2007年09月05日
団子状態のままペナントレースが終盤に差し掛かり、取りこぼしが許されない状況になってきたセリーグ。ここでリリーフの貢献度、チームの特性を逆転勝利と逆転負けの数値で分析してみました。
尚、データで見ても勝利の原則はあくまでも『先行逃げ切り』です。
これはセリーグの今季通算勝利数の60%を占めており、逆に言えば、逆転勝利は全体の勝利のうち40%の確立でしかありません。
また、一般的に上位のチーム程、先行逃げ切りの率が高く下位のチーム程、乱打戦等での逆転勝ち数が多いという現象があります。
さて首位から見ていきます。(逆転勝-負)
巨人 25-26
阪神 26-11
中日 22-23
横浜 22-24
広島 21-28
ヤク 21-28
※交流戦が含まれるため、勝ち負けの数は合いません。
参考)ニッカンスポーツ/9/5終了時点
やはりと言うべきか、当たり前なのか上位に来るチーム程、先行逃げ切りの率も高く、逆転勝ちの数も多くなっていますが、意外と逆転勝利数と言うのは差が無いようです。
そして、やはりと言うべきなのか数値的には1チームだけ抜けているのがJFKを擁する阪神。
圧倒的に逆転負けが少なくなっています。
さらに特筆すべきは、JFKでの逃げ切りというイメージとは別に逆転勝利数もリーグ1位と関西スポーツ紙に良く見られる見出し『逆転の虎』も確かにチーム特性として備わっているようです。
また、3強の他2チームは?と言うと
巨人はやはり上原以外のリリーフピッチャーが弱いため逆転負けが多いようです(敗戦の2回に1回の割合で逆転負け)が、25の逆転勝ちに見られる爆発力や先発投手の貯金が示すように上位に来るチーム力が数値にも見られます。
中日はバランスの取れた数値を見せていますが、岡本こそ昨年の成績を上回っているものの岩瀬が防御率2.51(昨年1.30)、平井に至っては3.67(同2.29)とリリーフ陣が昨年に比べ軒並み数値を落としているのが気がかりです。
さて、クライマックスシリーズまであと約1ヶ月。。
虎ファンとしては勝てる試合を確実に勝ち、ここぞの場面で逆転する力もある阪神が最終的には一番いい位置にいるのでは…と願っていますが、それ以上にプロ野球ファンとして9月は最高の季節!興味深く見ていきたいものです。
posted by sssh |23:33 |
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2007年09月03日
中日に負け越し、広島に追いつかれ引き分け、そして敗戦で首位に5ゲーム差と一時の勢いが完全に消えたかに見えた阪神タイガースがここにきて4連勝!首位に2.5ゲーム差と息を吹き返しました。
伏線は8月29日の対広島戦にありました。試合前に林の戦線離脱。さらに広島に破れ首位巨人に5ゲーム離された日です。
1点を追う阪神は6回4番金本が打席に入ります。
広島の投手はフェルナンデス。
今季7打数0安打と完全にお手上げ状態。
ここまでの阪神は前カードの中日戦で三振の山を築き、広島戦に入っても三振と残塁の多さからまるで前半戦のようでした。
ここで金本は3塁前にセーフティバントを試みます。
ちなみに片手でバットを振っていた(後に骨折が判明)04年以来のことです。
結果はファウルで結局セカンドゴロ。8回のチャンスにも併殺崩れがやっとのセカンドゴロで試合にも敗れました。
広沢コーチは『オレは批判も称賛もしない』と言った後、思いやるように『称賛したら、4番(金本)がフェルナンデスを“打てない”と、屈したことを認めることになるからね』とコメントしました。
金本はチームが借金に沈む7月前半に鳥谷の走塁を名指しで批判。
そして、そこから猛スピードでチームは加速。
今回は無言でしたが、策の無いチーム及び打てない自分への激としてセーフティを慣行したものと思います。
次の日、前日の金本の全力疾走を一番意気に感じていた桜井が活躍し黒田から勝利。
そして4連勝。。
金本の激は確実にチームに届いたのではないでしょうか。
posted by sssh |23:14 |
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2007年08月31日
