2008年06月29日

驚き!? NBAドラフト2008

NBAドラフトが終了しました。
私の予想は・・・でしたが、ドラフト結果と今後の各チームの編成について考えてみようと思います

それにしてもニックスが・・・・・・。

1位 デレック・ローズ(ブルズ)
これは予想通りでしたね。
フランチャイズプレイヤーを獲得できた事は◎です。
問題は今後の編成です。
まずは制限つきFAのベン・ゴードン、ルオル・デンの処遇ですが、個人的にはデンはともかくゴードンは出しても良い気がします。だとしても貴重なトレード要員になりうるのでサイン&トレードでしょう。
後はローズを起用する以上、カーク・ハインリックが高額年棒な余剰人員です。
実力・実績十分の彼を上手く使えれば、質の良いビッグマンの獲得も十分可能でしょう。
現在のインサイドはアンドレス・ノシオニ、タイラス・トーマス、ドリュー・グッデン、オメル・アシク(←ブレイザーズ)そしてヨアキム・ノアと何とも頼りない面々。センターに関してはとりあえずノアで我慢して(守備はまずまず)、PFに20台半ばの実力者を補強したいところです。大本命は年齢は高めですがFAになるエルトン・ブランド(29)でしょうか。
ロースターの大幅な入れ替えが予想されるブルズはオフシーズンの台風の目になりそう。パクソンGMの手腕に注目です!
※前回のエントリーでHCをスカイルズと書いてしまいましたが、遥か昔に解任されて現在はビニー・デルネグロでした。申し訳ありません。

2位 マイケル・ビーズリー(ヒート)
予想は外しましたが順当な結果。
噂のあったトレードはなく、ヒートはビーズリーを戦力として迎えました。
これは全く正しい判断だと思いますね。
熱望していたPGにもマリオ・シャルマースを獲得でき、一安心。
これで心置きなくジェイソン・ウィリアムスを放出できます。
ショーン・マリオンはETOの行使をしないようなので、来季は前述の二人にドゥエイン・ウェイドと、なかなか良いメンバーが揃いました。
問題はセンターとマリオン、ビーズリー、ユドニス・ハスレムが並ぶフォワードの編成をどうするか。
少なくとも昨季の再現はないでしょう。

3位 OJ・メイヨー(ウルブズ)
ウルブズは大方の予想通りメイヨーを指名。
かと思いきや、グリズリーズとの大型トレードで放出してしまいました・・・。
ウルブズはメイヨー、アントワン・ウォーカー、マルコ・ヤリッチ、グレッグ・バックナーと引き替えに、5位指名のケビン・ラブ、マイク・ミラー、ブライアン・カーディナル、ジェイソン・コリンズが加わりました。
正直このトレードは疑問。
インサイドにはアル・ジェファーソンがいるのですから、アウトサイドのメイヨーの方がニーズがあっていたような?
これが7フッターのセンタープレイヤーが加わるのであれば、ジェファーソンをPFに移せるのでメリットがありそうですが、208cmのラブではどちらもセンターとしてはサイズ不足なだけに・・・。
マイク・ミラーを獲得できたのは明らかにプラスですが、サラリーに見合っていない2選手も加わったので、戦力が純増とはいかない模様です。ただサラリーの負担が大きすぎたウォーカーを放出できたのは◎。
予算も限られているので、最大の目標は制限つきFAのライアン・ゴメスの慰留になりそう。

4位 ラッセル・ウェストブルック(ソニックス)
ウェストブルックの指名は一番驚きました!
ワークアウトで評価が高まったとの話は聞いていましたが、TOP5に選ばれるとは・・・。
PGならジェリード・ベイレスを指名すると思っていただけに驚きました。やはりパッシング・スキルが気になったのかな?
同じPGではDJ・オーガスティン(デュラントと同じテキサス大)もいましたが、サイズ不足が気に入らなかったのでしょうか。
戦力的なニーズは明らかにインサイドです。だからこそブルック・ロペスの指名を予想していましたが、結局ドラフトが終わり獲得できたのは、DJ・ホワイトとデヴォン・ハーディン。PFのホワイトはまずまずやれそう(怪我からの復調が条件)ですが、ハーディンは望み薄。
PGがあまるのでアール・ワトソンかルーク・リドナーを交換要員にセンターを手に入れたいところですが、
オクラホマへの移転が確実視されるだけに、それに備えたサラリーの空きも増やしておきたいでしょう。

