2011年03月06日
2011、J開幕。
内田、長友、岡崎、安田、吉田、槙野、宮市・・・
若い世代の世界への進出が著しく、
日本サッカー界の選択肢も広がってきたように感じる。
一時期のように国内外が問題になることはない時代がやってきている。
カレンや安田に代表からの声がかかるようになれば、
自分をより表現できる場所でのサッカーが極めて大切ということになる。
昨年のワールドカップ以降、
日本サッカーの時代は動きつつある。
そんな中のJリーグ開幕だ。
香川が国内にいることで開幕に華を添える形になったことも
何か象徴的に感じる。
名古屋-横浜戦。
お互いに後半から途中出場した二人に目がいった。
永井、小野。
小野は物怖じしない自信に満ちたプレーが印象的だった。
永井のスピードはJの中でも圧倒的であることが証明された。
挙げればキリがないほど輝く新世代の旗手たちがいる。
今のJリーグを支えているのは
アテネ世代、北京世代だ。
アテネ五輪の前年、Jの舞台で活躍する選手がどれだけいただろうか。
そう思うと今は本当に心強い。
ロンドン世代が上の世代に食ってかかる。
上の世代が意地を見せる。
円熟味を増した黄金世代も黙ってはいない。
各世代の衝突が、Jを熱くする。
今年はこの視点で楽しみたい。
posted by sportstamasii |20:38 |
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2011年01月31日
MVPは、本田圭佑。
今大会、代表における本田の存在が変わったように感じた。
自らのスタイルや誇りを曲げることなく、
チームへの貢献度を格段に上げたように見える。
W杯のシステムは特別だろう。
今は、前にFWがいて、香川もいる。
個人での打開よりも連動で崩す。
その中に本田のキープ力と前への意識を溶け込ませているようだった。
初戦こそ気負いがあったのか、自分で決めようという意識の強さか、
堅さが見られた。
あの選手交代が効いたのだろうか。
その後の監督との会話に何かヒントがあったのだろうか。
本田も監督との信頼関係を語っている。
今大会の本田は自分で決めるというよりも
得点を生む「前の前」で決定的な仕事をして見せた。
遠藤がゲーム全体の流れを作るゲームメーカーなら、
本田は得点のためのプレーを生むプレーメーカーだった。
前への意欲を失ったわけでもや自分を殺して献身的に働いたわけでもない。
ただ、少しだけ、チームに沿った表現を行ったように見える。
中田のような孤立や対立によるエネルギーではなく、
自分とチームすべてを活かすための融和だった。
結果として、本田はチームの中心にいた。
得点の「前の前」を生む本田、
「得点」もしくは「得点の直前」を生む香川。
お互いがお互いの必要性を感じているコメントも心強い。
本田か香川か。
この議論は、当面必要なささそうだ。
posted by sportstamasii |10:18 |
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2011年01月30日
本人の想いの通り、ヒーローになった。
すべてを決める一撃。
熱く、泥臭く、誰よりも気持ちを前面に出す李にしては、
失礼ながら、あまりにも美しいゴールだった。
石崎レイソルで頭角を現し、
五輪代表にも名を連ねた記憶がよみがえる。
柏では誰よりもチームを愛し、
闘志を前面に出した。
決定機をはずせば悔しさを爆発させた。
チームとしての盛り上がりに欠けた五輪代表において、
そのフラストレーションを爆発させるように駆け回っていた。
広島への移籍後も佐藤寿人の穴を埋めて余りあるハイパフォーマンス。
昨年のナビスコ杯決勝で見せた泥臭くも「最後に触る」ような
FWとしての仕事を見せつけた。
感情の起伏が見て取れる数少ないFW。
チームを愛し、サポーターを愛し、
サッカーに誇りを持っている。
剥き出しの闘志と感情の波はハマれば最大の武器になる。
韓国の年代別代表合宿に呼ばれた経験も持つが、
李は日本を選んだ。
日本代表に賭ける想いは人一倍だろう。
今大会で、日本中が彼を認識した。
李忠成という男は、この環境をプラスに変えるだろう。
注目され、その中で結果を出すことに生きがいを感じるはずだ。
まだまだ大きくなれる。
「何かやってくれる」FWとして、今後の大化けに期待せざるをえない。
posted by sportstamasii |23:13 |
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2011年01月12日
昨シーズン、七年ぶりにタイトルを手にしたジュビロ磐田。
タイトル奪取に貢献した古賀、菅沼を完全移籍で獲得。
有望な大卒ルーキー三名も加入し、いよいよ強いジュビロの再構築が始まったという印象が強い。
一方で、大井が湘南へ、成岡が福岡へ移籍した。
ここで過去を想起したい。
大井、成岡に事件でチームを去った菊地を含めた三人は、
ジュビロ黄金期の「次世代」を約束された存在ではなかっただろうか。
前田、カレンの2トップに成岡が絡み、菊池が中盤に構え、大井が後方を締める。