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今季、フリーエージェント(FA)権を取得した巨人の高橋由伸
外野手(32)は30日、東京・大手町の球団事務所で清武英利
球団代表との会談後、FA権を行使しないで巨人に残留する意向
を明らかにした。
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まあ、妥当なトコでしょうか。。ちなみに巨人ファンではないので特別な感激はありませんし、巷で言われているようないまだに実家の不動産関係の尻拭いを株式会社よみうりにやらせているなんて事も関係なくいきます(笑)
高橋は東京6大学のHR記録をもって入団。1年目からほぼ期待通りの働きをし、1998~2004までの7年間で打率3割を6回、25本以上のHRを5回と素晴らしい活躍をします。ですが、怪我が多く2002年からは終盤に離脱するのが恒例行事になり、2005、2006年は高橋にしては不本意な成績に終わりました。そして今年は短期間の離脱はあるもののシーズン序盤から1番打者としてチームを牽引する働きを見せています。
さて、何度も論じられている高橋1番の適正について数値で見てみました。
尚、私は1番の適正は無いと思っていました。
それは脚力が皆無(巨人ファンの方は否定されるかもしれませんが、過去3年間で盗塁企画6で成功3及び故障が多く2塁からのホームへの帰塁率が低いことが理由)なことと来た玉を打つ天才肌のバッターゆえ基本的に何でも打っていくタイプでフォアボールが少ないことが理由です。
まあ、後者の理由はイチロー等も当てはまり出塁率の低さが取り上げられることがありますが、彼にはそれを補う脚力ととんでもないヒット数があります。
本題です。
本年は、打力については3割をクリア、HR26本と文句のつけようがありません。ちなみに盗塁は1。これは予想通り少ないですね。
しかし、例年出塁率が強打者の目安である4割に届かない高橋が今年は1番を打ちながら4割1厘をマークしています。
これは、セの1番打者では青木に次ぐ出塁率です!(ちなみに最下位は仁志と梵で326)
そしてプロ入り以来一度も50個を超えたことが無い四球がすでに53個とチームNo.1の数(小笠原より20個も多い)を稼いでいます。
言うなれば、早打ち打者というのは今シーズンにおいては当てはまらない。。
つまり、今シーズンに限れば1番打者として脚力についてのマイナスを補って余りある数値を残しており、チームの他の誰よりも適正であると言わざる得ないでしょう。
ここ最近はもっぱら1番で起用されることはなくなりましたが、今シーズンに限っては、数値的に見ても1番高橋が巨人にとっての最高の形ではないでしょうか?
しかし、数値とイメージがこんなに開きがあるとは思いませんでした。。
posted by sssh |00:33 |
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2007年08月28日
キャンプ中から痛みが引かず、ついには今シーズンを棒に振ることを承知で左ひざを手術したオリックス清原和博のリハビリが順調に進んでいるようです。
現在のところリハビリは6勤1休。コンディショニングコーチによれば「順調過ぎるぐらい順調です。可動域も筋力も順調に回復しています」とのこと。
ですが、観客動員その他付加的な要素は除き、純粋な戦力として見た場合はどうでしょうか?当然に厳しいところだとは思いますが、ここでは、清原を語る上で外すことの出来ない、ある数値に注目しました。
昨年の成績
試67 率222 本11 点36 死球1
ちなみに打率は過去2年度差ほど大差もなく、得点圏打率は271と多少の勝負強さは見せていますが、気になるのは死球数です。
清原は死球が多くて有名ですが、昨年はわずかに1個
一昨年は96試合で10、さらにその前年は40試合で4個ですからこれは相当少なくなっています。
清原の死球は(あまり避けないというのはさておき)、投手が弱点である内角をストレート系のボールで攻め、それを打ちにいって避けられず当たるというのがパターンだと思います。←まあ、清原に限らずですが…(笑)
ところが、昨年の数値を見る限りケガの影響なのかも知れませんが、踏み込みが遅く死球数も減っている結果が出ています。