5位 ケビン・ラブ(グリズリーズ)
メイヨーの所で書きましたが、ラブは大型トレードでウルブスに。
グリズリーズはトレードでメイヨー、アントワン・ウォーカー、マルコ・ヤリッチ、グレッグ・バックナーを獲得しましたが、メイヨー以外は期待薄。特にウォーカーの年棒を考えると・・・。
ラブは出してしまいましたが、ドラフト直後の三角トレードで指名したドンテ・グリーン出し、ゴール下で体を張れるダレル・アーサー(腎臓を患っていた為に評価が急落)を獲得したので、ドラフトの成果はまずまず。
エースに成長したルディ・ゲイ(SF)、マイク・コンリーJr(PG)、そしてメイヨー(SG)とアーサー(PF)を中心に再建を目指すことになりそうです。
後はダーコ・ミラチッチが頼りにならないセンターをマルク・ガソルが補填できれば、なかなかの陣容になりそうです。
制限つきFAのファン・カルロス・ナバーロ以外のFA選手の再契約はないでしょう。

6位 ダニロ・ガリナーリ(ニックス)
私の願いが通じたのか、ダントーニのスタイルにマッチしそうなジェリード・ベイレスが残っていて「ヨッシャー!」と思っていたのですが、何と指名したのは縁故採用などと揶揄されるガリナーリ!

ガリナーリが悪いというのではなく、ベイレスの方がニーズに合っていると思うのですが・・・。
まさかニックスはPGをステフォン・マーブリーに任せるつもりじゃないでしょうが、2010年に大物FA獲得を目論んでいるだけに、今シーズンのFA選手の獲得はなさそう。
今シーズンも我慢のシーズンになりそうです。
エディ・カリーとザック・ランドルフはダントーニのスタイルに合わないと思うのですが・・・。

7位 エリック・ゴードン(クリッパーズ)
クリッパーズはコーリー・マゲッティとエルトン・ブランドのFA移籍が確実なだけにSFかPF、もしくはシーズン途中にサム・キャセールを失ったPGの選手を選択すると思っていたのですが、何故かSGのゴードンを指名。
この時点でジョー・アレキサンダーとベイレスが残っていたのに、不思議です。
特にPGは人材自体が皆無なだけに、まさかブレビン・ナイトに?
せめてマゲッティとブランドをサイン&トレードできれば・・・。
ワークアウトで評価を落としたもののサイズのあるディアンドレ・ジョーダンを2巡目指名で、クリス・ケイマン以外は頼りにならないインサイドに加えられたのはプラスでしょう。

8位 ジョー・アレクサンダー(バックス)
SFはバックスの弱点でしたが、イ・ジャンリンとボビー・シモンズとのトレードで、ネッツからリチャード・ジェファーソンを獲得しただけに疑問の残る指名。しかも2巡目でもSFのルーク・リチャード・ムバ・ムーテを指名しているのは・・・。
SGにスウィングマンのジェファーソンを充てるつもりなのかな?
マイケル・レッドとチャーリー・ヴィラヌエバをトレード要員にPGとPFを獲得できれば、スカイルズ新体制にも光明が。

