2009年01月05日

味スタ観戦記【東京ヴェルディvs大分】(080920)

2008年9月20日に味の素スタジアムで開催された
Jリーグ東京ヴェルディvs大分トリニータの試合を観戦しました。


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■この日は、私が明治大学経営学部で担当している「スポーツマーケティング論」の受講生2名が
 インターンシップでお世話になっている東京ヴェルディさんのホームゲームを観戦しました。

 担当者のIさんにご挨拶と御礼を述べ、
 学生達とも面会することができました。

 ヴェルディのスタッフの皆様にご指導いただき、「現場」を体験したことで
 本当に多くのことを学んだようです。


■この日は、その総仕上げともいえるスタジアムでの運営業務に従事していました。

 いつもは、観戦者の客層やファンサービスの現状、
 飲食物販の値段などに目が行くのですが、
 インターンシップの学生の姿を探していたこともあり、
 スタッフの配置や従事している業務内容を特に見ていました。

 業務内容にもよりますが、スタッフの皆さんは
 試合を見ている暇はほとんどないようです。

 本当に多くの皆さんに支えられて
 試合が運営されているのだと実感しながら試合を見ていました。


■それにしても久しぶりの味スタでしたが、
 スタジアムに近づくとヴェルディの緑色のフラッグが
 風になびいていたのが印象的でした。

 今日の試合は、「八千代銀行DAY」。
 キックインセレモニーには、
 八千代銀行のイメージキャラクターである由美かおるさんも登場されたとか。
 (私は見逃してしまいましたが・・・)

 先着10,000名に東京ヴェルディのロゴが入った
 八千代銀行特製のクリアファイルを配布。

 その中に入っていた抽選券の番号により、
 ハーフタイムにてキャラクターのぬいぐるみなどが当たる抽選会を実施していました。

■また、もうひとつのスポンサーである<杉並区サンクスマッチ>のコーナーでは、
 杉並区のマスコット「なみすけ」グッズや
 杉並区の物産展のブース(テント)がありました。
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 試合前には、杉並区の上井草スポーツセンターで
 開催されるダンスフェスティバルに参加する子供達が
 試合前にゴール裏にてパフォーマンスを披露していました。


■ところで、
 インターンシップでお世話になっている学生の姿を探しながら
 スタジアムのコンコースを進んで行くと、

 「これより先、チケット拝見します」とありました。

 ※正確な文言は違っていたと思います。

 席種が異なるので、チケット確認は当然のチェックであり、
 特に気になることはありません。

 以前と異なると感じたところは、

 「これより先ヴェルディ応援席、ヴェルディ以外の
 応援グッズを身につけた方の入場はご遠慮下さい」

 「これより先、アウェイチームの応援席、
 この席でのヴェルディの応援はご遠慮下さい」

 と、コンコースの仮設ゲートや入場口に張り紙がありました。

 味スタでの過去の観戦経験では、そのような記憶がなかったので、

 『なんだか物々しいな・・・』という印象を抱きました。


■ところが、この日他会場で行われた柏対鹿島戦において、
 鹿島ファンの応援フラッグによる選手の妨害行為、
 両サポーター同士の小競り合いによってけが人が出たというニュースを聞きました。

 これらのことを考えると、試合を運営する側としては、
 決して物々しくはない、当然の安全管理だったと考えることができます。


■「安全管理」には、事故を未然に防ぐことに
 主眼を置いた予防管理と、実際に事故が起きた場合の
 対応に大きく分けることができます。

 予防管理には、あらかじめ危険を予見し、
 事故を未然に防ぐ配慮と備える「危険予見義務」と、
 危険な状況になりそうな場合の的確な指示と
 機敏な行動であらゆる方法を講じて
 事故を避けるよう務める「危険回避義務」があります。

※参考:体育・スポーツ指導の安全 野間口 英敏


■安全管理には、このような事故を未然に防ぐことだけでなく、

 ▼人的被害だけでなく、物的損害も防ぐ

 ▼施設や設備の安全点検・整備の実施

 ▼災害に対する防災、避難、救急体制の確立

 ▼事故が発生した後の原因究明(調査・分析・対策)
  による再発防止

 ▼訓練による事故発生時のシミュレーションや啓蒙活動といった
  安全教育・指導の実施

 が含まれます。

 ※参考:原田尚幸「安全管理」
 (松岡重信編『保健体育科・スポーツ教育重要用語300』)明治図書出版


■日本のサッカー観戦は、女性や子供が安心して観戦できる
 安全なスタジアムであってほしいと願っています。

 このような悲しいニュースを聞くと、
 日本のスポーツ界がさらに発展していくためには、
 安全管理の徹底だけでなく、観戦する側の姿勢について
 もっと議論があってもよいと考えます。

 観戦へ出かけてそのような場に居合わせたら
 楽しくありませんし、子供達の教育上もよくありません。
 
 女性や子供達が安心して観戦できる(連れて行ける)
 スタジアムであることを心から願うばかりです。


■最後に、インターンシップでお世話になった
 明治大学の青木君と西山さんの感想をご紹介します。

<青木君の感想>

 インターンを通し、裏方として選手や試合興行を支える
 スタッフの力は非常に大きなモノだと実感できました。

 特に台風がくるかこないかで、
 試合が延期になるかもしれない状況のなか、
 あらゆるリスクやケースを想定し(具体的にはホームページの
 情報更新は10分おきにする、報道陣にはどのように伝えるか、
 チケットの払い戻しはどのように行うかetc・・・)
 事前の準備を行う姿勢は非常に高いプロ意識を感じました。

 実際にクラブハウスに通い
 現場を目の当たりにしたからこその経験であり、
 その機会を与えてくれた原田先生には改めて御礼申し上げます。

(ここまで)

<西山さんの感想>
 試合をただ観戦するだけでは、あまり気にしませんが、
 天候不良、交通機関の停止、急病人の発生から
 暴漢の対応等に至るまで、およそ想定できることを
 事前にリストアップして、その対応を準備する必要があります。

 今回のインターンシップでは、ちょうど試合開催と
 台風の接近が重なったことにより、いつもとはまた違った
 一面を学べたようです。

 また、チームの認知度向上や地域密着度を高めるために、
 リーグの開催期間中であっても地域のイベントへ参加して
 チームと地域住民の心理的距離を縮める取り組みにも
 直接携わることができて、スタッフの皆様の地道な活動の
 実態についてさらに学べたようです。

 東京ヴェルディの皆様、本当にありがとうございました。

(ここまで)


■お世話になりました東京ヴェルディのスタッフの皆様に
 この場をお借りして御礼申し上げます。


posted by sport_biz |23:01 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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