2009年06月22日
「救世主」は一瞬の輝きを日本に焼き付けて、
パリへ旅立ちます。
その衝撃はワシントン以来。
隣国にこんなFWがいたなんて。
うらやましさと悔しさがあったのは事実。
しかし彼がいたから、
重すぎる責務から解放された前田遼一は得点を重ね、
復活した上田康太はパスの供給先を前方に見出した。
現代サッカーでも一人変わればここまでチームが変わる、
ということを証明して見せた。
もともとは欧州移籍を断念してのJリーグ入り。
崖っぷちから、すべてをかけて臨んだ今季だったはず。
イ・グノはこの土壇場で結果を出し、見事最短で欧州への切符をつかみ取りました。
崖っぷち、後がないシーズンなのは磐田も同じはず。
今度は磐田が意地を見せる番でしょう。
グノと入れ替わるように、
松浦が、カレンロバートが戻ってきました。
昨季の救世主が再びチームを上昇気流に乗せるのか。
前田の相棒はカレン、といえる時代がついに来るのか。
あるいはボランチ那須、FW成岡の新布陣が光明となるのか。
個人的にはカレンの爆発に期待したい。
前田・カレンの2トップは、
高原・中山後の磐田にとって誰もが思い描いた画のはずです。
お互いのケガ、迷走するチーム状況からなかなか定着しなかった未来図。
今こそ鮮やかに彩られるべきではないでしょうか。
グノの活躍を歯がゆく思っていたであろうカレン。
縦への推進力や泥臭さで負けるわけにはいかないでしょう。
磐田の意地、見せてほしいものです。
それこそが、イ・グノへの最高の感謝の言葉になるのではないでしょうか。
posted by sportstamasii |22:17 |
サッカー |
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2009年06月07日
ワールドカップ出場決定。
決めたのは、今が旬、岡崎でした。
後々語り継がれるような、
魂と強運のゴールだったのではないでしょうか。
もちろん抜け出すところまでは素晴らしいですが、
倒れこむ頭にボールが来たという事実。
微笑ましい伝説として、岡崎の代名詞的なゴールとして、
記録と記憶に刻まれたと思います。
岡崎は「わからない」選手に見えます。
不思議と声援を送りたくなる一方で
懐疑的な部分がぬぐえない。
まだまだ未知数。
もっとボロボロになって、
外しに外して、でもシュートを打ち続けて。
そしてどんな形であれ大事なところで決める。
そんな選手になれるのならば、
彼は自身も憧れる中山雅史のようなFWになれるのかもしれません。
きれいなシュートでなくても、
狙いと逆でも、
ファーストタッチが予定より大きくなってしまっても、
結果ゴールに結びつく。
そんな存在になれれば、単なるラッキーボーイでは終わらないでしょう。
彼も今が「スタートライン」かもしれません。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
選手・監督たちが「スタートラインに立った」と
口をそろえるように、
日本は四度目にしてアジアを勝ち抜くことを
「通過点」と位置付けるようになりました。
ただこの「通過点」をくぐりぬけることが
いかに過酷で、いかに重圧を伴うか。
選手と監督が誰よりも感じていたでしょう。
日本中が「通過点」と考えるようになったアジア。
本予選通じて、国民の熱が冷めている等の報道がありました。
その背景にはまぎれもなく「見る目」が世界に慣れてきていること、
世界と戦うことを当然と考えていることがあるでしょう。
この「ギャップ」が選手と監督を苦しめる。
「わかってる。おれたちだって世界とやるつもりだ。だが簡単じゃない。」と。
長谷部の退場と監督の退席はこの苦しみを象徴するようでした。
しかし、なんとかギャップは乗り越えました。
ここからは希望をもって
サポーター(とは言えないけどワールドカップとくれば
日本代表に声援を送る人々)と同じ方向を向けます。
北京五輪ではここからの好転が見られませんでした。
世論を味方につけるのはこれからでもできる。
世界を驚かせ、私たちも驚かせてほしいものです。
さぁ、ここからが始まり。
posted by sportstamasii |21:21 |
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