2008年07月26日
様々な声を浴びせられている五輪代表。
「人々を納得させる」為ではなく「五輪で勝つための」人選であるはず。
納得させ、黙らせるには結果を出すしかない。
24日のオーストラリア戦、懐疑的な目で見ていた人も多いはずです。
結果は2-1での逆転勝ち。
「黙らせる」には及ばなかったかもしれませんが、
予選時からこのチームに渦巻く
「歯がゆさ」からはすこし脱却しているかもしれません。
パススピードと、走ること。
そこから生まれる全体の躍動感。
全体として、予選のときよりも
サッカーのスピードが上がっている印象をうけました。
さて、ここからがこの記事の本題です。
このチームの「キング」となるべきは誰か。
メンバーとオーストラリア戦を見て、
私は「本田圭佑」に期待しています。
特に攻撃においての「キング」。
水野がいない。
平山という象徴もいない。
となれば中盤から前、点を取るために君臨するのは
本田圭佑しかいないのではないでしょうか。
もともとは、梶山が君臨するべきチームであったはずです。
しかしこの試合梶山はベンチスタート。
そして出場後も梶山は全体のバランスとリズムを生む役に見えました。
この状況で見えた形がキング・本田圭佑。
本田は元来自由度を与えたほうが生きるタイプの選手。
3-5-2のアウトサイドや組織ガチガチのチームでは生きないのではないでしょうか。
そしてここまでの五輪代表での本田は
どこか遠慮しているように見えました。
チームバランスを考えてなのか、ポジション的な問題なのか。
原因はわかりません。
試合後、本田のコメントです。
「何人もかかわってゴールするのを、みんながイメージできればいい。(後半8分に)カジ(梶山)が入って、僕は攻撃的な位置を取れるようになった。前半は僕が少し下がり気味のポジションになった方がいいかなと思うメンツだったので。」
ビッグマウスな印象が強い割りに、このようにバランスを見てしまう面がある本田。
やはり、全体のリズムやバランスを梶山がとり、
その前で本田が自由に才能を発揮する形が
このチームのベストバランスになるのではないでしょうか。
イメージとしては、
98フランスW杯の中田と名波のような関係。
今のチームには彼を君臨させる要素がそろっていると思います。
皆が本田を頼りたい状況にある。
本田がやるべき状況にある。
本田のチームになってこそ
香川の突破やFW陣が生きてくる。
そんなチームになれるのではないでしょうか。
勝つために、少しスリムになった、
しかしそれゆえに鋭さをもった印象の五輪代表。
その中で、輝くために、勝つために、
キング・本田に躍動してもらいたい!
posted by sportstamasii |00:20 |
サッカー |
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2008年07月15日
カレンロバート。
高校時代から注目を浴び、
常に世代代表を引っぱってきました。
ワールドユースでオランダに立ち向かった一人。
しかしいつの間にか五輪代表の構想をはずれ、
逆転にかけた今シーズンはケガに泣かされました。
ところが。
復活した彼は今、
コンスタントに、そして猛烈に点を取っています。
5/25 対清水(ナビスコ) 1得点
5/31 対東京V(ナビスコ) 1得点
6/8 対清水(ナビスコ) 1得点
6/28 対横浜F(J1) 得点なし
7/5 対鹿島(J1) 1得点
7/12 対大宮(J1) 1得点
6試合で5得点。
あまり話題にのぼっていませんが、
今これほど継続的に点を取っている日本人FWはあまり目に付きません。
少なくとも同世代にはいないでしょう。
中山の後継者と言われるほどの
献身的な動き。
泥臭いプレー。
あふれるスピード。
しかし得点には至らない。
それが彼のイメージ。
確かに世代代表では彼は点を取れなかった。
そんな彼が今、点を取っている。
献身的な動き。
泥臭さ。
執念。熱い気持ち。
今の状態。
代表選考のキーとなった要素を彼は全て持っていたように見えます。
加えて最も求められる得点という結果。
サプライズでのメンバー入りもあるのではと期待していました。
少しだけ、遅かったのでしょうか。
カレンロバートを
鳴り物入りのルーキーにありがちな
早熟で消えていく選手たち
と同じだと判断するのは早すぎると
私は思います。
北京で彼を見たかった。
しかし、
この先彼がもっと大きな存在になることを、
私は非現実的な未来だとは思いません。
また一人、
「切符を逃した経験が飛躍につながる」
選手が誕生することを
期待します!
