2007年03月27日
帰国したんですけども・・・
私、武田美保。日本へ帰国して参りましたー。が、23日と24日の試合についてブログを更新できずにメルボルンをあとにしたことが気になって気になって(笑)。こうして遅ればせながらパソコンを開いております。 では早速。 23日デュエットフリー決勝。あー、記憶よ蘇れ。 このデュエットフリー日本の鈴木・松村組は、予選、あまり調子がよくなかった種目。スピン技でことごとく同調性を欠いてしまうという選手にとってはトラウマになりかねない、そんな出来だったのです。 トラウマになり得る理由としては次のとおり。 その1。いつも合っていたものが試合で外れてしまった→自分の信じていた感覚が狂ってしまった!?と、焦る。 その2。また同じことが起こってしまったらどうしよう・・・と、ネガティブなイメージが頭をもたげる。イヤなもんです。 その3。負けたらどうしよう・・・と演技より順位が気になり出す。 この3つ出揃うと最悪パターンです。私、そうでした。 でも、鈴木・松村両選手はそれを跳ね除けて実力を発揮しました。 プラットフォームに力強い足取りで登場します。ぐらぐらする不安定な感じは一切ありません。そして演技が始まります。いきなりのリフトは・・・大成功。このリフト、予選のときも目を見張る高さがありましたので「予選といい、今日といい、絵美子(鈴木選手)は鞭打ちになっていないだろうか?」と心配になるぐらいの勢いでした。それを観て会場のボルテージは一気に上がります!!最高の滑り出しを切りました。予選崩れた一つ目のスピン技・・・これも成功しましたっ!「おっし」思わず独り言です。中盤を越えても大崩れはありません。時々沈み込みの高さが違うところがありましたが、大丈夫。そしていよいよ最後の曲に入る直前までやってきます・・・!「うあー。」心の中で叫びました。V字に足を広げて回るスピンの面が完全にずれたのです。唯一それだけ。あとは最後まで勢いを止めることなく約3分半の演技が終わりました。 得点を待ちます。テクニカルメリット・・・スピンのばらつきが響いたのか、思った以上に伸びません。 続いてアーティスティックインプレッション。なんとこれが9.8が並ぶ高得点です。 予選では2位スペインとの差が1点以上ありましたが、決勝ではわずか0,334点まで差を詰める素晴らしい追い上げを見せました日本デュエット。が、届かず惜敗。しかし成果はあったのではないでしょうか。表現力に定評のあるスペインにこの種目、アーティスティックインプレッションで勝っていたからです。鈴木、そして新しい挑戦の松村は日本のデュエットの新しい魅力を出せたのでは?前向きに考えましょう。 来年は北京で開催のオリンピックですから、4位に迫る中国もさらに気合十分で臨んでくるだろうし、スペインもこのままで済ますわけがありません。ロシアの圧倒的な強さは健在でした。今回3位で世界水泳を終えた日本デュエット。これからの新たな取り組みに期待です。 なんだかデュエットの段階でまとめにかかっている文章でしたが、あともう1日残っています。そう、最終日の24日。チームフリー決勝です。 私は今大会観客席から試合を見ていてつくづく思いました。それは「チームっておもしろいっ!」ってこと。そりゃ、8人もいればパワフルだし、隊形変化もバラエティに富むし、リフトもダイナミックだし。でも、そういうことではなく、一番各国が出したいカラーが色濃く出る種目だと思うんです。 見応えありました。競技を通り越して一大エンターテイメントです!ロシア、スペイン、中国、それぞれに素晴らしいパフォーマンス。思わず拍手が出ました。アメリカが珍しく最初のリフトを失敗させました。決勝の緊張感がひしひしと伝わってくるアクシデントです。 そして、最終日のおおとり。日本の演技です。ゲンを担ぐわけではないですが、「おおとり」って、これってモチベーションが上がりますよね。 日本の演技は本当に気合が伝わってきました。芯の通った足が、最後の最後まで上がっていました。いい演技だったと思います。よくぞここまでトレーニングを続けてきたな、とその足からわかるものでした。 あえて、あえて厳しいことを言わせてもらえれば、得点が出たチームの構成はどんどんどんどん・・・競ってくるんです。クライマックスが本当にクライマックスなんです。日本は上手さはとても印象に残りましたが、クライマックスは落ち着いて見守る感じでした。 きっとオフもそこそこに、日本代表は来年に向けてのプロジェクトが進むと思います。本当に頑張ってほしいです。今回の世界水泳メルボルンは、自信と発奮材料の両方を得られた大会になったと思います。
- 共通ジャンル:
posted by 武田美保 |00:59 |
シンクロナイズドスイミング |
コメント(2) |
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Re:帰国したんですけども・・・
コメント投稿者ID :
おかえりなさい。御疲れ様。
posted by ii | 2007-03-27 23:17
Re:帰国したんですけども・・・
コメント投稿者ID :
おつかれさまでした~~。
クライマックスの盛り上がりですか。
なるほどー。
次の日本のテーマが楽しみですね☆
posted by 風車 | 2007-03-31 03:11
コメントする
「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。
- Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
- mixiアカウントでコメント投稿
- Googleアカウントでコメント投稿
- Hatena IDでコメント投稿
- Biglobeアカウントでコメント投稿
- ログインしてコメント投稿
- メールアドレスでコメント投稿
※新規のメールアドレスによる投稿IDご利用は停止しました。
※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」
※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」


