2008年01月29日
29日付朝日新聞朝刊の天声人語に福士選手の今回のマラソンのことが書かれています。
その基本的な論調が福士選手の完走を讃えるものだということは
「福士選手もまた、転んでも転んでも起き上がって、走り抜いた。優勝者より大きな拍手は、悔しかっただろう。だが前をめざす凄みを、見るものに教えてくれた。」という文章からも察しられます。
でもそうでしょうか?私の頭に最初に浮かんだのは、お正月の箱根駅伝後に関東学生陸上競技連盟会長 青葉昌幸氏がsportsnaviに書かれた「途中棄権の責任は監督にあり」の文面でした。
さらに、私が8月29日に、世界陸上大阪大会の際に本ブログに投稿した「陸上競技の指導者」が次ぎに蘇りました。
これは、アクシデントやハプニングではありません。この半年間に3回連続して同様の事態が発生しています。
私は陸上競技の専門家ではなく、ただのTV観戦者ですが、それでも福士選手の1万メートルの試合は何回か観ていますので、わかります。福士選手が性格的に途中で投げ出すような選手ではないことを。試合後、何が起こってもごくごく当たり前のように笑顔でインタビューに応じることを。
ボクシングを考えてみれば明白です。どんなにそのラウンドまでの状況が不利でも、途中で自らギブアップするボクサーはいません。だからこそ、セコンドの人がタオルを投げるのです。
青葉氏は、このように書かれています。
「3校の棄権は監督の責任が大きいと思います。選手起用で鬼になりきれなかったのでしょう。」
私は、以前”世界陸上 プチ・コメント”というブログで、”福士選手、フェロー”、”福士選手、女性らしい逞しさ”という投稿を書いています。
福士選手が大好きです。
是非、トラック種目で北京オリンピックに出場されることを願っています(今回の件で、体調不良や故障を起こしていないことを危惧しつつ)。
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posted by 沢村大和 |17:06 |
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2008年01月24日
22日NHK ”プロフェッショナル: イチロー・トークスペシャル”を観て。
NHKで自身がコマーシャルをしているユンケルをあれだけ長い時間電波にのせさせた(ユンケルのパッケージサイズに合わせたデニム地の専用ケース)イチローはもの凄い、
というのは半分冗談ですが、以下、イチロー語録です。
☆★☆ 夢は、50歳で4割を打って辞める ☆★☆
◇イチローの涙の真実
↓
・わかんないですね。わかんない方がいいよね、というのもある
・悔しさが占めているが、それだけではない。何で泣いたか一生わからない
◇2007年は根本的な何かを掴んだ
・より作品と呼べるようなプレーができるようになったスタートの年
◇自分のやり方を貫くには
→ 自分に対する評価を自分が一番厳しくする
◇自分の可能性を追求するには
→ 自分で自分を教育するしかない
◇感覚より強いものはない = 理屈ではない
◇人との闘い ← レギュラーを取るため: プロ野球入団当初
自分との闘い(敵は自分の中にある): レギュラーとして実績を残してから
敵を意識できるようになった: 2007年より
◇食事でも練習でも、自分の体が欲しているものを取り入れているだけ
(好きなモノに真っしぐら)
☆恋愛
・好きだという意志を表してくれないとダメなところがある(保証みたいな感覚?)