9位 DJ・オーガスティン(ボブキャッツ)
ラリー・ブラウン新体制に移行したドラフトで獲得したのはPGのオーガスティン。
チーム編成を考えればディフェンス力のあるエメカ・オカフォーのパートナーとして、インサイドのスコアラーが必要だったのでブルック・ロペスあたりかと思っていたのですが。
現在ボブキャッツのPGにはレイモンド・フェルトンがいますが、ブラウンは数字的にはともかく堅実なゲーム運びを可能にするチームの頭脳が欲しいのでしょう。たしかにフェルトンのFG%は問題ですが、いきなり替えるのはどうでしょうか・・・。
20位で指名されたフランス出身のアレクシス・アジンカは、ドラフト前に評価が急浮上した選手で216cmのサイズは魅力です。ただしプレイを見たところタイプ的にはタイソン・チャンドラーのような選手で攻撃力には疑問符が。センターを任せられるのは魅力ですが、果たして。コスタ・コウフォスより評価が高かったのには驚きました。

10位 ブルック・ロペス(ネッツ)
評価は下げましたがロペスはインサイドで多彩な働きが期待できる選手。
ネナド・クリスティッチが怪我がちなセンターには打ってつけの人材で、もしクリスティッチが制限つきFAで流出してもダメージは少なそうです。
前述したようにジェファーソンは抜けましたが、ドラフトでアウトサイドから得点できるライアン・アンダーソン、攻守両面での活躍が期待できるクリス・ダグラス=ロバーツを獲得したので、ジェファーソンの穴は埋まりそう。
イ・ジャンリャン、ボビー・シモンズが加わり実力はともかくポジションのバランスは良くなったので、デビン・ハリス、ヴィンス・カーターらと上手く噛み合えば、悪くないシーズンを送れそうです。


以上、10位指名までの選手とチームを見てみましたが、どうしても取り上げたいのが11位と13位。

11位 ジェリード・ベイレス(ペイサーズ)
ローズ、メイヨーに次ぐと思っていたベイレスがこの順位なのは驚きでした。
ワークアウトでも評価が高かっただけに、何が原因だったのか・・・。
ペイサーズはジャマール・ティンズリーがシステムにフィットしていなかっただけに、ベイレスを獲得できたのは◎かと思っていたのですが、何といきなりブレイザーズにトレード。
代わりに獲得したのはブランドン・ラッシュ、ジャレット・ジャック、ジョシュ・マクロバーツを獲得しました。
ブランドン・ラッシュはアウトサイドから得点できるスウィングマン。兄のカリームが残留すれば本人は頼もしいでしょうが・・・。
ドラフト前のトレードで数シーズン不調のフランチャイズプレイヤー、ジャーメイン・オニールをTJ・フォードとラドスラフ・ネステロビッチ、17位指名のロイ・ヒバート(何故アジンカやコウフォスではなかったのでしょう?)と引き替えに放出。
結果的にPGにフォードとジャック、センターにネステロビッチとヒバート、SGにブランドン・ラッシュを加えられたので、既存のマイク・ダンリービーJr、ダニー・グランジャーの両エースが昨季並みの数字を出せれば、プレーオフ出場が見えてきそうです。
ジャマール・ティンズリーはトレード要員でしょう。

13位 ブランドン・ラッシュ(ブレイザーズ)
前述したようにラッシュと交換でベイレスを獲得。
スティーブ・ブレイクがスターターだっただけに大きな上積みが期待できそうです。
さらに25位のニコラス・バテュムも獲得しましたが、こちらはルディ・フェルナンデスのように外で修行させるのかな?
来季は3年目のブランドン・ロイ、ラマーカス・オルドリッジの両雄に加えて昨シーズン全休のグレッグ・オーデン(復活を熱望!)に武者修行から戻ってくるルディ・フェルナンデス、そしてベイレスと若手有望株が目白押し。
トラビス・アウトロー、チャニング・フライ、ジョエル・ブリズビラとロールプレイヤーもまずまず。
来季はかなり期待できるのではないでしょうか。
リーフ・ラフレンツはどうにかしたいですね・・・。


ドラフトが終わり、かなり動きがありました。
これからはFAと契約最終年のプレイヤーの動向に注目です。

posted by tama |16:35 | NBA | コメント(0) | トラックバック(0)
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