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錦織、2種類のワウリンカに完勝

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ワウリンカに勝った。 何もこれは初めてのことではないが、2種類のワウリンカの内の強い方にも勝てたという意味では非常に大きな勝利だった。

錦織はブリスベン国際はシードで2回戦からだった。今年の初戦となった2回戦こそ1セットを落としたがその後は危なげなく2,3回戦を連勝した。 だが正直なところ調子の良し悪しは判断しがたいほどの格差のある相手だったので、今年を占う上では今日のワウリンカ戦がまさに今年の錦織の格付けが決まる一戦になると思って観た。

調子の良いワウリンカと調子の悪いワウリンカの違いはテニスファンは既知のことだろう。 昨年のツアーファイナルでは錦織が完勝したがあれは悪い方のワウリンカ。全米は良い方のワウリンカに負けている。とはいえ全米の負けはマレー戦からの燃料切れが大きな敗因だったから、今日の勝利は大きい。

今日の錦織は吠えたし耐えた。非の打ち所がない出来だったと言える。

まず最初の山場は1stセットの第2,4ゲームの錦織のサービスゲームだ。特に第2ゲームは10分を超える白熱したゲームだった。ここを、とにかく耐えた。冷静に我慢してキープした。 1stセットのワウリンカのサービスゲームでは錦織が第9ゲーム目だったと思うが2ポイント連取して0-30とブレイク出来るかもしれないチャンスが訪れそうになりはしたが、結局ブレイクチャンスは1度もなくタイブレークに。

WOWOWで錦織は今年の一字に『獣』と書いていたが、タイブレークではこれまでには見た事がない雄たけびを上げた。

感情を巧く発散出来るようになったのだと思う。錦織は肝心なポイントを取られたりエラーした時にもラケットを叩きつけようとして叩きつけない。逆に取った時は他の選手の様には叫ばない。 そんな振り切らない感情がこれまではマイナスに働くことが多かったように思う。 以前のブログでも触れたが、クールにするならクリス・エバートのアイスドールの様になるべきだと、それが出来ないなら、負でも感情は発散すべきだと思っていた。

漸く獣になった様に見えた。 結果タイブレークを取り切り、第2セットもブレイクし、ブレイクバックされたものの更にブレイクして結果、強い良い時のワウリンカをストレートで押し切った。 錦織は時々ジョコの様に見えるほどキレが増すが、今日の錦織はジョコの様なキレにナダルの様なここ一番の集中力を持っていた。 ワウリンカのワンハンドのバックのダウンザラインは悪魔の様な切れ味だが時に打ち勝ったりと堪らない試合だった。

決勝はどちらが来ても同年代。 ぜひラオニッチとやって欲しい。

放送の中で実況が言っていたがワウリンカは28歳までグランドスラムでは準決勝にも勝ち上がったことがないそうだ。 そう考えると錦織のピークもこれから5年はあるだろう。錦織の時代がいつか来る。それが今年でもなんら問題ない。

全豪が楽しみだ。



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