2006年12月06日
ドミニカのウインターリーグに派遣されていたドラゴンズの高橋聡文投手、長峰昌司投手、中里篤史投手、中田賢一投手が先日帰国しました。お帰りなさい。あっ、同行されていた長谷部コーチと森コーチもお疲れ様でした。現地ではかなり恐ろしい目にもあったという情報も耳にしていますが、無事に帰国されて何よりです。
毎年、期待の若手選手をウインターリーグには送り込んでいる訳ですが、今年も更なる飛躍を期待された4名が武者修業を終えました。それぞれに得たモノがあると思いますが、その点も含めて来季への期待を述べたいと思います。
高橋投手と長峰投手は一日も早く出てきて欲しい左腕。かつては左腕王国などと呼ばれたドラゴンズも現在は先発・リリーフとも左腕不足。そのあたりも踏まえての今回のドミニカ行きだったかと思いますが、両投手ともなかなかの成績を収めてきたようです。何より、帰国した2人の口から合わせたように出てきた「低めへの制球の大切さ」。高橋投手について言えば、直球の威力は文句なしも、変化球の制球に難点あり、長峰投手はスピードはないだけに、組み立てと制球が命綱になります。両投手とも自分に必要なモノが制球力であることは分かっていたと思いますが、現役の若手メジャー選手なども出場しているウインターリーグでその大切さを再認識し、なお且つ、その中で結果を出してきたことはとても大きな収穫であると思います。高橋投手は抑えにまわった岩瀬投手の抜けた左のセットアッパーの位置を、長峰投手は先発左腕としての期待があります。特に高橋投手は一軍に定着出来そうで出来ない状態が続いています。来季こそはあの威力十分の直球で大ブレイクしてくれることを願っています。
中田投手はすでに実績はあります。ただ、去年・今年と一年間続けての活躍が出来なかったことは彼自身も悔しいところではないでしょうか。去年に関してはケガの離脱期間にしっかり下半身を鍛えたことで、一皮剥けた訳ですからケガの功名の部分があり、無駄ではなかったと思います。ただ、今シーズンに関しては、ケガでの離脱がなければ二桁勝利も出来たかもしれないだけにもったいないところです。そういう意味では、彼には「もう少し今年のうちに投げておけ!」というような思いもあってのドミニカ行きだったのかもしれませんね。背番号はドラゴンズのエースナンバー「20」。朝倉投手と共にドラゴンズを背負って立ってもらわねばならない存在ですから、来季こそは一年間ケガなく頑張って欲しいところです。
最後に中里投手。ドミニカでの登板は一度もなかったようです。外国人枠の問題、それから一説には現地のコーチにピッチングフォームが好かれなかったとかいう話も聞いています。終わったことですから仕方ありませんが、残念ですね。中里投手については、森コーチ曰く、「来季は高橋投手と共にセットアッパーで」という構想があるようです。肩の故障歴のことを考えると、毎日ブルペンに入らなければならないリリーフより、先発で間隔を空けて使ってあげた方が良い気がしますが、そのあたりはチームの方針。確かにあの浮き上がるような直球の威力を考えれば、絶対的なセットアッパーになれる素質は十分です。まずはしっかり肩のケアをして、来季は開幕から一軍で投げられるように頑張って欲しいです。
同行されていた森コーチは例年通り、このウインターリーグでの新外国人発掘も大きな目的。一部報道では、リストアップした選手の名前が出てきていますが、未知数の外国人選手より、今回派遣された4名の活躍の方が計算は立つモノだと思います。来季は球団史上初の連覇へのチャレンジのシーズンです。彼らの活躍は必要不可欠であると思います。来年の今ごろ、「あの時の経験が大きかった」と笑って振り返ることができたらいいですね。
posted by たく |11:36 |
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2006年12月03日
明日は阪神ジュベナイル・フィリーズ(以下、阪神JF)。毎年桜花賞と同じコース・同じ距離で行われるこのレースは、(かなり早い)桜花賞の前哨戦なんて言われていますが、さて今年は?
現段階での個人的見解。現在圧倒的1番人気を集めているのは大方の予想通り、アストンマーチャン【5枠9番】。正直なところ、デビュー当時は「こりゃまた思い切った名前をつけたもんだなぁ・・・」という程度の見方をしていた訳ですが、ここ2走の走りには素直に恐れ入りました。何より前走ファンタジーSの圧勝劇。あの位置を追走して上がりを33秒6でまとめられては何ともなりませんね。当然、今回もその再現を狙う訳でしょうが、個人的には6ハロン~7ハロンのレースであまりに強すぎる勝ち方をした馬は、8ハロン戦ではどうも狙いづらいというのが本音です。無印にするほどのチャレンジ精神はありませんが、馬券的な妙味も含めて対抗以下での購入を考えています。
じゃあ何を狙うのかというと、内枠から順番にウォッカ【1枠2番】、ピンクカメオ【3枠5番】、イクスキューズ【8枠16番】の3頭でしょうか。
ウォッカについてははっきり言って未知なる魅力に駆ける部分が大半。牝馬にしては馬格があり、前走(黄菊賞)は牡馬に混じって2着。デビュー戦では道中行きたがるのをなだめるのに相当苦労した馬が、2走目ではピタリと中団で折り合って上がりは34秒1。1ハロン短縮でペースが上がる今回は一気に突き抜けることも充分可能と見ています。不安は枠が内過ぎることでしょうか?
