ベか舟と矢切の渡しとサッカーと

まさに「勝者なき死闘」

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JFL1st11節、5/28、13時キックオフ
柏の葉公園総合競技場、観衆589人

ブリオベッカ浦安3-3(1-2)(2-1)栃木ウーヴァFC

得点、
前半2分若林
6分清水
19分若林
後半14分畦地
40分笠松
ロスタイム南部

五月も終盤を迎えいよいよ暑さが厳しくなってくる季節頃。柏の葉でもJFL残留を視野に入れた熱い戦いが行われようとしている。
現在14位のブリオベッカ浦安と16位の栃木ウーヴァFC。奈良県では13位奈良クラブと15位マルヤス岡崎のダブル直接対決!
両会場とも勝者がJFL残留に大きく近づく事になりそうなムードの中柏の葉会場試合開始。
ピッチに立った両チーム22人の中で群を抜いて高い集中力及び気迫を全身から滲ませた男のプレーによって試合はいきなり動く!
その男の名は若林学!!J1大宮でもゴールを決めた事のある実力者は主力大怪我チーム不振等の状況に自ら先頭に立って手本を見せた!
開始早々の2分チャンスを逃さずゴールをゲット!数日後38歳になるとは到底思えないアグレッシブなプレーでウーヴァが先制。
そんな男のハッスルプレーに反対側のピッチにいたベテランも敏感に反応!その男の名は清水康也!ここ数試合は精彩を欠く事も多々あったが
自分より年上かつ先輩プレイヤーの積極プレーに誘発されたのか?ビルドアップ時巧みに中央エリアに入り込み上松のボールを受けシュート。
これが決まって浦安が6分同点に追いつく!両軍の超攻撃的な姿勢に沸きに沸く場内!
ウーヴァは開始早々の先制点をあっさり吐き出す形になった。選手に動揺の色がチラつきかけた中気持ちの切替を促したのはやはり若林!
自身が先頭に立って顔を上げ前を向き浦安ゴールに立ち向かって行く!その背中を見たウーヴァ選手達は気を取り直し再び戦いに挑む。
そんな姿勢が実ったのが19分のCK。左からのキックに佐藤が頭で合わせるがこれは辛うじて大野がセーブ!したものの
そのクリアポールがよりによってこの日ノリノリの若林の目の前に!左足で軽く合わせてインゴール!ウーヴァが再び突き放す。
試合はこの後暑さを考慮したか膠着状態に。浦安がポゼッションでは上回っていたようだが如何せん中央をガッチリ鍵かけられる形になり
どうにもボールを前に出せない。無理やり出したら案の定鋭いカウンターの餌食に・・絶妙なリアクションをこう何度も繰り返されると
さらに消極的になるのは致し方ないか・・結局前半はこのまま1-2で終了。若林&清水両ベテランの奮闘で面白くはあったが。

後半開始。1点ビハインドの浦安は積極的に攻めあがるがこれを嘲笑うかの如く一糸乱れぬ鉄壁な守備で対抗するウーヴァ。
そして何度目かの猛攻に絶妙なカウンターをぶつけてきたウーヴァ!一発狙いにかけて前線で激しいプレスをかけていた
畦地にボールが渡るとプレッシングの疲労も顧みず自らゴールに突進のちシュート!これが決まって3点目ゲット!!
浦安にとって極めて厳しい状況で遂にこの男が帰って来た!肉離れで戦列を離れていた田中俊哉!さすがにこの男の帰還で
攻撃にいくらかアクセントが効くようになっては来たが如何せん中盤がカウンターを恐れすぎなのか?なかなか勝負に行かない状況・・
そんな中後半33分若林が交代。まさに御役御免と己の仕事をやりきった男をウーヴァ側客席はスタンディングオベレーションで迎える。
しかしながらこの後に何が起こるかをこの時点で予想していたウーヴァ側の人間はおそらく誰もいなかったハズなのだが・・
残り10数分で2点リード。大変申し訳ない表現になるがこの「慣れない」状況がウーヴァのペースを微妙に狂わせている事に
気付いた人はウーヴァ側にどれ位いたのだろうか?(今季勝利のドラゴンズ戦は5-0のセーフティだった故こんな心配する必要無かった)
浦安は当然の如く猛攻を仕掛ける。決められそうな雰囲気はさほど感じなかったが日本には「ヘタな鉄砲数打ちゃ当る」て諺もある(苦笑)
ましてや残留争いも視野に入りつつある状況!これらの事が重なり合った結果この試合ただでは終わらないと言う方向に向う事となる。
おかしなムードを引き締める事の出来る若林はすでに交代済み。この時間ピッチにいるウーヴァ11人の意識がしっかり統一されてたか?
85分浦安CK、途中出場の金井のキックが絶妙なクロス!上松が頭で落とし髙がシュート!これはセーブされたが両軍選手
入り乱れる混戦状態の中笠松が相手GKごと吹っ飛ばすかの如きシュートを決め1点返した!
尚この混戦で相手GKが傷んだ模様で結果ロスタイムがさらに伸びる事に。これを察知した堺監督はロスタイム4分頃選手交代をしたのだが
佐藤選手、傍目から見てどうもこういった状況における巧みな戻り方ができてないように感じた。J1サポーターの怒号ならともかく
浦安サポーターの怒号などタカが知れてる(苦笑)気にせずゆっくり戻ればいいものを・・
ロスタイム表記は5分だったが浦安のラストプレー、攻撃を途切らせず必死に前を向いて攻める姿勢を示した事で終了の笛を吹かせない!
そして6分台に突入しこれが切れたら試合終了と言うシーン、混戦から南部のヘッドが何とゴールイン!浦安土壇場で同点に追いついた!
ウーヴァキックオフ再開即試合終了。夏日の激闘は3-3の痛み分けに終わった・・
浦安側観客席は大熱狂!ただこれが浦安の一部選手の勘違いを招いたようで笑顔で客席に手を振る選手も。確かに終了直前で2点差を
同点に追いついた事自体は評価できるけど残留争いのライバルにホームで勝てなかった事実を考えるとこの反応はちょっといただけない。

