2011年09月14日
〝チャンスの女神に後ろ髪は無い、あるのは前髪だけである〟
誰がいつの時代に言ったのかは知らずとも、
どこかで聞いた格言です。
要はこういうこと。
【チャンスが訪れたらすぐに掴まないと逃げてしまう】
ラグビーワールドカップNZ大会。
日本の初戦はフランス戦でした。
結果は 日本21-47フランス
一時は4点差まで迫ったジャパン。
おおむね、「善戦」という論調、
および皆さんの感想のようでした。
しかし私には、そうは思えませんでした。
例えば前半4分に失ったトライ。
レフェリーのジャッジに疑問を呈し、
「不運だった」とする向きもありますが、
あの状況で誰もボールにコミットしないのは、
明らかにFWの判断ミスです。
そして前半11分の失トライは言わずもがな。
トラン=デュクにあそこまで狙われていて、
パスを投げてしまうのも、判断ミスでしょう。
(余談ですが、このプレーを見た時、
フランスは日本をキッチリ研究している!
やはりワールドカップは違うのだと思い知りました。)
格下が格上にアップセットを起こさんとするなら、
序盤にリードを奪い、格上を慌てさせることが必須でしょう。
これはスポーツの歴史が証明してくれています。
フランス戦のジャパンは、序盤の10分あまりで、
2つの大きなミスを犯し、14点のリードを許しました。
つまり、〝チャンスの前髪〟を完全に掴み損ねた訳です。
もちろん、後半のジャパンの追い上げに
私も声を張り上げ、心を躍らせました。
しかし、こうも思っていました。
「前半あそこまでミスを犯しておいて、
このまま逆転勝ちできるなんて
ムシの良い話はないだろうな…」
歴史が証明している番狂わせのセオリーを
フランス戦のジャパンは実行できなかった。
まずは、そういうことです。
とはいえ、点差を詰められたことにも理由はあります。
・ブレイクダウンである程度は戦えた
・マイボールを連続してキープし、攻めることもできた
・スクラムは3番を交代してからは安定した
・ディフェンスも粘り強くできていた
→特に2度のトライセービングタックルは
NZファンの心を掴んだ!
来たるNZ、オールブラックスとの戦いでは、
初戦で通用した部分を突き詰めるしかありません。
きょう、両チームのメンバーが発表されました。
オールブラックスはHB団を入れ替えてきています。
まずは、ここに「序盤から」プレッシャーをかけることが
善戦を演じる最低限の条件です。
フォワード陣、特に第3列が、速く低く、しつこく、
ブレイクダウンで戦い、
プレッシャーをかけ続けなければなりません。
格好のお手本があります。
2007年の日本vsクラシック・オールブラックス
NZの強力フォワードに激しいプレーで渡り合い、
「アイツを潰せ!」と言わしめた男。
〝マンキチ〟こと渡邉泰憲。
去年4月に35歳の若さで急逝した彼のごとく、
相手がイラついて殴りかかってくる位の
激しさ、しつこさを見せること。
フォワード陣の奮闘なくして、
世界最強のオールブラックスに太刀打ちはできません。
相手はラグビーが宗教とまで言われる国の代表です。
日本がいかに格下であろうと、
「手を抜く」などということがあるはずがありません。
真黒な15個の〝プライドの塊〟が、
日の丸の侍に襲いかかってきます。
そんなチームに対抗するには、
日本はそれ以上の何かの塊になって
ぶつからねばならないのです。
posted by sports-mad |13:57 |
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2007年06月05日
【隔靴掻痒】[かっかそうよう]
(靴の上からかゆいところをかく、の意から)
思いどおりにいかなくて、もどかしいこと。
まさに思い通りにいかない、
もどかしさが募る試合でした。
ラグビーパシフィックネーションズカップ(PNC)
日本20-17トンガ
JKことジョン・カーワン率いる
我らがラグビー日本代表は、
2007年のPNC初勝利を挙げました。
小生は生中継をテレビ観戦。
試合中、ずーーーっと感じていた思いを
今になって敢えて表現してみれば、
冒頭の一言に尽きます。
ご賛同頂ける方が多いのでは?
