2008年03月01日

ゼロックススーパーカップで今年のJを占う・・・はずが。

ゼロックススーパーカップ。
今年もJリーグが始まるなという気分にさせてくれる日。

直近2年は浦和G大阪という
時代を象徴する2チームの対戦でした。
その前は横浜東京V。
あの中澤が引きずられる「ワシントンの衝撃」
を今でも覚えています。
(その年東京Vが降格するという皮肉も。)

ただ、今年は鹿島広島。
広島は今年J2で戦うチーム。
広島はたしかにいいチームです。
J1で見たいチームであり、戦力的にも残った。
ただ、客観的な視点で、
ゼロックススーパーカップのカードとしては
疑問点が残るのも事実でした。

東京VがACLに出ている時のような違和感と近いものがあります。
天皇杯の位置づけを改めて考えさせられました。
ジャイアントキリングの魅力は失わずに、
大会の姿も少し変化が求められていると感じてしまいました。

試合は、
報道等ですでに取り上げられているように、
ジャッジに注目が集まってしまう展開になりました。
早期の退場者。
2度のPKやり直し。
審判はある意味で「試合を創る」役割を担っている
ことを改めて認識させられました。


ここ数年、Jリーグには追い風が吹き始めていると
私は感じています。

「代表の試合だけは見る」層、
「欧州リーグは見る」層、
見ていないのに「Jリーグは・・・」というスタンスの層、
と
「いや、Jリーグおもしろいよ」
「オレは地元チームを応援するよ」
という層に分けるとして、
確実に後者の比率が高まっている。
98年W杯、02年W杯の頃とは明らかに違う比率。
その手ごたえを感じるのです。

今日の国立の
「我等と共に 佐藤寿人」
という横断幕からも感じました。

この感触は今年、加速するのではという感覚を持っていました。
サポーターも、という意味では初めて、
「Jを基盤に、ワールドカップに挑戦する」
という年になるかもしれないと。

その大事なシーズンに向けての今日。

この試合の
両チーム選手、サッカー以外のポイントで、
Jに傾きかけていた人々の心が離れないことを願います。

posted by sportstamasii |21:50 | サッカー | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年03月01日

上村愛子のように、優しく強く。

上村愛子。

ワールドカップ猪苗代大会で優勝、復活の
ニュースが飛び交いました。

10年前、長野五輪のアイドルとなった彼女。
彼女のアイドル的愛らしさと
里谷多英の金メダルが
モーグルを国内ウィンタースポーツの中で
メジャーに押し上げた理由であることは言うまでもありません。

長野五輪で高校生だった上村選手。
「アイドルアスリート」という見方がまだない時代、
今思えば、彼女はその先駆けとしてメディアに扱われてしまいました。

彼女もまた、
安藤美姫と同じように
人間的弱さ、優しさが垣間見えるタイプの選手でした。
そしてその優しさと笑顔が人をひきつける魅力となっていた。

アイドル的取り上げられ方にとまどい、
それでも懸命に応えようとする姿が印象的でした。
笑顔と涙がそれを物語っています。

そしていつしか
「結果を出さねばならない」という
必要以上の重圧が本人を押しつぶしているようにも見えました。
トリノでの「絶対にメダルを取る」という
言葉に象徴されているように。

10年。
これだけの長い期間メディアに見つめられてきた
選手もなかなかいません。
その中で、彼女は少しずつ、
強く、たくましくなっていったように見えます。

大人になり、
メディアとの距離感もつかみ、
競技者としての自分を見つめ、
自己を高めていく。

何よりも「昔から」私たちが見てきた
愛らしさはそのままに
精神的に強くなった姿は非常に稀有な存在
といえるのではないでしょうか。

今の上村愛子にはどこか安心感がある。
そう思えます。

純粋に競技に取り組む姿が人を惹き付ける。
それこそが選手とメディアと私達のあるべき関係です。
バンクーバーにむけて、
上村愛子は理想的な姿にたどり着くつくのかもしれません。



「アイドルアスリート」ブームともいえる今という時代。
10年後、彼、彼女たちが
「歪まずに、強くなる」
という成長曲線を描いていることを、
期待します。


上村愛子のように。

posted by sportstamasii |13:24 | ウィンタースポーツ | コメント(1) | トラックバック(0)
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