2007年08月02日

世界陸上へむけて -世界○○というコンテンツ-

今、あるテレビ局を見ると
しつこいぐらいにみるCMがあります。

世界陸上大阪!

久々の日本開催。
過去数回の世界陸上を経て、
末続為末室伏、マラソン勢・・・といった
スターも育ちました。

ここは盛り上げどころです。
集大成とばかりに気合入っているでししょう。

今回は事前にレギュラー番組もつくり、
盛り上げに盛り上げています。

さらに、
番組を通して、
池田久美子澤野大地らも
知名度を上げているようです。

ただ。

スポーツって、
ここまでテレビ主導で(あるいは広告代理店主導で)
盛り上げていいものなのでしょうか。

注目選手にそこまで事前にスポットを当てすぎていいのでしょうか。
時に先行しすぎて
選手たちを苦しめはしないでしょうか。
見る人たちに誤解を与えはしないでしょうか。

世界との距離感を見誤らせたり、
結果として視聴者を失望させてしまったり、
あるいは選手に過度の重圧を与えてしまったり、
ということにはならないでしょうか。




世界陸上にはじまり、
世界バレー世界柔道
世界水泳
世界バスケ世界卓球まで。

本来はこれらのほとんどが「世界選手権」ですよね。
しかし、
響き、キャッチーさ、浸透しやすさで
「世界○○」
という表現でいつからか統一するのが
メディア側で暗黙の了解になっている、
と以前聞きました。
スポーツコンテンツ化の象徴だといえます。

テレビの力はすごいです。
スポーツの
「人気獲得」「裾野の拡大」
への貢献はとてつもないものがあるでしょう。
野球やサッカー以外のスポーツには
この力がスポーツ界発展のための鍵になります。

ただ、だからこそ
テレビでスポーツを伝えることには
「責任」があります。

スポーツの
「魅力」
をつたえるという本質を外さない責任。

いつからか、
スポーツ、
特に世界大会は
結果が期待できる(視聴率がとれる)
コンテンツになりました。

テレビ各局はこぞって放映権獲得を狙います。
自分たちで盛り上げて、
視聴率をとる。
この構図はもはや定着したといっていいでしょう。


その結果、
「スポーツを伝える」
ということの
本質がぶれないことを
祈るばかりです。

posted by sportstamasii |21:03 | スポーツとメディア | コメント(0) | トラックバック(0)
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