2007年02月07日

ラグビーに魅せられ始めて

まず、筆者がここで最後に投稿をしたのが2006年11月27日。
以来仕事やプライベートにおいて、多忙を極めたというエクスキューズがあるにせよ、3ヶ月弱という時間が過ぎてしまった。
スポーツナビ+のガイドラインにおいても「1週間以上記事投稿を停止すること」と明記がある。
そういう意味では、3ヶ月近くが経過しても尚、このように投稿ができることは有難いと思う。
今後は週1回の投稿を定常化して、しっかりと運用していきたいと思う。
開設して5ヶ月近く経つわけだが、アクセスは26000を超えている。
スポーツナビ+の中では少ない方だが、一般的なBlogというメディアにおいては驚異的な数字であり、これもまた新たなモチベーションとして、今後の活動に活かしていきたいと思う。

前置きが長くなったが、昨年まではサッカーだらけであったこのBlogに、今年は違うスポーツの話題も含めていく。
その前座としてまずはラグビーについて、今思うことを書き連ねたい。

筆者とラグビーの出会いは中学入学と共に始まった。
私立中学に入学した筆者であるが、エスカレーターで上がれる高校のラグビー部は、全国制覇もしたことがある、東京では屈指の名門校であった。
高校が名門ともなると中学校にもラグビー部があり、昼休みともなると、タッチフットに興じるラグビー部員と、ミニゲームをするサッカー部員で狭い校庭が大盛況となる。
その上、体育会にありがちな3年生が使用中は下級生はグラウンドを使えない、などという暗黙の了解もあるなど、とにかく滅茶苦茶な状態での中学生活が続いていた。
こんな状況だから、高校ラグビー部が花園行きともなると、全校挙げての騒ぎになった。
「ラグビーと接したくなければ退学するしかない」
と言われるぐらい、同校の生徒はラグビーを意識せざるを得なかった。
愛校精神の欠片ぐらいを持ち合わせていた筆者も、東京から中継を通じて応援したり、クラスメートが試合にでも出ようものなら、大騒ぎしていたのが懐かしい。
そのまま大学に進むと同時に、同級生の何人かが同じ大学のラグビー部に進んだ。
恋愛の一つとして友人が出る試合を応援しにいき、グラウンドで奮闘する姿に胸を熱くする4年間だった。
卒業と同時にラグビーは縁遠くなった。
日々の社会生活を送るのに必死で、ラグビーの結果を気にすることもなくなり、自分の趣味であるサッカー観戦とプレーだけが唯一のスポーツとの繋がりとなった。
そして2006年末。
きっかけは一つの試合だった。
試合、といっても、素人目に見ても酷いものであった。
関東社会人2部リーグと3部リーグの入れ替え戦。
会社のラグビー部に所属する同僚の試合を江戸川の河川敷に観戦に行った。
同僚は2本のペナルティーキックを外し、後半は両チーム得点が入らない展開。
12-10で同僚は敗れ肩を落とした。
どう考えても酷いものであった。
が、それでも真剣に見つめる自分の姿があった。
タックルされてからのボールのリリース、モールからの展開、ラックでの攻防、見せ場の一つでもあるスクラム。
全てにおいて自分がラグビー観戦に興じていた10年前の記憶が明確に呼び起こされた。
違ったのは10年前には生身の体で戦っていた男達に防具がついたことと、戦術的な交代が許されていることだったろうか。
いずれにせよ、ラグビー観戦が筆者の趣味欄に書き加えられた。
以降年末年始の風物詩である高校ラグビー、学生選手権、日本選手権と、時間が許す限りテレビの前で観戦している。
その度に新たな発見があり、知識もまた増えていく。
同時に清宮克幸氏、平尾誠二氏などが語る「組織論」にも興味がそそられるようになった。

そんな思いの中TV観戦試合は、日本選手権の九州電力vs早稲田大学。
九州電力に関して何ら予備知識を持たずに見たのであるが、36-33というスコアに反映されるように、非常に興味深い試合であった。
この試合を決定付けたのはピーター・ミラーの個人としての技量と、それを支えた九電のチーム力であった。
早稲田は今村、首藤、菅野が輝きを放ち対抗したが、キック、パス、ランと組織的に上手く攻撃手段を変えた九電に対して受けに回りすぎた感がある。
一瞬にして攻守が入れ替わるターンオーバー時の九電の狡猾さもまた見所であった。
上手く表現が出来ないが、早稲田が来年再び不沈艦が如き強さを取り戻せるかどうか、の期待を持たせる試合だった。

サッカーと「Football」を分け合うスポーツの一つとして、ラグビーを再認識した。
筆者自身がラグビーを再認識しただけではなく、先に述べた清宮、平尾両氏による「組織論」もまた、ラグビーというチームスポーツへの人々の関心を喚起する材料になっている。
まだまだルールを思い出しながらの試合観戦が続く日々であるが、ラグビーというスポーツについてもっと知っていきたいと考えている。
特にサッカーや野球といったスポーツとは質を異にする、ラグビーながらの組織論というのを、プレーヤーではない目で観察し、解釈を出来ればよいと思う。

posted by stanger |18:24 | サッカー以外のスポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)
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