2007年05月31日
前回の登板では体調不良で崩れるも勝ちが付いた松坂投手。
ならば体調が回復した今日はいい内容だろうと期待も…打ち込まれましたねぇ。
結果的に12被安打6失点ともっとも打ち込まれましたが、
投球内容を制球重視に変えてからとしても初めての大量失点となりました。
もっとも、前回を体調のせいとすれば、ですが。
松坂投手が制球重視に変化させた以前の失点の仕方は、
力んで投げるが故に四球を出してランナーを溜めたところで打たれる。
打たれる球も、やはり力んで投げた真っすぐでした。
自分で自分を苦しめるような投球内容に見えて仕方なかったですよ。
このパターンが続いた結果、いまの制球重視に変えたんでしたよね。
今日の内容を見ると明らかに失点の仕方が変わります。
打たれる球は、あまく入ったスライダーやチェンジアップといった変化球。
そして12被安打のうち、5本が二塁打で1本が本塁打の実に半分が長打です。
あまい変化球ですから打たれた当たりも大きくなるのは当然です。
また四球は1つで三振が4つという内容を見ても、
いわゆる力投ではない制球重視でありながら打たれたことがよく分かります。
松坂投手の生命線ってなんだろう。
速くて力のある真っすぐでしょうか。
それとも、縦にも鋭く曲がるスライダーでしょうか。
もちろんバリテック捕手との兼ね合いもあっての話ですが。
メジャーリーグという舞台で松坂投手が勝つための投球を思うと、
まだまだ彼のなかでは様々な試行錯誤と葛藤が巡っているのかもしれません。
そういや今日の試合を観戦する現地の方のなかで、
「レッドソックス」とカタカナで書かれたTシャツに
西部ライオンズのキャップをかぶった年配の男性がいましたねぇ。
マニアっぽいファンを見ると妙に嬉しくなります。
posted by しん太 |14:58 |
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2007年05月23日
全国高校体育連盟が決定した、全国駅伝大会での外国人留学生1区起用禁止。
1995年から高校スポーツでも許されてきた外国人留学生。
それからどんな駅伝大会においても、
留学生が結果に与える影響が大きくなったのは言うまでもありません。
さて、今回の決定においては1区のみの出場禁止。
1区といえば、男女共にエース級の選手が名を連ねる区間ですね。
男子では10km、女子では6kmと最長区間ですから、
この長い距離で外国人留学生を起用し後続に大きな差を付けようという戦略です。
当然ですが日本人選手でもこの区間には有力選手が揃うことになります。
それでも抜け出すのは外国人留学生(主にケニア人選手)であり、
2区以降のレース展開は後続校がその差をどう縮めて逆転するかに係ります。
ですが、優勝するのは外国人留学生を1区に起用した高校に目立つケースが多い状況。
この状況に関係者のみならず一般からの批判が相次いだようですね。
大会の意義、日本人選手の育成、駅伝の醍醐味…等々。
そうして高体連が下した決断が外国人留学生の1区起用禁止です。
高体連の梅村専務理事は、
「(留学生締め出しとの)批判もあるだろうが、国内の大会は日本の青少年が対象。
外国人に対する何らかの規制、制約はやむを得ない。」(時事通信より)
と話し全競技についての外国人留学生の調査に乗り出すことも決定しました。
では、そもそも外国人留学生を起用する意味ってなんでしょうか。
そこには学校側の知名度を上げるという思惑が強いのかも知れませんね。
スポーツの強豪校になることで受験者数や生徒数を確保する。
そのために必要なのが外国人留学生だと思うのです。
いや、この私の考えは憶測で調べたわけではないのですが。
でも外国人留学生を育成するために日本に呼ぶことは考えにくい。
日本人選手へのより高いレベルへの意識を刺激するためにはあるでしょうか。
できれば高体連には起用した高校側の理由も調査してほしいですよ。
また外国人留学生について日本人選手がどう思っているかについても。
外国人留学生の数とか国籍とか調べても、大きな解決にはならない気がします。
外国人留学生達は、日本というスポーツに100%打ち込める環境を求めているはず。
それなのに大会では駅伝で言えば走る区間が制限されるなんて、
打ち込んで築いた実力を充分に発揮できる場がなくなっていくだけですよね。
それならば外国人留学生は完全禁止にしてほしい。
選手たちが変な思惑で振り回されることが一番の心配です。
posted by しん太 |16:31 |
