2007年07月08日
チョーさん、日経新聞に
7月1日より日経新聞「私の履歴書」の筆者が長嶋茂雄読売巨人軍終身名誉監督となりました。 いろいろなことを象徴している気がします。私自身は昭和34年生まれなので、長嶋選手の最盛期というよりも後半をテレビや球場で同時進行していた世代ですが、それでもやはり「スーパースター」そのものですし、現在のようにどちらかという数々の名誉や肩書きのついた長嶋氏というよりも、「チョーさん」という呼び方がピタリと来る印象が強いです。 私が小学生の頃、神宮球場の駐車場で選手を待っているとどの選手よりも一番いらっしゃいいらっしゃという雰囲気でサインに応じてくれた長嶋選手、どなに調子が悪くてもココぞというときに必ずタイムリーヒットを放つ長嶋選手、王選手との3、4番コンビで、本塁打、記録を残す王選手に対して、得点圏打率、記憶に残る長嶋選手でした。 私は引退試合のLPを購入して何回もセレモニーを観たものです。「絵になる」という日本語が本当にピタリとはまる選手でした。 今年、裏金問題が社会問題となり、野球界の旧態依然とした体質が明るみになる一方で優秀な選手が米大リーグにキャリアアップあるいはカンバックの道を求めるルートが確立した中で、長嶋氏のようなマルチな視点からの改革が待ったなしで必要とされています。 球団経営の情報開示、説明責任、またJリーグのような指導者になるための制度作り(現在ゼロレベルですから)、アジア圏の選手交流のイニシアティブの役目を果たす等々、クリアすべき課題は山積み、かつ長期的な取り組みが必要なものばかりです。 最後になりますが、この自伝の題字をご自身のリハビリのために行っている左手での写経と同様に、左手で書かれているというお話には頭が下がる想いがしました。
posted by 沢村大和 |15:43 |
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