオフの2パターンを中心に想定をしてみたいと思います。
またご意見お聞かせ下さい。

>やまさま

お褒めの言葉を有難うございます。
犬飼-川渕両氏の掲げる理想が相反するというのは確かにそうですね。
トップが替われば経営方針が変わる会社と同様なのでしょうけど、果たしてサッカーとかスポーツというロングスパンで育成・強化を担う組織がそれで良いのかな、とコメントを拝見していて思いました。
ACLの日程も込みとすると、日程編は10月末には書けないかもです・・・。
が、出来るだけ、現在のJを取り巻くフォーマットを組み入れて書いてみたいと思いますので、またご意見・ご感想お聞かせ下さい。

以上、皆様有難うございました!

posted by stanger@管理人 | 2008-10-23 12:45

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

スレッドの閉めが行われてからのコメントで大変申し訳ありませんが。
犬飼会長の秋春制移行の理由に「選手が望んでいる」と言う部分があります。このスレッドを始め他のスレッドでも殆んど取り上げられることはありません。
すべての選手がそういっているわけではないと思いますが、夏の試合後の選手のコメントなどから事実であることは間違いないと思います。

「選手が望んでいる」というのは非常に大きな理由になると思いますがいかがでしょうか。

posted by ma | 2008-10-25 23:20

コメントありがとうございます③

コメント投稿者ID :

>maさま

コメントありがとうございます。
特段閉めてはいないので、ご意見ありがとうございます。

選手が望んでいる、と言う点は理解できます。
選手の一人の人ですから、疲労の濃くなる夏場、そして家族や彼女と過ごす夏休みシーズンに人並みのサービスをしたい、というのは当然だと思います。
(審判員としても、夏がオフになるのは助かります・・・)
それを勘案した上でも、一サッカーファン、プレーヤーとしては秋春制にはメリットがあると思います。
が、興行という観点でいくと、やはり寒さの中でサポーターに我慢を強いる、という点は否めないと思います。
結局は、犬飼会長が言う
「スタジアムの暖房設備の整備」
というのがどれだけ現実性があるのか、という点がこの制度を左右すると思います。
ただ、本当に暖かいと思える環境で観戦できるのは眉唾な気もしますが・・・。

ご質問への回答になってますでしょか。

posted by stanger@管理人 | 2008-10-26 00:51

【考察】Jリーグ秋春制移行の是非(仮説検証編)

コメント投稿者ID :

お返事ありがとうございます。
私は「暖かい環境でなければ観戦できない」という仮定がそもそも間違っているのだと思います。Jリーグがまず提供するのは魅力的な試合であり、観客はそれを求めてスタジアムに来ているんだと思っています。
実際問題、暖かい春であろうと秋であろうとお客が入らないスタジアムはいっぱいあります。しかし常に満員近く入っているスタジアムは寒い冬であろうと満員です。数年前までの日本代表の試合、ヨーロッパのリーグ戦、競技は違いますがアメリカのフットボール、寒かろうが雪が降ろうがお客は入ります。乱暴な言い方となりますが、観戦環境が悪くなり客が入らないという人がいますがそれはコンテンツでとして魅力がないということではないでしょうか。寒くなくてももともと客が入っていないのです。
じゃお客が入る魅力的な試合をするにはどうすればいいか。それは選手がベストのパフォーマンスを出せる環境を整えることだと思っています。
私はスタジアム観戦が多いですが、秋春制で寒い季節の試合となっても観戦をやめるつもりはないです。

posted by ma | 2008-10-26 12:53

コメントありがとうございます④

コメント投稿者ID :

>maさま

返信ありがとうございます。
仰ることは確かに物凄く正論であり、我々サッカーファンとしては、魅力を感じているからスタジアムに足を運んでいます。
が、例に出されているようなNFLや欧州リーグに比べてシーズンチケットの割合が少ないということは、それだけ「浮動票」が多いことを意味します。
浮動票はあっけないことで離散します。
そう考えると、浮動票をいかに取り込むか、というのは「魅力ある試合」と共に、観戦しやすい環境を整える、ということも要因の一つではないかと私は考えます。
その観点からも、NFLとJリーグでは経済規模が違うため、環境設備や選手年俸にかけられる経済力に大差があると思いますがその点ではいかがでしょうか?
NFLのスタジアムでも暖房設備(どの程度の効力があるかは分かりませんが)は整っているようです。
先に頂戴したコメントからのご指摘にもあったとおり、コアサポーターが多く、ファミリー層がスタジアムに足を運べない欧州リーグに比べ、ファミリー層が多いJリーグという点でも、観客減少の可能性が多くある中で、コアサポーターからの収入だけでは暖房設備の設置費用は賄えないと試算しています。
チームが一企業として経営を行っていかなくてはらない中で、外部要因を強引に決めることで、開催や集客に差を生じさせるということは、公平であるべきスポーツにおいて公平で無い、というのが私の思いのため、このような記事を投稿させて頂きました。
私は明確に賛否を唱えていない、ある意味でずるい態度を表明していますが、サポーターとしては決まったことに自分をアジャストしていくしかないと思っています。
なので、maさんのようにコアなサポーターの方もいらっしゃれば、そうではない、いわゆるライトな層や、先のコメントにも頂いたからだの不自由な方もいらっしゃいます。
全員の意見を組み入れることは難しいですが、結局立場や気持ちの弱い人間がスタジアムに通えない、というのは、コンテンツとしての魅力を強化する策として弱いように私は感じています。

maさんが思いをコメントしてくださったので、極めて私も思いを書かせていただきました。
論争を仕掛けるつもりは毛頭もありませんが、ご気分を害されるような内容であれば申し訳ありません。

posted by stanger@管理人 | 2008-10-26 22:17

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