ベか舟と矢切の渡しとサッカーと

明暗分けた「最後の一線における底力」

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第93回天皇杯全日本サッカー選手権、8/31.15時キックオフ、笠松運動公園陸上競技場、観衆847人

浦安SC1-4(1-1)(0-0)(0-0)(0-3)筑波大学

得点、
前半22分赤崎
36分清水(PK)
延長後半6分早川
延長後半12分谷口
延長後半ロスタイム赤崎

浦安SC初の晴れ舞台となる天皇杯本戦。今季関東2部で圧倒的強さを見せつけている今の浦安にふさわしい?
と言うより浦安をしてどうにもならない位の実績と実力を誇る筑波大学という相手が用意されるハメに・・
ただし今季の筑波大はリーグ戦、総理大臣杯とあまり調子が良くない傾向にある。つけ入るスキはありそうだ。
試合開始。戦前の周囲の予想(筑波順当勝ち)とは裏腹に思った以上に互角に闘えている。
最初の決定機は浦安。FKがバーに当たり跳ね返りがゴールに入るか入らないか?微妙だったが惜しくもノーゴール。
ただそんなジャイキリ期待ムードを一人でぶっ潰してくれたのが噂の赤崎秀平選手。
とにかくこの男が特にゴール前でボールを持つとピッチ、さらに客席の雰囲気が一変する(苦笑)
先制点を決めたのもやはり赤崎。パスを受けて自ら中央へ切れ込んで右足シュートを決めたまさに魅せるゴール・・
ただこの時点で浦安SCに気落ちした様子は全く見られない。極端に言えば
赤崎にやられるのは仕方ない、ならば全員で取り返す、今風に言えば倍返し!
後に手に入れた公式記録の表記が示す通り試合そのものは実は浦安SCがペースを握っていた。
そして35分ごろ右サイドから田中が突破、PA内に入った所で筑波大選手が田中を倒してしまいPK。
これを清水が確実に決め同点。その後も攻撃の手を緩める事無くアグレッシブなサッカーを繰り広げるもゴールはならず前半終了。
関東2部の浦安SCがあの筑波大学と互角の勝負を繰り広げている!そんなどよめきも聞こえてくる内容。
後半になるとその傾向はさらに顕著になっていく!シュート数そのものは筑波大の方が多かったのだが
その全てが良く言えば脅し悪く言えば単なる空砲・・筑波大からすれば格下の社会人チームに
ここまで圧倒されている自分達の姿が信じられずプレーにも焦りがモロバレ・・
それ位この試合浦安は多くの決定機を作っていた。ただポスト&バーに跳ね返されるわ相手GKの超ビッグセーブに阻まれるわ・・
あえて厳しく書くなら後半25分頃のワンシーン、
田中が相手GKと一対一になったところで何故か少し後ろで並走していた選手に横パスなんてもったいないシーンも・・
またこのあたりからラインズマンのジャッジがおかしくなってきた印象。中には明らかなオンサイドをオフサイドにするシーンも・・
事実は事実として書いたがもちろんこれが敗因ではないと言う事もこれまた事実として書いておく。
ただ試合の流れそのものは終始浦安SC。揚句30分あたりから浦安SC応援席の一部以外誰もが目を疑うシーンが。
なんと社会人チームよりも先にフィジカルには絶対的自信のある大学チームが足が止まってきたのだ!!
もはや浦安SCのジャイアントキリングは目前!と言いたい所で後半35分にアクシデント発生。
相手との競りあいでDF佐藤が負傷、しばらくの応急手当の後トレーナーが出した結論は「×」
今にして思えば完全だったはずの浦安SCのゲームプランはここで破綻してしまっていたのだろう・・
何故なら監督は明らかにこのタイミングでカードを切ろうとは思っていなかったハズ・・
その後立て続けに岩永→村上と交代枠を使い切る形になったのは・・
これはオレの推測だけど監督も覚悟を決めたんじゃないかな?「90分で決められなければこの試合は負け、だから勝負を賭ける!」て。
それ位内容も充実していたし相手を崖っぷちまで追いつめていたのも事実。
無念な事にこの想い賭けは実る事無くタイムアップ。試合は延長戦に突入する・・
嬉しい誤算だったのは浦安SCの試合支配&勢いが延長前半は持続されてたという事。
特に延長前半終了間際再びビッグチャンスをつかむもこれまた無得点・・
延長後半になって遂に!筑波大学が息を吹き返す時がやってきた!
そして気がつけば後半30~終了間際とは逆に浦安SCの足が止まりだし肩で息をする者も・・
徹底的な攻勢を敷いた分いくら持久系フィジカルには絶対の自信を持つ浦安SCでも人間な以上必ずどこかで限界はやってくる・・
まさか筑波大はそこまで計算していたのであろうか?格下相手に・・もしこれが全て戦前の作戦通りだとしたら・・
そして延長後半6分、相手のシュートを一度は永井が意地でセーブするものの跳ね返りをシュート、これが決まって再びリード。
最もその直後はまさに「最後の抵抗」とでも言うべき展開。キックオフと同時に
相手ゴールに一直線!この日何度目かのビッグチャンス!そして田中が放ったシュートは?無情にもゴールマウスを大きくそれる・・
最後の力を振り絞った攻撃が失敗に終わりあとは筑波大のワンマンショー・・
前後半の内容からは想像もつかないと言うべきか?むしろこれがこのカード本来の展開だったと言うべきか・・
もはやボールを追えない程足にきてた浦安SCを尻目に悠々とボールを繋ぐ筑波大。
気がつけば試合開始当初のような動きに近い位回復がなされていたて感じ・・
これこそが長年の実績と伝統、そして超実力派大学のみが持ち得る底力!12分に3点目、そして
最後は赤崎が決めて4-1、その直後試合終了。浦安SC、残念ながら初戦敗退となってしまった・・

やはり前後半のビッグチャンス連発時に1点でも決めておかないとこうなってしまうんだよねぇ・・
かと言って選手は責めれないのも事実。こればっかりは経験の差なんだよね・・
幾多もの修羅場をくぐりぬけてきた筑波大学に比べると浦安SCはやはり経験不足。
そりゃそうだ、公式戦で関東関係以外のチームと対戦した事が未だ無いワケだから
(補足、関東外で関東関係以外を相手に闘う初公式戦は全社1回戦、10/19、10時、島原平成町人工芝G、vs時津SCに決定)
それに・・今だから言えるけど前後半あれだけのビッグチャンスがことごとくポストバーに嫌われたり
相手GKの超スーパーセーブに止められたのは・・もしかしたら神の御掲示なのかもしれない(苦笑)
「おまえたち、全てがこのまま順調に行くなんて思い上がるな。」「この先もっと厳しい試練が待っているんだぞ」
確かに関東2部負けなし、天皇杯予選では3月に順大に勝ち、8月には柏U18に勝ち、
ライバルのボンズには3タテをくらわすなどここまでの道のりは順風満帆・・
だからこそ勝負の神様からすれば一度天狗の鼻をヘシ折るにはいい機会だったのかもしれない

ただあの筑波大相手に90分内では実質ドローに持ち込む形になり、しかも内容では押してたというのは自信を持っていい。
もっともそれは同時に上のレベルと闘う時の課題と言う全社までの間の言わば‘宿題’を筑波大から授かったようなモノ。
この‘宿題’に満点回答できるようになればきっと全社もいい結果が出るであろう。
この筑波大からの‘手痛い’プレゼントを斎藤監督はどのように活かしてくれるのか?期待はしていいと思う。

ps、個人的には2002以来11年ぶりの天皇杯本戦・・もっと触れていたかったけど・・
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