2008年11月17日
オグシオ観戦記(081116)
第62回全日本総合バドミントン選手権大会を観戦してきました。 その様子をレポートします。
<2008年11月16日> ■オグシオのラストゲームを見届けようと 代々木第2体育館へ行きました。 3,200人を収容する会場では、 男子ダブルスの試合が行われていましたが すでに座る席を見つけるのが難しくなっている状況でした。 会場内の様子は、こちら。 オグシオ目当てに男性客が多いのかと思っていましたが 性別の割合はやや男性が多い程度でした。 年代は、若年層から中年層がほとんどでした。 観客の会話の内容や、拍手のポイント、 感嘆の声を見聞きしていると、 バドミントン経験者かあるいは バドミントンのルールをよくご存じの方が多い印象でした。 ■コートでは、白熱した試合が展開されていました。 バドミントンがこんなにも気合いを入れて試合をしているのを 初めて知りました。 ちなみに、トップレベルの試合を観戦するのは今回が初めてでした。 第3セットまでもつれた好ゲームで、観客もゲームに集中している ようでした。 そのシャトルのスピードの速さに目がついていきません。 いろんなスポーツを観戦してきましたが、ここまで目が ついていけない種目は初めてかもしれません。 初めてのバドミントン観戦は、素直に「おもしろい!」と 思いました。 静と動 弱と強 静寂と歓声 そして、好プレーには惜しみない拍手が送られていました。 ■男子ダブルスの試合が終わると、いよいよオグシオの登場です。 場内がざわざわと選手入場を待っています。 オグシオばかり注目されがちですが、スエマエのコンビも 北京オリンピックの活躍もありますし、 最後の対決となるオグシオペアにぜひとも勝ちたいところです。 会場の上部コンコースは、立ち見客が並ぶほど お客さんが入っています。 これまで人気実力共にバドミントン界を牽引してきた オグシオのラストゲームです。 果たしてどんなエピローグを迎えるのでしょうか。 そして、試合が始まりました。 ■第1ゲームは、スエマエペアが押しているような印象でしたが オグシオペアも要所でポイントを取り返して接戦が続きます。 ただ、ここぞという時に気合いが空回りするかのように シャトルがネットにかかるミスが出ます。 そして、決定的なポイントがオグシオペアへ。 会場のお客さんも選手と一体となって見守っているような そんな緊迫した雰囲気でした。 ■第2ゲームは、序盤からスエマエペアが攻勢でした。 このまま第2ゲームは、スエマエペアが取り、 勝負は第3ゲームにもつれ込むと思い始めた頃、 オグシオペアが連続ポイントで一気に追いついてきました。 そして、再び決定的なポイントがオグシオペアに入りました。 試合は終わったはずなのに、まだ終わってほしくない、 まだまだこの試合を見ていたい、という気持ちになりました。 コートにしゃがみ込む二人、 その二人を包み込むような万雷の拍手。 なんともいえない瞬間でした。 ■潮田選手の言動を見ていると、 なんだかこのまま引退してしまうのではないかと思ってしまうほど 区切りの試合だったように見えました。 追いかけるマスコミのレンズの先には オグシオペアばかりだったのですが、 スエマエペアの前田選手は、 悔し涙が止まらず表彰式に遅れてしまうほどでした。 賞状を受け取った後も、涙が止まらないような感じで 退場していきました。 ■オグシオペアの表彰式が終わると、 3分1くらいのお客さんが会場を後にしました。 次の試合は、女子シングルス決勝でした。 北京オリンピック代表の廣瀬栄理子選手と すでに引退を表明している米倉加奈子選手の対戦でした。 米倉選手は、2000年と2005年に全日本総合女子シングルス優勝、 2000年シドニーオリンピックと2004年のアテネオリンピックの 代表選手でした。 新旧女王対決は、結果的に廣瀬選手が2ゲームを連取して 優勝しましたが、廣瀬選手に負けない以上の拍手をもらったのが 米倉選手でした。 コートを出るまでは、場内に手を振って拍手に応えていました。 しかし、観客席から死角なった会場出入り口付近には、 コーチが待っていて、そこで30秒くらいは抱き合っていました。 米倉選手の目にも涙、コーチの目にも涙。 この日の会場は、 選手達それぞれの思い、それらを見守ってきたお客さんの思い、 いろんな人達の思いが交錯したコートだったような気がします。 オグシオペアや米倉選手が区切りをつけたことで バドミントン界は新たな局面を迎えたのではないでしょうか。 これからも注目していきたいと思います。
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posted by sport_biz |20:52 |
バドミントン |
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