あまり関係ない数値のようですが、年齢的にも気になるデータです。
そして、ブランク、ポジション的にローズ(外野は厳しい)とかぶる点等、いくつも懸案事項があります。
ですが、オーナー特権?で起用され、奇跡的にその諸問題がクリアされたとしても本来の踏み込みの力強さが戻ってこない限り、厳しいかな…と思います。
posted by sssh |00:42 |
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2007年08月25日
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ヤクルトの鈴木正球団社長は24日、監督続投を要請している古田敦也捕手兼任監督(42)について、来季は選手契約を結ばず、監督専任で交渉を進めることを明言した。交渉を受諾すれば現役引退となる。
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今年はわずか3試合の出場で6打数0安打。
ましてや選手の部分だけで6000万+出来高という年棒もネックになっているのでしょうが、古田との意見調整が終わる前に球団側から発表されました。
8月上旬の時点では、来期の兼任監督に否定的な見方をしながらも多菊相談役(元球団社長)が『時期がくれば話ができる。具体的には何も決まっていないし、まだ早い』と言っていたのですが、プレーオフ進出も現実的には難しく、観客動員も落ち込んでいる状況では選手古田の見納め興行をするしかないのかもしれません。
また、意見調整が終わる前にマスコミに球団方針のみ一方的に通達されるというのは古田自身は現役に未練があり、監督選任を承諾していないのでしょうか。
球団も慈善事業ではないですし、成績的には限界かなとも思いますが、
なんとなく正式決定前にマスコミへ先に球団方針を伝えるというのがイマイチ引っかかりました。
思い起こせば1988年の阪神・掛布の引退時にダブるような。。
さて古田の選択は。。。。
posted by sssh |00:58 |
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2007年08月23日
高校野球では完全にタブーである審判批判を公然と行った広陵中井哲之監督。
今朝のスポーツ紙も抗議の正当性を裏付けるような見出し(疑惑の判定に泣く…等)が並んだ。。
選手は言った『悔いはない。審判が正しいから仕方がない』
監督は言った『…負けた気がしない。言っちゃいけないことは分かっている。でも今後の高校野球を考えたら…中略…これで辞めろといわれたら監督をやめる』
そして監督は高野連から注意を受けた。。
気持ちは十分に伝わった。私もストライクに見えた。
でも宿舎に戻り冷静になった監督はこう言った。。
『いけないことと分かっていたが、選手に言わせるわけにはいかないと思ったので、あえて自分が言った』
最後は自分の身を案じ選手を盾にした。。
それは判定より複雑だった。
posted by sssh |22:53 |
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2007年08月22日
巨人のオーダーでネックになるのはセカンドとセンターでしょう。
ここでスコアラー不在?の根拠になっていたのは昨日のVS中日のセンター。
先発は誰が予想しても右の山井。
注目は、8番(もしくは2番)センターに誰を起用するのか?
候補はこの4人
ホリンズ、清水、鈴木、矢野
巨人ファンでも見解が分かれるでしょうが、原監督はホリンズを選択。
ここでVS中日のデータを挙げます。
清水:率250 本0 点0
鈴木:率300 本0 点4
矢野:率267 本1 点4
そしてホリンズ。。率156 本0 点1
もちろん当該カードの成績だけで判断するのはおかしいですし、その時の調子やデータに現れない何かもあるでしょう。しかしホリンズは一昨日までの5試合で
10打数1安打 6三振!
しかも山井とは初対決で右VS右です。
矢野を切り札として取っておきたかったとしても左の清水か、中日戦に強くこの日1軍登録した鈴木という選択肢はなかったのでしょうか?
