2006年09月27日

FC東京の正念場に向けて

思い立って自分自身でJリーグ18節~24節のFC東京の得失点を時間帯別でまとめてみた。
そもそもなぜそう思ったかというと、この7節全てを通してきて、早い時間帯に失点すること、最後に追い上げるが届かない、という展開が多かったため、その確証を得てみたかったのである。
そして、自分の記憶力が確かであったことが分かったのだが、こうしてチャート化してみると、発想が多少広がった。
そのちょびっと広がった発想から、6連敗阻止をするための筆者なりの考えを書いてみたい。

冒頭に述べたチャートが下記である。
FC東京の得失点分布(第18節~24節)


こうして見ると、失点16の内の50%が前半の30分以内に集中していることが分かる。
尚且つその8失点を喫しているのは7試合、1試合平均1.1点を前半30分までに失っている。
対して30分以内の得点は僅か2点(0.285/試合)。
すなはち30分までの間に相手を追いかける、相手に主導権を渡して試合をしていることを意味している。
更には前半終盤から後半序盤までに5点をとられているのて、平均すれば前半終了時で1.4失点、後半開始時には1.8点、2点近くを失っていることになる。
対するFC東京の後半15分までの得点は4点。平均で0.57点。。
残る30分で1.3点の差はそう簡単には覆らない。
なんせそこまでの60分で4点しか取れていないのだから、

しかし、興味深い、というよりもなんとかせーよ、と言いたくなるのがそこからの得点力である。
残り30分の得点は10得点、平均で1.43。
ビハインドを覆すに十分な得点をしているのだ。
にも拘らず勝てていないのは、19節福岡戦の5-1で勝利した試合の内4得点が60分以降にかかっているからである。
ここで注目しなければならないのは、その勝ち分を除いて見ても、6試合で10得点をしていることになる。
ここで分かるのが、リードされて、後半になんとか追いつこうと懸命にプレーした結果、得点は取れているのである。
もちろん、相手チームはリードしているのだから、守備意識が強くなり、ポゼッションが上がることは否めない。
しかしそれを差し引いても、「試合終盤に強いFC東京」という図式が見えてくる。
となると、問題は前半30分までの試合平均1.8点をいかに低減させるかしかない。
確かに、16失点のうちセットプレー(CK)からの失点が4、PKが3で、失点の50%以上を占めているので、「セットプレーに注意」と言えるが、セットプレーと言うよりも、試合の入り方をどうするか、が大きな課題である。
入り方が過度に慎重、もしくは相手任せになってしまうために、DFラインがずるずると下がり、その分バイタルが広くなってしまう。
DFがクリアをしてもセカンドボールを拾われ、二次攻撃、三次攻撃を繰り出される。
懸命にクリアしたボールがゴールラインを割りセットプレーになり失点。
そんな感じではないだろうか。

これを避けるためにも、やはりポゼッションを上げ、出来るだけ自分達が流れを握れるようにしなければならない。
そのためにも、前半、特に30分まではポゼッションを高めることに集中した方が良いのではないだろうか。
そのためには出来るだけ高い位置、DFラインより前で相手ボールを奪取し、相手チームにカウンターの脅威を与え続けることだ。
そのためにも、筆者は今野と伊野波のダブルボランチを推奨したい。
彼らのボール奪取能力は現在の日本においてトップクラスであろう。
この二人を中盤のフィルター役として起用し、なるべく高い位置でボールを奪ってサイド、もしくは楔のボールを入れることで、ポゼッションの向上と、試合開始直後の好戦的な態度を示してはどうだろうか。

といっているうちに、チームは怪我人続出のようだ。
週末6連敗阻止のためにも、キックオフ直後から精力的に動いて欲しい。
残り10試合、降格ラインまで勝点差9。
逆転されない、とはいえない数字だ。
選手が気持ちで負けないためにも、とにかく高い位置でプレスをかけ、ポゼッションを高め、負けないサッカーをして欲しい。
現有戦力全てをつぎ込んで戦うしかない。


posted by stanger |00:35 | FC東京 | コメント(0) | トラックバック(0)
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