・欲しいものは取りに行きますよ
・住吉さんの発言を何げに結構気にしているところが面白かった
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posted by 沢村大和 |09:41 |
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2008年01月21日
昨日久し振りにNHK教育で放映された卓球中継を観ました。
TVカメラ側での攻撃の際の平野選手の後ろ姿を見ると、本当に下半身が安定しているのが素人の私でもわかります。
昔一本足打法の王選手の両腕に子供がぶら下がっている写真がありましたが、たぶん平野選手もそのくらい強靱な下半身をもっているはずです。
王選手は荒川道場と呼ばれる真剣によるトレーニング、片や平野選手は甲野喜紀氏に師事し、古武術を習得しています。プロ野球の桑田投手や陸上の末続選手も甲野氏から古武術を習っていることで有名ですが、前後左右の俊敏な動きを繰り返す卓球にはとても有効でしょう。
この平野選手、愛ちゃんや四元選手ほどメディアに対する話題性はないですが、あの小さな体で風格さえ漂わせいるただ者ではありません。プロゴルファーの上田桃子選手とオーバーラップするところがあります、特に試合中の気の強そうな顔は。
そう言えば、父親がコーチの愛ちゃんに、同じく親子鷹のプロゴルファー
横峰さくら選手のようなメンタル面のひ弱さを感じるのは偶然ではないでしょう。
北京オリンピックの平野早矢香選手に注目です。
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posted by 沢村大和 |16:51 |
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2008年01月16日
独立リーグのBC(ベースボール・チャレンジ)リーグ、信濃グランセローズHPで1月15日掲載された「お知らせ : 合同トライアウト結果について」は下記の通りです。
信濃グランセローズでは昨日(1/13)に長野オリンピックスタジアムにて球団トライアウトを行い、下記の選手が合格致しましたのでご報告致します。
☆高田周平(22)投手、創価高校-創価大学
☆仁平翔(20)投手、常総学院高-茨城GG
☆米澤孝祐(22)投手、小松島西高-アリゾナダイヤモンドバックス-
サムライベアーズ-徳島インディゴソックス
☆清水勝仁(22)内野手、専修大北上高-早稲田大
4人目に記載されている清水勝仁選手。覚えておられる方も多いかと思いますが、昨年3月にプロ野球西武の裏金問題で早稲田大野球部を退部処分となった選手です。
専大北上高(岩手)時代から逸材として注目され、高校、大学時代を通して金銭を受け取っていたことが判明して、大学から退部処分を受けました。
このニュースを聞いて、清水選手よりも、トライアウトというきちんとした形で受け入れたBCリーグ、そして信濃グランセローズに敬意を表したいと思います。まさに、BCリーグの"C(チャレンジ)”という言葉が実践されたように感じます。
1月15日付の朝日新聞朝刊には、信濃グランセローズGMの今久留主氏のコメント、
「野球を続けたいと思う選手の夢に応えるのがBCリーグだ。清水選手は予想以上に打撃がよく、攻撃の底上げを期待している。」
と掲載されていました。
日本でマウンドに立つ環境を奪われ、米国でチャレンジする機会を得て、さらに今シーズンも野球をできる喜びを感じている桑田真澄選手とPL学園時代の同期生の今久留主氏。日本という環境では、できそうでいて、実際にはなかなかできないことです。
発表に同席したグランセローズの木田勇監督も、私の世代からすると本当に懐かしく、また印象の強い選手でした。
チャレンジする人にチャンスを与える環境が日本でも拡がって行くことを願っています。
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2008年01月03日
NHK「”プロフェッショナル”・イチロースペシャル」を観て。
プロフェッショナルとは =
「ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な記録を残すこと」(イチロー選手)
◆”番記者に対しても、吟味を重ねた深い質問だけに簡潔に答える”
”司会の茂木さんに対しても、「茂木さんが専門家なんだから」という発言”
イチロー選手は、自分がプロフェッショナルとして鍛錬しているのと同様の姿勢を新聞記者であろうと大学教授であろうと職業人として要求してきます。
◆”仕事として接する場合に馴れ合いはない”
日本人の一番の欠点。誰かと仕事上で親交を深める場合に、相手や相手の仕事に対する知識を獲得し、対話のレベルを上げるのでなく、接する時間や接点を増やすことで、家族のような阿吽の呼吸を作ろうとする。過去はこのやり方が正解だったのでしょう。しかし、全ての分野でグローバル化が不可欠な現在では、イチロー選手のやり方が正解だと考えます。
