2007年05月26日

ユーヴェ優勝も聞いて思い出すイタリア

 今度はセリエBでユヴェントスが優勝しました。不祥事による降格からアドバンテージを跳ね返しての結果でした。この前のエントリーの続きといえば続きですが、今回はトリノでの思い出を書いてみたいと思います。

ミランには思い入れがあるのですが、生来のマイナー好きの面もありまして、あまりビッグクラブは好みません。国を問わずチーム名を挙げてみると、キエーヴォ、ウィンブルドン、サンダーランド、ビルバオ、ニーム、ワシントン・・・・・・まあ、嗜好がよく分かりますね(笑)。

そういうわけでユヴェントスというクラブ自体はそれほど好きではありません。むしろこういうクラブに立ち向かっていく小さなクラブが好きなんですね。そして私がイタリアを訪れた時、丁度デッレ・アルピで試合があったので観戦はしてきました。相手はローゼンボリ。当時のチャンピオンズカップの話になります。

試合は相手が前線に出したパスがジダンに当たり、それがそのままゴールに入ってしまって1-0でユーヴェが勝ちましたが、試合内容としてはあまり面白いとは言えないものだったと思います。むしろ私がその面白さに興奮したのが試合以外のところでした。

イタリアのスタジアムはある程度のところでボディチェックがあります。特にローマやミラノなど大都市のスタジアムは厳しかったです。フィレンツェは無かったのですが・・・・・・
例に漏れずトリノも厳しかったのですが、見たところタバコやライターは完全に取り上げられていました。

聞くところによるとカメラやビデオなども一時預かりだったようです。でも現地の人たちは平気でスタンドで喫煙しています。現地の人に聞いた限りでは、ライターを靴の中に隠したり、タバコを靴下の中や腰の中央部のあたりに隠すそうです。実際やってみたら本当に通過できました。今はどうか分かりませんが、イタリアのスタジアムは観客席で喫煙しても何も言われません。こういうマナーに関してはちょっとあきれましたが・・・・・・(笑)。

さて外国へ行って私が心がけることは、スタジアムでは現地のテンションに合わせることです。トリノはまだ応援がおとなしい方なので苦労はしませんが、外国人が自分達と同じテンションだと、地元民が喜んで色々と話しかけてくれます。トリノでも筋骨隆々のいかつい青年と、いかにもフランス人っぽいヒゲを生やした優男と仲良くなりました。

とりあえず彼らにそれぞれ見た目そのままに「ホーガン」と「ピエール」という名前をつけてみました(笑)。

この2人が凄かったのが、アルコール持ち込み禁止なのに堂々とアルコールを持ち込んでいたことでしょうか。しかもミネラルウォーターのペットボトルのラベルをはがし、それぞれビールと赤ワインを持ち込んでいました。しかも1.5リットルのやつです。外国人だとそうはいかないでしょうが、「これは水だ!」と言って持ち込んだそうです。そしてハーフタイムが終わってもホーガンが帰ってきません。心配で見に行ったら、トイレで機動隊10人を相手に喧嘩してました・・・・・・

まあその後は何事も無かったように観戦に戻ってきましたが。

試合後はトリノで一泊したのですが、中年のホテルフロントはトリノを愛してるといってはばかりません。「何だ、ユーヴェなんか観にきやがったのか・・・・・・」というのがありありでした。咄嗟に「何を言ってやがる。俺達はトーロだ!ユーヴェが負けるところをわざわざ遠くから観に来たんだぜ!」と言ったら、あからさまに態度が変わりました(笑)。

ミラノもどちらか2チームに分かれますけど、同じようなトリノではどちらかというとトーロが多かったと思います。ユーヴェは全国的なファンが多いという話を聞きますけど、かつて訪れたトリノでは、今回のユーヴェ昇格はどう受け止められたのでしょうか。いずれ機会があって再訪したら、「あの時どう思った?」と聞いてみたいですね。

posted by GM |08:28 | GM雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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