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2007年05月20日
井川投手が1Aで投げたようですね。
結果は4回68球を3安打2四球2奪三振の2失点(自責0)の内容でした。
マイナーに落ちて最初に取り組んだのはフォーム修正。
その成果が直球のスピードに現れたと井川投手がちょい前に言っていました。
真っすぐが速くなったとのコメントでしたよね。
そのうえで、真っすぐを主体にしていくとも。
確かそのコメントがあった日は松坂投手がデトロイト戦で完投した日。
制球を主体にした投球内容が顕著だっただけに、
井川投手の真っすぐ主体というコメントが余計に浮いて感じたんですよね。
で、修正したフォームで投げた初回は83マイル程度の真っすぐ。
首をかしげての投球の結果、フォームを元に戻すと93マイル。
なかなか思うようにいかないようですねぇ。
真っすぐが主体って言っても、決め球がどうとかは分かりません。
普通ならあのチェンジアップを活かすための真っすぐになるんでしょうが。
でもメジャーでは制球があまりに悪すぎたしなぁ。
早く戻ってきて欲しいけど、まだ先と考えるのが妥当でしょうか。
はやくもボストンと10ゲームも差が開いちゃって、
クレメンスにその救世主的な活躍を求めだしてるヤンキース。
いや、いやいや、井川投手にもその一躍を担ってもらわねばならない。
ただただ信じて待つのみです。
posted by しん太 |15:58 |
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2007年05月15日
―打たれてもいいから抑える
松坂投手がアメリカへと渡る前、確かにそんな節のことを言ったのを覚えています。
要は打たれても得点を取られない投球をする、ということなんでしょう。
ただ”打たれる”という意味を、私は勝手にヒットをと解釈したのですが。
だから無四球完投で勝利したこの日の投球に、
むしろ逆説的な意味でこの言葉を思い出したんですよね。
最速でも直球は147km/時におさえながら、
決め球に使うスライダーとスプリットの制球に気を配る内容。
最初の2試合も良かった内容でしたが、それとは明らかに違いましたね。
”打たれても抑える”んじゃなくって、”打たせて抑える”。
そんな変化を如実に表現してくれた試合内容だったと感じました。
とは言え、実は前のトロント戦を見てないんですよね。
フォームや練習内容を変えて臨んだ最初の一戦もこんなんだったのでしょか。
それともさらに制球に徹したのか。
いずれにしても、松坂投手の制球力への信頼はいくらか回復したはずです。
あの9回のマウンドへ上がるときのスタンディングオベーション。
そして2アウトになってから沸き起こった”Let's Go Dice-K!!”の声。
この光景が観たかったんだ、と胸が震えてしまいました。
ベケットが故障して、イヤでも松坂投手にかかる期待。
それに応えるための投球の糸口を感じた5勝目の初完投でした。
posted by しん太 |17:31 |
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2007年05月07日
まったく、メジャーリーグってこういうの好きだねぇ。
ヤンキースvsマリナーズの7回表が終わって、
God Bless America に続き流れ出す Take Me Out To The BallGame 。
ところが観客がみんなで歌い始めた途端に急に止まる伴奏。
そら会場もざわつきますし、見てる私もなにごとかと思いましたよ。
そして、映像に飛び込んできたのがロジャー・クレメンス。
ビシッとスーツを着てマイクを持っている”ロケッツ”に、
会場は驚きの声と歓声が入り混じったような異様な雰囲気になります。
英語が苦手な私にも聞き取れたのが
「~ to be back. ~ … soon.」ってな感じのクレメンスのコメント。
え、なに?戻ってくるの?えっ、クレメンスが?
あたふたな私に実況の広坂さんがクレメンスのヤンキース復帰を教えてくれます。
本当は、日本人としてはなによりも祝いたい松井秀喜の2000本安打。
それが微妙な安打での達成で、そこへクレメンスのあんな復帰宣言ですもん。
な~んか嫉妬にも似た感覚でしたよ。(笑)
そういや、松井選手のメジャーデビューのシーズンって
クレメンスが登板のときにけっこう本塁打や決勝打を打ってた記憶があります。
クレメンスがヤンクス復帰となれば松井選手も俄然打つ!!
