2007年06月12日

続)「ゼネラル・マネジメント」を考える2

 では、現在のクラブ運営にて求めているGM像とは。
先のエントリーでも書いたMLB及びイングランドタイプとの違いも含めて書いていこうと思います。

MLBのGM達を目標にしている私ではありますが、例えば彼らが監督を自らの考えの具現化のツールとしている部分はあまり受け入れたくないところがあります。言うなればこれは強力なトップダウン方式で、時と場合によっては指針や法令を遵守させるという点に関しては有効だと思いますが、常にこの方式が有効に作用するかというとそうでもありませんし、デメリットもあると思っています。

ここで私が考えるデメリットとは、むしろトップダウン式に私の考えを具現したとしても、実際のチームスタッフの成長に伸張があるのだろうかという疑問からです。サッカーの良いところは純粋な競争原理が働くことですが、ここがMLBのようなアメリカ型スポーツとは違っている部分です。例を挙げるならフランチャイズやドラフトですが、サッカーの世界は一つの都市にクラブ数の制限は無く、戦力均衡は必要とされませんから営業戦略や戦力構成に知恵を絞っての争いが展開されることです。

折角の競争の機会でありますし、むしろGMとしてチームスタッフが動きやすい環境を整え、フォローをすることが純粋な競争原理の中では成すべきことなのではないかと考えています。デメリットとして例を挙げるなら、チーム成績次第で監督・コーチと心中ということになると思いますが、それはしかるべきタイミングに適切な判断・処理を施すことができなかったということに他なりませんね。

私はクラブGMになる前も管理職経験が長く、経験論にはなってしまうのですけど、むしろトップダウンであれこれ命令するよりも、全体を純粋な競争に晒して各自の成長を促し、その成果の積み上げをもって環境構築にあたる。
・・・・・・というのが持論でもあります。
まだまだ目標には届きませんが、MLBのGM稼業にも負けない「蹴球つくばスタイル」の一環としてのGMビジネスモデルを構築していきたいと考えています。

posted by GM |21:55 | GM雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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