posted by sportstamasii |21:47 |
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2008年07月14日
大舞台への切符を巡る物語は
いつだって痛みを伴う。
それを見ている人々を感情的にさせるほどに。
私たちはフランスワールドカップでそれを知ってしまった。
日本サッカーのキングも切符を逃すことを。
しかしからこそ彼は今なお生ける伝説となっている。
2002年には線の細い天才レフティーが眼前の切符を逃した。
しかし彼が今の日本を牽引していることは言うまでもない。
2004年に切符を逃した男たちは
日本を代表するアンカーや
国内では稀有な縦への推進力を持ったアタッカーに成長している。
大舞台に出るだけが成長の道ではないことは証明されている。
頭では分かっている。
今回はどうだろう。
かつて経験がないほど多くの「主力」と目されてきた選手たちが
切符を逃したのではないだろうか。
これまでこのチームを支えてきた多くの選手たち。
多くの涙の上に今選ばれた選手たちがいる。
もちろん、選ばれた選手たちの能力を疑いはしない。
私たちは彼らを信じるべきでもある。
ただ。
大舞台で見たかった選手たちもまた多くいた。
この思いは消せない。
今回もやはり、
感情的になってしまった。
posted by sportstamasii |21:30 |
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2008年07月12日
6/25土曜日、
等々力競技場にて、陸上日本選手権を観戦してきました。
陸上競技を生で見るのは初めて。
五輪選考を兼ね、NHKでの中継もある、
注目度の高い大会。
競技そのものはもちろん、
会場の雰囲気や「観客へ魅せる」演出等があるのか、
にも意識をおきながら見てきました。
土曜日の目玉種目は、
澤野大地の棒高跳び
内藤の110mH。
男女100m予選
男女400m予選
女子3000m障害
男子5000m
などでしょうか。
澤野大地は圧倒的に強く、
彼にだけ許されているようなショーマンシップもあった。
あの日、彼は間違いなく「スター」でした。
予選とはいえ女子400丹野は圧倒的に強かった。
(五輪出場のニュースは嬉しい限りです。)
どの競技でも、世界で戦うレベルにいる層の
選手たちは国内では圧倒的な力を持っていることを実感。
一つ感じたのは、
陸上は決して興行を意識してはいないということ。
それをしなければならない規模感ではないし、
それが良い面も悪い面も持っているということ。
世界陸上であれだけテレビメディアに囃し立てられた陸上。
しかし国内大会は基本的にはあくまで「競技会」。
観客には関係者も多く、
つい先ほどフィールドで砲丸日本チャンピオンになった選手が
スタンドの廊下を歩いていたりする。
この距離の近さは例えば中学高校で陸上部に所属しているような
学生たちには魅力的でしょう。
しかし一方で。
4日間の日程の中で、
いわゆる「目玉種目」は金曜日に集中していたように思います。
200m(末続)
400mH(為末、成迫)
ハンマー投げ(室伏)
女子走り幅跳び(池田)
女子1000m(福士、渋井)
など。
複数種目出る選手との兼ね合い。
長く続く伝統。
おそらく様々な要素からこの日程になったのでしょう。
しかし、陸上の人気、裾野拡大を考えた時、
最も観客が入りやすい土曜日にある程度
重きを置く日程も考えられたのではないでしょうか。
ただ。この問題は一概にどちらが良いとはいえないと思います。
コンテンツとして盛り上げたいメディアに
大会運営側が侵食されてしまっては
無理な日程や必要以上の煽りを招いていまう。
(バレーボールでアイドルが歌うことにより
一部から批判があることなんかがその例でしょうか)
世界陸上大阪でのメディアの煽りと日本選手たちの不信をうけての、
大会運営側の判断だったのかとも受け取れます。
競技がベストの状態で行える為の環境、
ファンを惹き付ける魅力の伝え方、
会場の雰囲気作り・・・
考えるべきバランスは非常に多い。
日本の頂点とオリンピック選手を決める大会。
いろいろなことを感じる場になりました。
ただ、日本のトップレベルの「走る」、「投げる」、「跳ぶ」を見る価値は、
絶対にある!!
posted by sportstamasii |12:41 |
スポーツを生で見て、感じる |
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