2007年05月19日

JFL:スポットの向こう側

 1994年の旧JFL以来、私が毎年欠かさずに観戦しているのが、JFL(日本フットボールリーグ)です。今は旧JFLとは趣も違いますが、現在茨城県では流通経済大学が所属していて、その試合を中心に観戦することが多いです。仙台にいた頃は、勿論ソニー仙台です。長いこと観ていると、Jリーグまで昇格していったチームに関しては古い時代の原点を振り返る機会にもなりますし、アマチュアチームからプロ化への過程も楽しめます。

更にいわゆる「門番」チームの活躍や台頭も面白いものです。彼らはJリーグを目指すチームではなく、アマチュア最高峰のチームとしてJFLにとどまるわけですけど、Jリーグを目指すチームにとってはかなりの強敵であるのは言うまでもありません。逆に彼らのアマチュアとしての矜持をピッチで目撃できるのは、私にとって最大の楽しみでもあります。

私が頻繁に観戦に訪れることになった1994年から、現在までで印象深いのは、まず当時からJFLに君臨しているといってもいい、Honda FCです。94シーズンに関しては大した印象ではなかったのですが、翌年に呂戸須ワグナー(当時ロペス)が加入したのが強烈に印象に残ってまして、その後横浜FCの後塵を拝することもありましたけど、以降はJFLのトップクラスのチームとして今に至る印象です。

次はソニー仙台でしょうか。
仙台在住時代に観戦に足を運んでいたこともありますけど、それよりも前に当時の地域リーグ決勝大会予選でプリマハム土浦との対戦を観ていることもあります。この年アルビレオ新潟(現在のアルビレックス)にも勝利し、決勝大会も制したプリマハム土浦はJFLに昇格しますが、翌年チームは水戸ホーリーホックへと姿を変えました。

その後仙台でソニーとは再び巡り合うのですけど、その前にブランメル仙台とわずかな期間ではあるがダービーが存在したことと、当時セリエAのユベントスのスポンサーがソニーだったこともあって、ソニー仙台のユニフォームがユベントスのサードユニフォームと同じ形だったこともありまして、そんなこともあって印象が強いです。

現在のJリーグのチームもJFLに所属していたのですけど、昔と今を比べればかなり変化があります。大きく変わったのは、当時川崎をホームにしていた東芝(札幌)と富士通(川崎)の印象が特に強いです。東芝が北海道にチーム移転するとは考えてもいませんでしたし、なにより当時のバルデスのプレーが強烈でした。そして昔の富士通が現在はJ1で優勝争いまで演じているという事実が、変化という印象をますます濃くしてくれます。

他にも色々あるのですが、きりがないのでやめておきます。
さて、今年はHondaが出足不調な印象ですけど、北陸の2チーム(アローズ&YKK)は相変わらず安定してそうですし、合併を経た佐川がかなりの強さを発揮しています。現時点ではこれらのチームに今年は横河武蔵野まで絡んでいます。ソニー仙台がなかなか勝ててないのがちょっと嫌ではありますが・・・

旧JFLと比較して、近年のJFLでは多くのプロ選手で構成したJリーグを目指すチームが圧倒的勝利を積み重ねていくのがなかなか難しくなっています。昔と違って、リーグ全体の整備や技術レベルの底上げもあるのでしょうけれど、私は門番チームの存在が大きく影響していると思っています。今年も華麗なスポットが当たるわけではないでしょうけど、スタジアムで起きているその瞬間を目撃するために、時間の許す限り観戦に行こうと考えています。

posted by GM |23:01 | GM雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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