もちろん現場でしか分からない何かがあったのか、原勘ピュータだったのかわかりません。。
でもスコアリング活動を重視している球団ではちょっと考えられない起用だと思います。
ウッズへの配球、二岡、高橋の走塁ミス。。
敗因はホリンズ選択とは関係なかったかもしれません(事実ホリンズは併殺打こそ打ったものの四球で2出塁)。
ですが長い期間同じ相手と繰り返し戦うペナントレースにおいて、スコアリング活動をないがしろにしているといのは巨人低迷の一つの原因なのではないでしょうか?
だから他球団がデータを生かし始める6月以降は毎年空中戦主体のチームになり、失速する。
巨人スコアラー不在説とは=スコアラーが不在かのようなデータ非重視。。
posted by sssh |19:37 |
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2007年08月20日
アトランタやシドニーオリンピック時に比べるとめっきり注目度が低くなりましたが、サッカーの五輪最終予選が明後日からスタートします。
そこで平山相太。。
監督の、ファンの心を裏切っていると言っても過言ではないような成績。
国見のストライカーとして、高校サッカーのスターとして輝いた男。また、若干20歳でのオランダリーグ8得点(チームトップ)。苦言を言ってもカレン・ロバートには見切りをつけても監督に代表に呼ばせてしまう魅力。どれをとってもすでにJでは得点王を争っていなければならない素材だと思うのですが…。
とにかく8/15に今季初ゴール(遅い↓しかもPKで負け試合)を挙げた勢いで今度こそ彼の爆発を期待します。
李と組ませるのか家長を絡めたスリートップ気味シフトでしょうか。とにかく1位しか五輪に出れない最終予選を勝ち抜くには明後日のホームのベトナム戦は必勝。そしてカタール(黄金世代らしいですね)、サウジを倒さないといけません。
そのためには平山。平山。平山…
…の後にため息が続かないように祈ります!
追伸)梅崎も呼んで欲しかったな反町さん。。。
posted by sssh |23:32 |
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2007年08月19日
JFKの要、阪神のジェフ・ウィリアムスの投球に微妙な変化が現れています。本年は2度の離脱(両方とも最短で復帰)こそあるものの開幕からフル回転。35歳と力勝負を挑むには難しい年齢になってきましたが、なぜか本年は真向勝負で抜群の成績を上げているのです。
ウィリアムスは2003年に阪神に入団し2度の優勝に貢献。150キロのストレートと右打者ならデッドボールなのにスイングしてしまうほどの切れのいいスライダーが持ち味です。
さて成績ですが、入団年こそ守護神として52試合に登板し、防御率1.54でしたが、翌年はアテネ五輪等の影響もあり51試合に登板し、防御率3.28そして敗戦数が4と成績を落としてしまいました。
しかし、2005年には75試合登板で防御率2.11.昨年は故障の影響もあって47試合の登板ながら1.90と好成績を収めました。
これほどの成績をコンスタントにあげながらなぜモデルチェンジしたのか?いやいったいどこが昨年までと違っているのでしょうか。
それは球種配分率。
つまりストレートとスライダーのを投げる割合を大きく変えているのです。
ここ数年のウィリアムスは入団年のスライダーと違い、ボールにブレーキが利き過ぎてしまいスライダーで見逃しのストライクが取れず、カウントを悪くしてしまうという悪癖が覗いていました。しかし、コースに決まれば被打率の低い球種であるため、それを多投する(させる)のは、やむをえないことでもあり、結局はストレートとスライダーは、ほぼ1:1の割合となっていました。
それが今年は…というとストレートとスライダーの割合が約8:2。ケガが万全になりストレートが走っているからこそですが、年齢的にはかなり驚くべきことです。後半戦だけではなんと藤川球児よりストレートの配分率が高い!?
ちなみに成績は…
50イニングで奪三振48の自責点1なんと防御率は0.18です!いやはやこれでは、レッドソックスの岡島投手がインタビューで『阪神のウィリアムスより全然打たれてますよ(笑)』という言葉が出るわけです。いや~ホント今年はイマイチ目立ってませんが、もう少し取り上げられてもいいような気がしますね。
追伸)今シーズン最初で最後の自責点はGWに横浜村田に打たれたソロHR…
posted by sssh |22:21 |
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