◆「自分のタイミング、ポイントで打つと、野手の間をボールが抜ける。つまらされたり、タイミングをはずされると、ギリギリで捕られてしまう。」と語るイチロー選手。
これも日本人のよくある欠点。イニシアティブをもって自ら行動を起こすのでなく、相手に合わせることを良しとしてしまう。イチロー選手のこの言葉は受け身ではなく自分から仕掛けて行くことの重要性という一般論としても通用します。
◆「(体格の大きさは必要なく)頭でイメージしたことを表現し易い体である」ことを重要と考えるイチロー選手。
この時のイチローの顔やしぐさがなんとなくサッカーのKAZU選手と似ているように感じたのは私だけでしょうか。
◆「達成感は、ほどんどない。」
「(何を見ているか)わからないからできる。」
「光る星をイメージしているが、真っ暗ですよ。」
「もがいて苦しんでいると、光が見えて来ると信じている。」
超一流の人に共通する普通の人には考えられないような”向上心”。
◆”時差の影響による体調のマイナス面を解消するために睡眠薬を利用する場合がある”
”重圧により、試合中に
血の気が引く ---> 脈が早くなる ---> 気持ち悪くなる ---> 家に持ち帰る”
イチロー選手でさえ、凄まじいほどの苦悩の時間を過ごしているわけで、薬物に頼るメジャーリーガーが多い要因の一面なのでしょう(決して肯定することはできませんが)。普通の人には到底わかりませんが。
◆「ホームラン打てますよ。狙ったら飛びます。(記録のかかった)ここぞという時には狙いに行きます。」
と語るイチロー選手。実際、試合前のフリーバッティングでは外野スタンドへの打球を連発しています。
このイチロー選手の発言を聞いて、落合監督とダブりました。
年末のラジオ番組に出演した落合監督が、
「ファンが私にホームランを期待しないでヒットだけを打てばいいのならば、4割を打てたと思います。」
とテリー伊藤さんに語っていました。
実際どうかは別として、二人とも、その可能性、実現するために必要とされる要素、自分のバッティングへの自信、自分の役割というものを充分過ぎるほどわかっているという点では共通しています。
◆「(奥さんに)ベースから離れて立ったら景色が変わるんじゃない」と言われて、30cm離れて立つようになったイチロー選手。
これも、試合後の帰りのクルマの中で奥さんと反省会をしている落合監督と共通します。勝手な想像ですが、お二人とも選手として自分の技術は一番だと考えているので、プロの人(コーチ、選手、評論家など)のアドバイスは意味がなく、それよりも素人の別の視点からのアドバイスの方が意外性があり興味をそそるし、受け入れ易いのでしょう。裏を返せば、専門家というのはいかに過去の経験や常識に縛られているかということになります。
◆”ストライクだけを打つようにすればバッティングが変わる”
と考えだしているイチロー選手。
技術が桁外れ故に、多少のボール球でもヒットにできるために手を出していた球を打たないようにする。それはまるで、物理学の法則が極端にシンプルなのと似ているような境地のような感じがします。
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posted by 沢村大和 |17:11 |
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2008年01月03日
本日の朝日新聞朝刊に北京オリンピック 野球日本代表の星野仙一監督のインタビューが掲載されていました。
台湾戦での7回のスクイズについて、
「天からワーッと何かが降りてきたような感覚だった。試合に入り込んでいると、瞬間的に判断してしまうような現象が起きる。」
脳が昇華している状態(集中力の極限)とでもいうのでしょうか?
いずれにしても、星野監督のその精神のパワーが選手に伝わり、スクイズの成功を導いたのだと感じます。
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posted by 沢村大和 |11:14 |
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2008年01月03日
昨夜のNHK「プロフェッショナル ”イチロースペシャル”」で放映された一シーン、
”グランド上でのイチロー選手の泪”
そこには、いろいろな想いが表現されており、言葉では言い表せない強い何かを感じました。
現実と向き合った人のみがわかる事実の持つ重み。
posted by 沢村大和 |11:04 |
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