以下にその「もどかしさ」の中身を
記してみたいと思います。
posted by bu-ha |19:50 |
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2007年05月16日
“KING”の妙技に
秩父宮の観衆は
酔いしれました!
5月12日、秩父宮ラグビー場。
JAPANXVこと日本代表候補は、
ニュージーランド代表経験者で構成される
クラシック・オールブラックス(CAB)に
6-36、ノートライの完敗を喫しました。
'この試合、最も鮮烈な印象を残したのは、
ラグビー王国ニュージーランドで
“KING”とまで称される男、
CABの15番、カルロス・スペンサー!'
そのプレーはまさに“変幻自在”!
ノールックパスで日本を
軽々と欺いて見せたかと思えば、
日本が落としたボールを素早く拾い、
カウンターアタックを開始!
トリッキーなステップで
タックラーを振り切ると、
そこからが凄かった!
トップスピードで走りながら、
日本選手の人数と位置、
フォローする味方選手の位置を、
瞬時にして把握!
まさにここしかない!
というタイミングとコントロールで、
右足アウトサイドからキックパスを
鮮やかに通して見せたんです!
トライしたアラティニ選手は
ボールを拾って地面に付けるだけ。
キックパスのあまりの見事さに
当のアラティニ選手が、
感嘆の表情を浮かべたほどでした。
文字ではおよそ伝えきれない芸術的プレー!
嗚呼、小生の文章能力の無さが恨めしい…。
閑話休題。
長い長い前フリはここまで!
5月9日、神戸で行われた同カードでは、
26-35と大善戦した日本。
着実に縮まっているかに思われた
世界の強豪との距離は、
12日の完敗でまだまだ届かないと
思い知らされた形となりました。
そこで今一度整理しておきたいこと。
日本と世界との現時点での距離について、
思いを巡らしました。
posted by bu-ha |16:51 |
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2007年04月30日
「強化は未だ道半ば、
されど芯は通りつつある」
9月にフランスで行われる
ラグビーワールドカップへ向け、
ジャパンキャンペーンが
ついに幕を開けました。
ジョン・カーワン(JK)率いる日本代表は、
韓国を82-0
香港を73-3
でそれぞれ破り、連勝スタート。
その2試合を観戦した感想は
冒頭の言葉に集約されます。
ここでの「芯」とは即ち、
カーワンが再三、発言している
「ジャパニーズスタイル」のこと。
今回の2試合を観戦したファンの皆さんは、
その片鱗を如実に感じたのではないでしょうか?
「ジャパンはこれでいく!」
と、全てのプレーに貫き通された明確な意志。
それを感じられただけでも大きな収穫です。
逆に言えば、久しく代表からそうした
「明確な意志」が感じられなかった、
ということにもなりますが。
そこを掘り下げると永遠に終わらないので(苦笑)
この2試合から感じた
「ジャパニーズスタイルの片鱗」について、
記してみたいと思います。
posted by bu-ha |14:28 |
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2007年04月23日
全くもって由々しき事態です。
4月22日、秩父宮ラグビー場で行われた
日本対韓国の一戦。
9月に行われるラグビーワールドカップ
フランス大会に向けた日本代表のいわば船出です。
結果は、、、
日本82-0韓国
本来ならば諸手を挙げて
カーワンジャパンの初陣勝利を振り返りたいところ。
が、しかし!
今回、まずどうしても指摘しておきたいのは、
韓国代表の目を覆わんばかりの実力低下です。
カーワンジャパンにフォーカスした観戦記は
また後日にアップしようと思います。
posted by bu-ha |15:59 |
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2007年03月28日
クラシック・オールブラックス
の顔触れにテンション激上がり!
何だか書く気満々になってしまいました。
そうです、小生はお調子者です。
いらぬ口上はこの位にして本題!
