2008年10月26日

「この試合に勝てば」―【J1第30節】日立台・味スタ

【J1第30節】
10/25、10/26、J1「ラスト5」、連日で生観戦してきました。
25日: VS 横浜FM
26日:FC東京 VS 鹿島

共通していたのは、勝利した2チーム、
横浜FM、FC東京にとってこの試合が
「この試合に勝てば」という一戦だったこと。

25日:横浜。
日本で最もサッカーが近いスタジアム、日立台。
両チームの勝ち点差は3。
たった3。されど3。
試合前の時点で「残留争い」と目されていたのは勝ち点36の横浜まで。
それほど大きな勝ち点3差。

横浜サポーターが掲げる横断幕には、
「絶対残留」
「全ては勝利のために」
の文字がありました。

柏にその文字はなし。

サポーターの空気はそのままゲーム展開に伝わったと言えたかもしれません。

サッカーはもちろん精神論では片付きませんし、
危機感は時に空転を生みます。
しかし横浜の必死さは落ち着きと「一枚岩」を形成していました。
堅守とボール奪取を続け、相手のミスから勢いと得点を生む。

なによりも横浜には
「この試合に勝てば降格争いからの脱出に限りなく近づける」
という強い意識が見えました。
現時点での「勝ち点39」は絶対ではないもののスッと気持ちが楽になる域。
「この試合に勝てば。」
背負うものの強さを感じました。

× 1 - 3 横浜FM○


26日:FC東京鹿島。
味の素スタジアムには3万3000人もの観客がつめ掛けました。
首位を固めたい鹿島。
勝てば「優勝への道」が現実味を帯びるFC東京。

前日の大分の敗戦、名古屋のドローは
鹿島に「どうしてももたげてしまう余裕」を、
FC東京に「可能性への強い気持ち」を
もたらしたことは想像できます。

それはサポーターも同じ。
鹿島サポーターからはどこか余裕の空気が。
FC東京サポーターからはその数・空気ともに強い希望を感じました。

FC東京の得点はどれも美しさや崩しとは異なり、
セットプレー、個人のスピード、混戦での執念が生んだゴール。
一方鹿島の2得点はともに崩しての得点。

しかし勝利という結果を得たのはFC東京。
首位鹿島を相手に、
「この試合に勝てば優勝が現実味を帯びる」
という強い気持ちで見事に勝利をもぎ取りました。
混戦から押し込んだ長友、監督がともに「気合勝ち」を公言するのも
納得の一戦。

○FC東京 3 - 2 鹿島×


降格争いから一歩抜け出したチーム。
本格的に優勝争いに名乗りを上げたチーム。
「この試合に勝てば」
を選手、サポーターから強く感じる2試合を観戦することができました。

次に
「この試合に勝てば」を制するのはどのチームか!

posted by sportstamasii |20:22 | スポーツを生観戦と考察 | コメント(0) | トラックバック(0)
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