強いジュビロを継続するために描いた青写真はついに実現することはなかった。
大井も成岡も何度もチャンスをもらっていたはずだ。
チームも、本人も、どこか甘えがあったように思えてならない。
青写真に固執した部分が否めない。
世代交代とは容易には進められないものだと改めて実感する。
描く構想は日々修正しなければならない。
理想は実現しなかった。しかし、終わったわけではない。
大井も成岡も甘えを捨てたととらえることもできる。
まだ、化ける可能性はあるはずだ。
大井に至ってはレンタルでもある。
良い意味で、私たちを驚かせてほしい。
posted by sportstamasii |23:04 |
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2011年01月12日
豹変する清水は高原直泰にとって吉と出るか凶とでるか。
浦和に加入した時、高原はワシントンもしくはそれ以上の全てを求められた。
上がらないコンディションの中でもがいた結果機能不全に陥り、
高原は高原ではなくなっていった。
清水加入ではどうだろうか。
ともすれば、高原はヨンセンを求められたかもしれない。
タイプが違うにもかかわらず、期待に応えようとしてしまったかもしれない。
しかし、どうやら今回は違いそうだ。
清水は全く別のチームになる。
チームは一からつくられると言っていいだろう。
盟友小野伸二との関係、同世代の永井との関係。期待出来る要素も多い。
出来上がったチームに入るわけでも、過度の期待を背負わされるわけでもない。
高原も小野のように、清水加入で蘇ることに期待したい。
posted by sportstamasii |22:10 |
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2011年01月12日
清水エスパルスに何が起きているのだろうか。
伊東、市川、ヨンセン、青山、藤本、兵働、原。
岡崎の海外挑戦、本田の移籍報道。
これだけ主力が大量放出されることは異常に見える。
降格したチームではない。シーズン中盤まで優勝争いをし、天皇杯のファイナリストになったチームである。
多少のチームへの批判報道は目にするが、
サポーター含め比較的穏やかに報道がなされることが不思議なほどだ。
長谷川体制で清水は
「優勝争いをできるチーム」、「タイトルまであと一歩に迫れるチーム」
まで成長した。
次の一歩、頂点にたどり着くための監督交代。
ここまでは理解できる。
モデルチェンジのためにチームの象徴も手放す。
これも中山雅史のそれを思い浮かべれば納得できないわけではない。
しかし、ここまでの人数、主力クラスの放出となるとフロントを含めたチーム内になんらかの不信感が燻るとしか思えない。
藤本のように以前から噂がある場合もあるとはいえ、である。
横浜のように噴出した不満が外まで聞こえて来た方が合点がいくというものだ。
清水は、全く別のチームになる。
一方で、村松、小林大悟、高木、高原と有望な若手と強力なセンター線を補強しているのも事実。
長谷川体制は小野伸二という才能を見事に融合し、チームを昇華させた。
見るからに肉を削ぎ落とした清水は
小林大悟という感性を、高原直泰という武器を、
輝かせることができるだろうか。
昨シーズンとは全く違う角度だが、注目したい。
posted by sportstamasii |20:56 |
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2011年01月10日
技術も、戦術も、選手の気持ちも、
日本が勝っていただろう。
負けるわけにはいかない、という堅さは
予想外の失点により焦燥に変わった。
焦燥を意地がなんとか上回ったころ、
やっと、同点弾がうまれた。
負けなかった。
そう考えるしかない。
試合の状況は刻々と変わる。
一試合だけで判断することはできない。
しかし、それでもいくつか気になる、
今後のこのチームの示唆となりうる動きがこの試合にはいくつかあった。
まず、前田の交代だ。
前田と李、スタータータイプは前田だ。
李もスターターを望むだろうが切り札としては李のほうに適性がある。
しかし、今日の試合を機にで指揮官がファーストチョイスに李を選択する可能性はある。
前田はまだ代表で本来のパフォーマンスを発揮していないだけに、
ここで交代カード扱いとされてしまうのは危険ではないだろうか。
続いて、香川と本田の関係を中心とした攻撃ユニットだ。
香川がトップ下に入ってからの「攻撃のスイッチ」には目を見張るものがあった。
香川の代名詞ともいえる動きながら受ける動きには相変わらず群を抜いたものがある。
本田の良さを前面に出すには、周りが本田の動きに合わせることが必要となるが、今のところ「本田のチーム」とするシステムになってはいない。
相互理解を深めるか。
あるいは藤本投入が何かを示唆しているのか。
気になるところではある。
もう一つあげるとすれば、
ヨルダン戦で日本は手の内をほぼ披露したのではないだろうか、という懸念がよぎる。
「この手もある」というカードは柏木ぐらいしか残っていない。
