2008年12月02日

【JFL観戦記】流経大vs鳥取

11/30(日) たつのこフィールド 13:00Kick Off
主審:窪田 副審:佐幸・柳沢 4審:塚越
観衆1284人

流通経済大学 2-0 ガイナーレ鳥取
(前半0-0)
得点:【流】69'船山,80'船山

メンバー
【流】
GK増田
DF宇賀神・染谷・山村・宮崎
MF金久保・三門・千明・平木(→64'比嘉)
FW張(→64'武藤)・船山(→89'細貝)

【鳥】
GK井上
DF加藤・小村・水本
MF吉野・実信(→73'秋田)・鈴木・尾崎・冨山
FW小澤(→58'ハメド)・田村(→68'小井出)


前半はバック側中央、後半はメインスタンド流経側よりの視点で。

前半10分過ぎからの観戦になりました。この時点で鳥取は5位。対する流経大は6位。鳥取と4位岡山の勝ち点差は2。岡山が引き分け以下で鳥取が勝てば4位以内となり、J2昇格の対象となるというJFL最終節でした。

鳥取サポーターの大声援を耳にしながらスタジアム入り。当日は結構風が強く、鳥取が風下でした。前半10分過ぎからの観戦ではありましたが、流れは流経大だと思いました。風下ということもあったのか、それとも後半勝負の思惑もあったのか、鳥取にボールが渡っても全員で連動して押し上げるシーンがほとんどありません。一方の流経大は前にボールが渡るとディフェンスラインがすぐに連動して押し上げ、素早く質の高い攻撃を展開していたと思います。2トップが得点していれば前半から更に余裕を持った動きができたかと思いますが、最後の詰めの所で小村選手をはじめとした鳥取ディフェンス陣に止められていました。

ハーフタイムにはメインスタンドへ移動。

前半の鳥取の動きを考えてみると、確実に勝ち点3を取るために最小限の動きにしているように感じました。そして後半は風上に。

開始10分過ぎに動いたのが鳥取。2トップにハメド選手を投入。恐らくは彼のテクニックとスピードでチャンスを・・・という思惑だったのかもしれません。

しかし流れとしては前半からあまり変化のない印象でした。簡単にトップにボールを預け、連動して押し上げて攻め込む流経大に対し、鳥取はサイドからの攻撃もあまりなく、トップの田村選手にボールが渡ってもフォローの動きや押し上げもなく単発な攻撃になりがちでした。投入されたハメド選手も見せたシーンはいくつかありましたが、若干右サイド寄りになり、これは前半の攻撃とあまり変化のない感じでした。

逆に流経大がハメド選手投入から6分後に武藤選手と比嘉選手を投入。それまで長身の張選手がトップにいましたが、これで船山選手と武藤選手のスピード豊かな2トップになりました。特に鳥取のディフェンスに疲れが見えてきていた時間帯ですし、ある程度攻め懸けている中、更にスピードある選手の投入は先発で出ていた船山選手の役割を更に活かす意味でも効果的だと思いました。

鳥取も思うところあったのか、すぐに田村選手を下げて小井出選手を投入しますが、その直後船山選手に先制ゴールを許す展開に。前半はトップの所で最後の詰めができていなかったので、流経大にとってはようやくといった感じでしょうか。また武藤選手が入ったことで、特にその速さに対応しなければいけないところもあって、鳥取ディフェンスがそれまでの疲れもあって苦労しているように思えました。

鳥取はその後秋田選手を投入し、前線を3枚にしますが、特に目立った効果もなく、前半からの流れを変えられないまま、逆に80分に船山選手のこの日2ゴール目を許しました。その後も船山選手や武藤選手に何度か決定機を作られ、これは防いだものの無情のタイムアップ。岡山が引き分けに終わっていたので、勝てば4位でしたが、残念な結果に終わりました。個人的にも鳥取は開幕前から昇格候補にしていただけに残念でした。

この試合は個人的な雑感では流経大の質の高いフットボールが、色々とプレッシャーもあった鳥取をある意味いなして勝利したというところでしょうか。戦術云々よりも、トップに当てて、ディフェンスラインから連動して押し上げる、そのために惜しみないフリーランを、全員が試合終了まで遂行した流経大の勝利が必然だったという感想でした。

技術や経験も大事ですが、単純なことを培った練習で質を高めて実際の試合で遂行する、改めてその部分に気づかされた試合でもありました。流経大はこれで過去最高順位となる6位。来年のリーグがますます楽しみになる結果です。そして近隣にこうしたチームがあって、高いレベルのリーグを観戦できる機会があることにいつも感謝です。

posted by GM |06:28 | GM雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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