2007年05月10日

「ゼネラル・マネジメント」を考える

 以前「チームマネジメントとビジネスマネジメント」というエントリーを立てましたが、
今回のテーマは「ゼネラル・マネジメント」です。

私は現在クラブのGM(ゼネラル・マネージャー)というポジションではありますが、スポーツの世界で耳にする言葉ではあっても、その実態はわかりずらいことが多いように感じます。
そんなわけで今回はそういった部分も含めて、
「ゼネラル・マネジメント」ひいては「ゼネラル・マネージャーの役割」というところを、自身への戒めも含めて掘り下げてみたいと思います。

では最初に、「マネジメント」とは?というところから、考えたいと思います。
私が学校などで学んだマネジメントとは、まさしく「経営学」そしてその手法のことだったと思います。ちなみに原語の意味は、「骨を折って~する」という意味があるらしいです。

「リスク・マネジメント」や「サプライ・チェーン・マネジメント」、「プロジェクト・マネジメント」なんて言葉をよく耳にしますが、確かに経営学の範疇に入っていると思います。更に手法として「コーポレート・ガバナンス」とか「ジャスト・イン・タイム」、「マーケティング・リサーチ」という言葉は結構耳にされる機会が多いのではないでしょうか。

そして、よくMBAなどで解説されている「ゼネラル・マネジメント」の概念ですが、
「アカウンティングやマーケティングなどのマネジメントの様々な個別機能をまとめあげたもの」という、あっさりとしたもので、関連の書籍などでも同様の解説がされていることが多いと思います。

つまり、簡単に言ってしまえば、
組織(クラブ)に存在するマネジメントをまとめる(統括する)ということに他なりません。そして現在のクラブでのマネジメントは、「チームマネジメント」と「ビジネスマネジメント」の大きく2つに分類されています。

現在、私が個人的に心がけているのは、「マネジメントの数を抑える」ということです。何故ならマネジメントの数が増えれば、それに関わる手法もおのずと増え、法令などでも例がありますが、増えすぎるとかえって動きが束縛されてしまうケースというのが出てくる懸念からです。

また将来的なクラブのビジョンとして、「意思決定・伝達・実行のスピード」が優れた組織でないと、他クラブとの競争に太刀打ちできなくなりますし、重要な時にマネジメントが混在していて対応ができない状態では本末転倒だと思っているからです。

そして、現在個人的に取り組んでいるのがマネージャーとしてのタイプの変換です。これも大きく2つに分かれていて、
・自ら専門的にあらゆる分野に取り組んで組織を引っ張るタイプ
・専門的なスタッフを操作して組織に利益をもたらすタイプ
があります。

今はクラブの規模が大きくないので、前者のタイプだと思いますが、個人的には後者のタイプこそGMとしてあるべき姿なのかなと思っています。

こうやってちょっと掘り下げてみただけでも、
「ゼネラル・マネジメント」自体の概念は単純ですよね。
サッカーではシンプルなプレーこそ難しい、なんて表現がありますが、私もこうしてクラブ運営に関わることによって、色々と再認識していることがとても多いです。

まだ未熟な面も多々ありますが、
自身の成長も含めて、クラブの拡大発展に貢献していければと思っています。

posted by GM |00:07 | GM雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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