2007年03月17日

大切な初日

世界水泳初日。

この初日ってのが、とにかく大切でして。初日にいい感触を残すことができると、特に今回のように長丁場の大会の場合はほんっと弾みがつくんです。

日本チーム!今日は素晴らしい演技で弾みをつけましたよ!!

まず、デュエットのテクニカル。日本は出場順6番でした。選手の心理的に36組がエントリーの中、「6番目」というのは、「もう少し後がいいのにな・・・」と、正直感じるところであると思います。ましてやライバル国のスペイン、中国が後半の出場順となると私なんて「えー、ちょっと待ってぇさ。」って感じ。しかし、日本。勝負の女神が微笑んでくれています。なんと優勝候補のロシアが出場順1番。もっと「えーーーーっ!!」ですもんね。

そしていよいよ競技開始。ロシアは、公式練習を観ていた限りでは素晴らしい同調性と技術力の確かさが際立っていたのですが、やはりまだ会場の雰囲気が温まってない1番の出番は緊張したのか、エルマコワ&ダビドワ組は実力を発揮できなかったようです。倒立から回転しながら水中に沈み込むスピンの規定要素で回転軸がずれていたり、めずらしく同調性を欠いたりと「今日はどうしたの?」という内容でした。点数もいつもより低い。

これはチャンスと日本。ですが・・・なにやら緊張の表情でした。陸上動作のポーズを決める前に胸をピンと張って登場しますでしょ?そのときの歩幅や歩き方がおぼついていないというか、少しギクシャクして見えたのです。私の経験上、この登場の部分で今日の自分達の演技の出来が占えてしまうぐらい重要なんです。だから心の中で「落ち着いて!」と叫びながら観ていました。

飛び込んだ鈴木と原田。やはり若干のギクシャクはありました。いつもならばっちり合うところで少しパラパラ・・・っとする場面が。しかし規定要素の部分で確実に高い技術力を見せつけました。技術に関しては本当に説得力があります、この2人。そして得点。ばらつきがあったものの、しっかりと持ち味の
技術力をアピールできたことが反映される評価だったと思います。

初日の1発目。相当の緊張があった中、この体の使い方ができているのは調子がいいことの証。決勝でさらに、課題である同調性を克服してさらに高得点を狙えること間違いなしだと、そう思います。

スペインデュエット。今日は後半部分にかなりの乱れが・・・。練習中観たことがないぐらいの乱れでした。本番に調子を合わせることの難しさを改めて痛感。

一方、成長著しい中国。今日の演技は彼女達(双子の姉妹)の良さと新しい魅力を最大限に発揮できたのではないでしょうか。長く美しい足に力強さが加わり、監督の井村氏も手応えを感じていらっしゃったと思います。しかし、得点結果では辛くも4番手。決勝は本気の本気でメダル争いに食い込んできます。勝負師の顔がそう言っていました。


次はフリーコンビネーション。

これは、予選ながら見応えありましたねー!!いやはや力入っちゃいました。

なぜか今回とってもくじ運の悪いロシアが2番目に出場。日本が5番目。デュエットテクニカルと同じ流れです。

しかーし。出場順をものともせず、ロシアは素晴らしい芸術性&卓越した技術を披露。これでもかっ!!と言わんばかりのダメ押しアピールで、いきなりの高得点連発。ほんと、あっと言う間の5分間でした。

次、日本。もうね、今思い出しただけでも鳥肌が立ちます。もの凄い勢いがあって、スピード感があって、技がキレるキレる(笑)。私、涙腺うるうるきました。マジで。決勝楽しみですよ。選手もコーチもまだまだやれるって言ってました。それに泳いでいて楽しかったんですって。とても素敵なコメントだと思います。


強敵のスペインは、デュエットと同じくまたしても後半部分で同調性に乱れが出ました。どうしちゃったんでしょう?といっても、大会は7日間あります。底力のあるスペインがこのままの調子で終わるはずがありません。やはり怖い存在です。

アメリカは昨年11月のロシアで開催された大会でこの種目、優勝を果たしていました。採点基準が通常と違ったのですが、やはり女王ロシアをしかもアウェーで破ったのは大きな自信になったはず。演技の序盤、その片鱗をみせつけるようななんとも優美な世界に引き込んでいきます。しかし、技術の面で水面から出る足の高さが足りない印象が残りました。

ぶわーっと、話まくりましたが、明日から毎日決勝があります。私が頑張らなくてはいけないのはこれからです!!また明日も報告します!

結果詳細はテレビ朝日さんホームページからアクセスしてみて下さい!

デュエットテクニカル 1位ロシア
           2位日本
           3位スペイン
           4位中国
           5位カナダ
           6位アメリカ
           7位イタリア
           8位ウクライナ・・・

チームフリーコンビネーション
           1位ロシア
           2位日本
           3位スペイン
           4位アメリカ
           5位イタリア
           6位ウクライナ
           7位ギリシャ
           8位フランス・・・   

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posted by 武田美保 |14:17 | コメント(3) |
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2007年03月16日

メルボルン上陸

いよいよ明日から、世界水泳メルボルン大会シンクロ競技が始まります。

昨日現地入りを果たし、時差がないのになぜか時差ボケ(個人ブログそれいけタケミホ参照)の今日の私は、試合が始まる前から火花飛び散るシンクロ競技会場で公式練習を見学し情報収集、情報収集、情報収集・・・(よーさんしたなぁ、情報収集。)

日本チームはもとより、強豪のロシア、スペイン、アメリカ、そして日本の井村氏を監督に迎えた要注目の中国。その他、1年半のブランクの後、今大会復帰をするフランスのデデュー
、みーんな観ましたよ。

感想。とにかくそれぞれのカラーが凄い。よくも悪くも、好きも嫌いもそのカラーが鮮明に色濃く出ている印象。

昨年9月のワールドカップから演目を変えて臨むチームがあったり、以前からの演目を熟成して臨むチームがあったりと、どんどん国の持ち味や得意技が絞られて行って、まさに個性のぶつけ合いでした。面白いですねー。


今大会ほど、どの国がどのメダルか?など、予想がつかない大会はないと思います。そしてその中で、各国が打ち出したカラー(個性)が吉と出るか凶と出るか?

プールサイドは練習だけが行われるのではなく、国同士の探りあいの場。監督や審判員などそうそうたるメンバーがライバル国の演技を観て「思ったよりたいしたことないな・・・」とか「この国の急成長は、わが国にとって危険!」とか、(あっ、あくまでも想像です。)そうポーカーフェイスの目だけがやたら鋭い感じで、演技を見つめています。

私としては、その様子も情報収集です(笑)。

いろんな意味で目が離せない世界水泳。明日はフリーコンビネーションとデュエットテクニカルの予選です。テレビ朝日さんの放送は翌日の18日からですが、何と言っても大会初日は自分方向に吹く風の流れを掴む大切な日。見守りたいと思います。

速報、ブログに書いていきますので乞うご期待!明日のスマステも観て下さいねー!

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posted by 武田美保 |15:27 | コメント(0) |
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2007年03月12日

はじめまして。武田美保です。

 この度スポナビさんでブログをスタートさせて頂くことになりました武田美保です。
 21年間シンクロという競技を通じてスポーツに関わってきた自身の経験を交え、スポーツを観て感じたこと、選手の表情から読み取る喜びや悔しさの感情などを独自の目線で文章にしていきたいと思っています。マニアック過ぎたらごめんなさい!

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posted by sports_eye |21:43 | コメント(0) |
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