続いてピンクカメオ。こちらは並ぶと抜かせない勝負根性が魅力。前走(くるみ賞)に関しては負かした馬達がその後パッとしないので、レース自体のレベルがどうだったのかというところもありますが、人気も落ちていますし、狙うならこのあたりが面白いかなと。
最後にイクスキューズ。この馬に対する期待値は結構高いんですよね。牡馬相手に逃げた札幌2歳S。このレースを見た時から牝馬の注目株として考えていた馬なのですが、久々のファンタジーSは離された2着。一度叩いた効果で馬は変わってくる筈です。クローバー賞の時のように無理して逃げずに道中うまく立ち回れば、十分チャンスはあると思います。逆にこの馬は内枠でも良かったかなぁと思いますが、それは無い物ねだり。藤田騎手も2度目の騎乗になりますし、さらに前進で勝ち負けを期待。
他では良血ローズプレステージが好時計で快勝した未勝利戦で逃げて2着に粘ったテンザンコノハナなんかも気になる存在。とはいえ、このレースの中心は間違いなくアストンマーチャン。鞍上には武豊騎手を配し、万全の態勢で望んでくる訳ですから隙はなかなか見当たりません。しかし勝負はやってみなきゃ分からない。まして、若い牝馬のレースだけに・・・。
新装阪神競馬場のこけら落としのG1となる今年ですが、何かと問題のあったコース形態も解消され、直線も長くなったとか。まだ見ていないので詳しくは分かりませんが、そのあたりも含めて、明日のレースを楽しみに待ちたいと思います。
posted by たく |00:00 |
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2006年12月01日
昨日は「ゴールデングラブ賞」の受賞式があったようですね。パ・リーグ投手部門で受賞の松坂大輔選手は
「来年はメジャーでこの賞を取れるように頑張ります」
と宣言。是非ともそうなって欲しいと思います。
さて、セ・リーグのゴールデングラブ賞では二塁手は荒木雅博選手、遊撃手は井端弘和選手が受賞。ドラゴンズが誇る二遊間コンビが3年連続の受賞を達成しました。昨年までは文句無しの選出だと思っていましたが、ドラゴンズファンの僕でも、正直なところ今年の荒木選手の受賞には?な感じが拭えなかったのは事実です。今年はおよそ1ヶ月に渡る戦線離脱、失策数も多め(12個)と、決して印象としては良いものではありませんでした。ゆえに、
「あー、アライバコンビの連続受賞が途切れるのかぁ・・・」
と落胆気味に考えていました。それでも受賞できたのは、
- 12個の失策のうち10個が送球エラー。キャッチングに関しては例年通りの安定感があり、イメージが思ったほど悪くはなかった。
- 2年連続受賞やメディアでも再三にわたり「史上最高の二遊間」と取り上げられるなど、長年の実績・イメージが有利に働いた。
などの要素があったのかなと。実際のところは選考に携わった皆さんに聞いてみないと分かりませんが・・・。
周囲の人間がどうこうというより、当の荒木選手本人が今回の受賞を不本意なものと思っているようですし(もちろん、受賞できたことは純粋に喜んでいると思います)、すでに来季へ向けて今年のエラーの大半を占めた送球エラーの原因となった右肩痛克服のため、このオフもしっかりトレーニング・リハビリを積んでいるようですし、来季は誰の目から見ても文句無しの受賞となるように頑張って欲しいです。
かつてはゴールデングラブ賞はダイヤモンドグラブ賞と呼ばれていました。その頃に比べて、近年は賞自体のステータスも随分と上がってきたように感じます。その一因として、ファンの皆さんの野球を見る目が肥えてきたことがあるように思います。派手な打ち合いばかりでなく、固い守備をベースに1点を争う試合に魅了されている方が多いのではないでしょうか?冒頭の松坂選手の発言にもあるようにこの賞にこだわりを持つ選手も多く、今回で4度目の受賞となった福留孝介選手(ドラゴンズ)も自身のブログの中で、
「この賞は毎年獲りたい!」
と発言しています。私事ではありますが、自己紹介欄にも書いてある通り野球をしていたことがあり、特に守備と肩には自信があったので、試合を観ていても守備の巧い選手には自然と目がいってしまいます。思えば好きな選手も昔から守備の巧い選手が多く【高木守道さん(ドラゴンズ)や秋山幸二さん(ライオンズ→ホークス、現ホークス2軍監督)など】、僕自身もこの賞の発表が毎年楽しみです。
これからもこの賞が選手達の誇りとなることは間違いありません。来季以降もそんな守備の達人たちのスーパープレイに酔いしれる試合が多く見られることを楽しみに待ちたいと思います。
posted by たく |11:05 |
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