パワープレー時の寂しさも露見した。
けが人を含め、厳しい台所事情がうかがえる。
可能性と意地は見せるも、
チームの若さと目をつぶれない懸念点も多く見受けられた、
そんな緒戦になったのではないだろうか。
戦いは始まったばかりだ。
大会中に成長する姿に期待したい。
posted by sportstamasii |00:08 |
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2011年01月09日
いざ、アジアカップ。
現状考えうるベストメンバーで、真っ向勝負。
簡単な試合にはならない。
ワールドカップを経て、次のステージへ代表が向かうために、
正面からその力を見せてもらいたい。
欧州で戦うメンバーがスタメンに8人。
ワールドカップの経験と、
若くして世界の舞台で戦う自信を胸に
違う次元の戦いを。
今大会、前線の軸は前田遼一。
4年というスパンを考えても最大のチャンスではないだろうか。
ここで結果を出してこそ、名実ともに日本NO.1のFWとなれる。
チームの心臓は長谷部誠。
今となっては、主将は長谷部にこそふさわしい。
緻密なザッケローニ・ストラテジーの一方でも
チームとして戦術に溺れない意識を忘れていない。
全体を見渡す視野とバランス感覚。
ハードワーク。
代表としての誇りの高さ。
今大会後、長谷部のチームといわれるほどの存在感を見せれば、
きっと結果はついてくる。
長谷部、遠藤がゲームを作り、リズムを作る。
本田、香川、松井がゴールメイクをし、
前田を絡めてフィニッシュ。
描く景色は希望に満ちている。
いざ。
posted by sportstamasii |22:12 |
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2011年01月02日
勝ったのは、鹿島だった。
「いつものように」という言葉がふさわしいような、
したたかで、巧みな勝利。
セットプレーでの得点、時間の使い方の妙、落ち着き。
今シーズン無冠であるとはいえ、王者の試合運びと言えた。
「大岩のために」という共通意識が団結を生んだとも、
無冠であることが意地を生んだとも、
ACLへの意欲が最後の一歩をもたらしたとも考えられる。
しかし、この試合に込める思いには清水にも負けないものがあったはずだ。
「この試合が最後」という思いは清水の方が強かったと言えるのではないだろうか。
「強い清水」の一時代を築いた長谷川体制の終焉。
清水を支えてきたレジェンド達のオレンジのユニフォーム最後の試合。
”これまでの清水”の一つの到達点。
戴冠への環境は十分すぎるようにすら思えた。
準決勝の清水は賭ける思いが見事に結実していた。
決勝は、どこか空回りしていた、というよりも、
鹿島に巧くいなされてしまった印象だ。
一昨年の天皇杯、ガンバと柏の決勝を思い出した。
クラブワールドカップを経験し、世界を経験したガンバ。
ACLへのモチベーションは強かった。
しかし、柏も一時代の終焉を迎える舞台が天皇杯だった。
J1に旋風を巻き起こした石崎レイソル体制の到達点。
フランサや李、菅沼らが躍動したチームは一丸となり、
準決勝まではすさまじい気迫と勢いで勝利をもぎ取っていた。
しかし勝ったのはガンバ。
チャンピオンチームの強さと目指す高みの違いを感じた。
今年もやはり、勝ったのは鹿島。
チャンピオンになるにはチャンピオンとしての経験の有無が大きくものを言う。
改めてそう感じた。
川崎がなかなかつかめないステージ。
名古屋が駆け上がり、やっと手にしたステージ。
清水はここ10年タイトルを取っていない。
次のステップへ行くための、時代の区切り。
この準優勝も、清水に必要な経験と考えて、
強い清水の誕生に期待したい。
posted by sportstamasii |23:08 |
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2010年11月14日
平山相太、圧巻の2ゴール。
低く、早い弾道のシュート。
2点目を取った後の意地を宿したような鋭い眼光が印象的だった。
攻撃の中心で、ボールも集まった。
高さでも足元でも負けなかった。
ミスもあるが、ひるまなかった。
残留を争う追い込まれた状況が
平山に覚悟を生み、覚悟が迷いを消したのか。
今日の横浜戦は平山のオーラに包まれた。
横浜も中村俊輔の輝きや小野の鋭さに光るものはみせた。
ただ、勝つことに執念を見せたのは東京だった。
ここ数試合、東京は最後の数分でこらえきれない試合が続いた。
今日もか・・・とどれだけのサポーターの頭を不安にさせただろうか。
「善戦するも勝ちきれない」は降格していくチームに良く見られる現象だ。
しかし今日の東京は違った。
こらえるべき時間で、勝つための一点を獲った。
平山の覚悟が、覚醒が、降格するチームとの違いになりはしないだろうか。
この勝ち点3を、この勝利を、今日の得点を、無駄にしてはいけない。
posted by sportstamasii |21:37 |
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