一方ウーヴァ側は一瞬何が起こったのか理解できない様子も感じられたが即把握したようで倒れ込む選手が続出・・
残留争いのライバル相手に村岡選手の負傷離脱と言う非常事態の中3点を取って85分まで2点リードしていたのが気が付けば・・
この試合程「ドロー」「痛み分け」と言う言葉が似合う試合も無いだろう・・そんな柏の葉決戦だった・・

この試合がこんな形で終った最大の原因は両監督の采配ミスが大きいか?
まずウーヴァの堺監督。自分は実際の状況を完璧に理解してるワケではないのを承知で言うと若林選手の交代タイミングに疑問を感じた。
78分の時点でいくらか消耗していたが(この日の戦術「前線から激しくプレスをかけて若林中心に速攻で攻める」)
他の選手と比べて極端に動きが悪くなった感じは受けなかった。もう7~8分程度辛抱する事でピッチ引き締めを図るべきでは?そして
42~3分頃御役御免交代する。若林選手は浦安側観客の怒号など一切気にせずイエロー貰わない程度に時間をかけて引き上げれる選手。
オレは選手の交代タイミングで苦い経験を見てる(浦安開幕戦における篠原交代タイミング)故これはまだわからないぞ!と確信した。
やはり普段あまり経験の無い終了間際の2点リードは堺監督を持ってしても冷静な判断力を鈍らせてしまう物なのか?サッカーの怖さ・・

そして「ミスターミス」「采配ミスの見本市」「思考能力ゼロ」と誉れ高き齋藤芳行大監督(苦笑)
富塚出場停止と言う状況でどうするかと思いきやセンターDFに髙を抜擢!2点目に絡んでいるので一見采配ミスではないよう見えるが
(推測すると若林を封じるため屈強なフィジカルと178センチの体格からの抜擢だろうが)本職がDFで無い(基本ボランチ)選手を
こういう決戦で安易に調子いいからと異なるポジションで抜擢すると痛い目に合う典型。
(まして本業CDFの矢部純也も調子悪くなさそうだったのに)
この試合最大のテーマ「若林封じ」にはまるで役立ってなかったのが現実。若林選手も内心「オレをバカにしてるのか」位思ったかも。
開幕戦以来大きな采配ミスは鳴りを潜めていたように見えてたがやはり人間の本質は替えられないのか・・
それともう一つ意外だったのは丸山選手の起用。確かにここ2試合彼は持ち味を存分に発揮できてるのは見ててわかる。
しかしながらこの二試合は彼にとって失う物は何もない己の持ち味を発揮しやすいシチュエーションだったからこその活躍。
今回のように残留争いを占う試合第一弾ともなると普段の試合とまるで雰囲気が異なる。そうなってくると若さと勢いだけでは
どうにもならないと言う状況が出てくる。案の定この試合丸山選手はまるで実力を発揮できずに試合を終える事になった・・
この二つのポイントが今回の齋藤監督の采配ミス。練習で調子がいい人を使うのが監督の方針だが通常の試合ならともかく
常軌を逸脱した負けたら失う物が大きすぎる試合の際は今後明らかに一考を要する方針ではある・・

このように両軍サポーターからは痛み分け以外の言葉は出ないだろうが一般のお客様熱心なファンから見たら面白い試合だったと思う。
ウーヴァの若林、浦安の清水とサッカーファンに知名度のあるベテランの奮闘は試合を盛り上げる最大の活力源!
この試合にマンオブザマッチを挙げるなら清水も悪くないけどやっぱりウーヴァの若林だなぁ・・
この日の彼のプレーこそ「銭の取れる選手の銭の取れるプレー」て言うんだなぁと痛感。まだまだ老け込む年齢じゃないよ若林!!

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