2007年10月29日

熱戦に水を注す長い試合時間

山岳時間帯で開催された初のワールドシリーズ。
結果的には4点差でレッドソックスが強さを見せつけたかたちとなりましたが、
松坂の投打に亘る活躍や松井の溌剌としたプレー、
はたまた一時は一点差に迫るホリデーの3ランホームラン等、
随所に見所の多い好ゲームでした。
しかし、しかしです。
延長戦でもないこのゲーム、なんと4時間19分も要しているのです。
まあ、世界一が掛かった大一番ですから投球インターバルも長くなるでしょうし、
投手交代も多かったため致し方なしとすべきでしょうか。
しかし、2対1とロースコアゲームだった第二戦ですら3時間39分も掛かっています。
実はこの長い試合時間の元凶は、レギュラーシーズンはもちろん、
ディビジョンシリーズやリーグチャンピオンシップシリーズに比べても
一段と長くなったイニング間インターバルなのです。
もちろんこれは、桁外れの放映権料を回収すべくより多くのCMを
イニング間に流すためです。
手元の時計で計ると軽く3分を超えていますから場合によってはひとつのフレームより
(現地の)CM時間のほうが長いと言うケースも有り得ます。
少々辟易とさせられる商業主義はこれだけではありません。
これだけ試合時間が長くなること承知していながら試合開始は、
東部時間午後8時半です。
今日はデンバーでのゲームでしたが、
フェンウェイなら深夜0時を跨ぐことを前提とした設定です。
また、今年より視聴率対策で、第一戦は例年のような週末ではなく
水曜日に設定されました。
これにより第七戦までもつれた場合は11月になってしまいます。
更に言うと・・・第二戦で、イニング間では無いゲーム中に
スポンサーのファーストフードの経営者が
自社製品のPRをした場面ではあいた口が塞がりませんでした。
企業努力は大いに結構。
しかしそれも度が過ぎると伝統あるワールドシリーズという
ソフトの商品価値自体を低下させてしまいます。
個人的には、イニング間のCM数を減らし試合時間を短縮したほうが
結果的に視聴率も上がり、CM料金も上がるんではないかとも思いますが。
時代錯誤なことを言うつもりはありませんが、何事もバランスが大切。
FOXには、テレビ局としての企業努力と
ポストシーズンの魅力向上を両立してもらいたいものです。

posted by スカパー!MLBコメンテーター 豊浦 彰太郎 |08:48 | その他 | コメント(1) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/sptvmlb/tb_ping/21
この記事に対するトラックバック一覧
レッドソックス、4連勝でワールドシリーズ制覇 【あさちゃん。スポーツ】

MLBワールドシリーズ第4戦:レッドソックス、3年ぶり7度目のワールドシリーズ制覇! Rソックス 100 010 110|4 ロッキーズ 000 000 120|3 【ロッキーズ】●クック(1敗)-アフェルト-フエンテス-コーパス 【レッドソックス】○レスター(1勝)-デルカーメン-ティムリン-岡島- Sパペルボン(3セーブ) [本塁打]ホープ(COL・7回デルカーメン)1号、アトキンズ(COL・8回岡島)1号、キルティ(BOS・7回クック)1号、ローウェル(BOS・8回)1号 レッドソックス・ワールドシ

2007-10-30 00:27 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
熱戦に水を注す長い試合時間

NPBがMLBに見習ってほしいことの一つがテンポある試合運び、短い試合時間だったのですが、本当に今年のワールドシリーズは長いですね。内容や日本人が活躍しているので決して退屈はしませんが、ワンサイドゲームになればつらくなります。それが、スポンサーの目論見とすると改めてほしいものですね。
 ただ、全体として今年のレッドソックスの試合は長い試合が多い気がするのですが・・・。特に松坂の試合は長く感じます。松坂の場合継投が多いためかもしれませんが、彼自身の投球テンポも遅い気がします。松坂がゆっくりした試合運びも輸出してなければよいのですが・・・。

posted by 渋トラ | 2007-10-29 09:31

コメントする


(表示は許可制となっています)