…と、なかば無理やりに繋げてみます。
しかし、メジャーリーグの演出はこうきますか。
これで先発を考えると井川投手も危ういな、とあくまで日本選手びいきな私でした。
posted by しん太 |14:59 |
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2007年05月06日
大阪国際グランプリをテレビ観戦。
これが始まると、今年も陸上が本格的にスタートだなと感じますね。
注目を浴びた選手が国内外問わずたくさんいましたが、
さすがに池田久美子選手の人気は高いのがよく分かります。
幅跳びのフィールド側の観覧席はどこよりも埋まってましたから。
その池田選手は、6m73で優勝です。
昨年の同じ大会での涙の日本新が記憶に新しいだけに、
また日本新記録の誕生する場面が見られるかと期待でした。
池田選手といえば、先の織田記念で100mハードルに出場。
歴代2位の記録でスピード練習が充実しているのを窺わせてくれましたねぇ。
要はそのスピードが幅跳びに大いに活かされるということですが、
さすがに今季の実践は今大会が初めてとあってまだ合わないようです。
もちろん、照準は8月の世界選手権。
夢の…いや目標の7mを見せてくれるはずですね。
レース自体に期待がかかったのが男子400mハードル。
ジャクソン、カーター、為末大と
一昨年のヘルシンキ世界選手権の全メダリストがズラッと揃った豪華さ。
加えていまや為末選手に勝てる力を持つ成迫選手もいましたからね。
レース展開はジャクソン選手とカーター選手が競って、
為末選手と成迫選手がそこに絡んで付いていくという形でした。
成迫選手が7つ目のハードルで掛けてしまって失速。
為末選手も久しぶりのハードルからか後半に失速。
最後はさすがに金メダリストのジャクソン選手が1位でフィニッシュ。
今回はジャクソン選手が最初からとばす意外な展開でしたねぇ。
末続選手は海外の強豪選手がいないなかで優勝。
A標準を超えるタイムではありませんでしたが、
勝負という面ではしっかり勝てたわけですから納得でしょう。
個人的には東海大の塚原選手に期待でしたが残念。
いつでも末続選手をヒヤッとさせる選手になってほしいです。
間違いなく次世代のエースですからね。
棒高跳びの澤野選手は5m60で優勝。
ですが、ちょっと消化不良な内容だったでしょうか。
5m60から跳ぶというレベルの高さはさすがですが、
世界でメダルを狙う選手ですからもっと魅せてほしかったです。
その意味で、走り高跳びの醍醐選手は調子よさそうですね。
2m30をコンスタントに跳べることがいまの目標と言っていますが、
その言葉どおりに2m30をしっかり跳んでの優勝でしたから。
素晴らしいのは、2m27までをすべて一発で成功。
まだまだ踏み切りが合わないとのことですが、
それで合ってきたら世界選手権では日本新でメダルも有り得ますよ。
圧巻は、男子400mのジェレミー・ワリナー。
金丸選手がどれだけ付いていけるかが見たかったのですが、
なんというかどの選手と比較しても格が違いすぎて口が開きっぱなしでした。
最後はながして44秒02ですよ。(大汗)
さすがに敵なしの選手ですねぇ。
狙うはあのマイケル・ジョンソンの世界記録のみ。
金丸選手は途中でレースを止めましたが、昨年からの怪我からまだ復調じゃないかな。
日本選手権には戻してきてほしいです。
もう一つの圧巻は、男子110mハードルの劉翔。
劉翔選手のこの大会はすでにお馴染みですが、
見せてくれる強さもやはりお馴染みになっていますね。
それでもおなじ中国勢の史冬鵬選手もいい走りであなどれない存在になっています。
是非とも内藤選手に田野中選手が追随してほしいです。
女子1500mでは期待された小林祐梨子選手が失速でした。
いつものような後半からの伸びがなかったですね。
高校を卒業し、新しい環境に慣れないなかでのレースだったのかも。
そんななか、やはり強かった吉川美香選手。
ラスト300mからの強さは素晴らしいです。
自己ベストでフィニッシュでしたし、まだまだ今後にも期待です。
丹野選手はだいぶ調子が戻ってきているようで安心でした。
強いアメリカ選手に後半も喰らいつく走りが見られましたしね。
静岡国際で400mハードルで日本新の久保倉選手に木田選手に吉田選手も健在。
そして、なによりも嬉しいこの4人が走った4×400mリレー。
3秒も更新しての日本新記録は本当に素晴らしかったです。
女子400mの層の厚さが感じられます。
どの選手も、日本選手権を経て世界選手権を見据えた今年の大阪国際GP。
このおなじ長居陸上競技場での開催ですから、
選手たちもいろいろな思惑があっての競技だったと思います。
ここからどれだけ調子を上げてくるか…。
最高潮の日本選手たちの活躍が見られるといいですね。
posted by しん太 |17:15 |
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