今回はどこまで長くなるか見当もつきません。
思い入れあるアノ人の話題ですから。
では、いきます。
今シーズンのトップリーグを振り返った時、
まず間違いなく名前があがるのはこの男でしょう。
清宮克幸。
39歳、サントリーサンゴリアス監督。
低迷していた母校・早稲田大学のラグビー部を
就任1年目で建て直し、一気に対抗戦を5連覇!
しかもその間、対抗戦を無敗で通し、
大学日本一にも3度輝きます。
いつしかメディアは彼を「カリスマ監督」と呼び、
その知名度はどのラグビー選手をも上回りました。
時に大言壮語ととられかねない発言で物議を醸し、
時に感極まって選手たちと共に熱い涙を流す。
そんなアクの強いキャラクターが早稲田の監督を辞め、
古巣・サントリーの再建に乗り出したとあったら、
メディアが放っておくはずがありません!
今シーズンの特に前半、トップリーグの話題は
清宮監督一色に染め上げられました!
あたかも台風の如く
今シーズンのトップリーグを
席巻した男、清宮克幸!
彼は今シーズンの日本ラグビー界に
一体、何をもたらしたのでしょうか?
posted by bu-ha |21:23 |
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2007年03月26日
またもご無沙汰の楕円球シーズン総括。
遅ればせですが「その2」、いきます。
史上最長です、ご覚悟のほど、、、。
前稿の要旨は
「今シーズンのトップリーグ観客増
→それぞれの試合に“ストーリー”があった
→更に試合内容もそれに劣らず充実していた」
ざっとこんな感じでした。
前者の「ストーリー」については
前稿で詳しく触れたので、
後者の「試合内容」について
今回は書いてみたいと思います。
そこで表題です。
終わってみればトップリーグ1位、
MS杯優勝=トップリーグ優勝、
日本選手権制覇と
事実上の2年連続3冠に輝いた
王者・東芝ブレイブルーパス。
やはりその主役を軸に今シーズンの
試合内容を見ていくことが、
分かり易いのかなと。
好試合も東芝がらみが多かったですし。
ちょっと言葉遊びのようになりましたが、
今シーズンの東芝の強さを考えた時、
浮かぶのは2つの「シンカ」です。
新たな強みを獲得していく「進化」
今までの強みを深めていく「深化」
猛烈な勢いでレベルアップする
挑戦者たちを跳ね除けるには、
不可欠な2つの要素でした。
posted by bu-ha |19:01 |
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2007年03月15日
いやはや、すっかりご無沙汰してしまいました。
ラグビーシーズン終了とともに
何ともいえない脱力感に襲われた小生。
書きたい事が山ほどあるだけに、
何から手をつけたものかと
途方に暮れていた次第です。
しかし、いつまでも放心状態ではいられません。
3月下旬からJKジャパンもいよいよ始動!
自分的にも今シーズンを総括し、
頭を整理しておきたいので、
ぼちぼち書き始めようと思います。
posted by bu-ha |16:39 |
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2007年02月28日
2月25日、秩父宮ラグビー場。
ラグビー日本選手権決勝の結果は…。
東芝19-10トヨタ
東芝は勇退する薫田監督の花道を
見事、日本選手権2連覇、
トップリーグとの2冠達成で
締めくくりました。
これで国内楕円球シーズンも一段落。
3月下旬のJKジャパン始動まで、
しばしのブレイクとなります。
W杯イヤーの今年はシーズン終了の
寂しさを感じる間もなく、
ジャパンキャンペーンへ怒涛のなだれこみ!
楕円球シーズン全体の総括は
また別の機会ということにして、
本稿では日本選手権決勝に絞って書きます。
posted by bu-ha |19:01 |
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2007年02月19日
MS杯決勝で
東芝14-13サントリー!
僅差の名勝負を繰り広げた
両チームの結果が
これほど明暗を分けようとは!
18日に行われたラグビー日本選手権準決勝。
かたや東芝は47-10で完勝
かたやサントリーは17-39で完敗
あまりに対照的な
完勝と完敗のあいだに
一体、何があったのでしょうか?!
posted by bu-ha |21:51 |
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