2006年06月30日
これが芝の闘いというやつなんですね。
ナダルが追い詰められた顔が焼き付いて離れませんよ。
「さぁ、これで面白くなったな~」
って、第一セット終わったときは楽観だったんですが。
ケンドリックのサービスが、バッシバシ決まるんですから焦ります。
これが200位台の選手なの?
なぜにこれまでこのサービスで勝てなかったの?
芝のコートの球足は、たとえトップクラスの選手でも掴むのは難しいんですねぇ。
まぁ、毎年思わされることですがこうも顕著に出ちゃうと尚更。
とはいえ、ナダルの調子が悪いというよりも
ケンドリックのテニスが良かったんだと思います。
それくらい集中力がビリビリと伝わってくるようでした。
あと、やっぱり”塩”でしょうか。
私はスポーツ栄養学にはまったくの無知ですのでよく分かりませんが、
はやいうちにケンドリックが塩分をコンスタントに摂取していたらどうなんでしょう。
明らかに体力が落ちた様子でしたが、ちゃんともったんでしょうか。
スポーツの小さいようで大きな場面を観た気がします。
そして、ナダルの本領発揮。
”躍動感”という言葉がふさわしすぎるテニスに安堵でした。
いや、実は、このままケンドリックが勝っちゃえっ!と思ったことを反省です。
縦横無尽な身体の動きと強力なインパクト。
それを後半から出されたら、疲労のケンドリックに二重に効きますよね。
最後になればなるほどいつものナダルが現われて、
そのガッツポーズで体力使うんじゃない?って心配を余所に勝利です。
さぁ、これで次戦はナダルvsアガシ。
芝の使い方はアガシだと思うのですが、長期戦になると…ってとこでしょうか。
すでに胸が躍ります。
モレスモも順調そうでなにより。
また肩幅がパワーアップしたんでない?ってぐらいです。
ですが、パワーに加えてうまさも相変わらずで。
解説の伊達さんが、精神的な面の課題を挙げておられましたねぇ。
少しのミス、少しの動揺が命取り。
でも、第一シードがそう揺らぐことはないはずです。
楽しみといえば、杉山vsヒンギス。
センターコートの第三試合で激突です。
杉山に勝ってほしいけど、ヒンギスにも勝ってほしくて迷走ですよ。
とにかくベスト・マッチでありますように!!
posted by しん太 |14:42 |
テニス |
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2006年06月29日
この日のセンターコートは三試合。
観たかったのは、ヴィーナスとフェデラーですが
それよりも心を掴まされたのはナルバンディアンのテニスです。
実は、今大会のナルバンディアンへの期待は低かったのですよ。
なんといっても全仏での怪我です。
パフォーマンス、モチベーション共に厳しいんじゃないかって。
結果は平凡な勝ち方にも思えます。
獲られたブレイクが一つなのはさすがですが、他のシード選手は奪うブレイクの数もすごい。
比べてナルバンディアンはブレイクを獲りにいかない。
やっぱり怪我の影響で無理はできないのでしょうか。
それでも、彼のテニスには深く感銘させられるのです。
ストローク中心のナルバンディアンにとって、
なによりも大切なのは深いショットの正確性でしょう。
フォアハンド、バックハンドの両方から打ち出されるストレート、クロス。
そのすべてを同じように打ち込んでしまうんですから。
さらには、ボールの捉え方ですよね。
フェデラーを筆頭に、ボールへの回転をすごくかける選手と違って
しっかりとラケットの面を立ててフラットにボールを捉えるナルバンディアン。
確かにかっこいいんですよね、トップスピンって。
でも、しっかりとボールを面で捉える基本的な技術の大切さを教えてくれます。
とはいえ、それもあの肉体がなせる技術なんだろうなぁ。
フラットにボールを捉えるったって、相手の力に打ち負けたら終わりですもんね。
面をブラすことなく打つ!!
それが出来てりゃ、みんなウィンブルドンに出場できてるもんだ。
ヴィーナスには敵いませんねぇ。
だって、空を跳ぶんですもん。
ネットへ走り込みながらのボレーのインパクトの瞬間、彼女は空を跳んでます。
相変わらず長い手足、均整のとれたスタイル。
ディフェンディング・チャンピオンは問題なさそうです。
そして、フェデラーも。
あのバックハンドからダウン・ザ・ラインへ放つパッシングは尋常じゃないです。
誰が攻略を図るのか楽しみで仕方ないです。
ヘンマンは…残酷ですがもう厳しい。
あぁ、結局一度もヘンマンの最高の笑顔を観れなかったな。
いつも足りなかったあと一歩ってなんだったんでしょう。
あのサービス、あのダッシュ、そしてあのボレー。
彼の記憶を辿ると、ずーっとネットに張り付いてたんじゃないかって思うくらい。
ヘンマン・ヒルに、頂上はなかったなぁ。
センターコートの舞台は、まだまだ続きます。
少し、芝が剥げてきたなぁ。
posted by しん太 |15:15 |
テニス |
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2006年06月28日
エナン、フェデラーが最高の試合をしたあとなのに、
アガシがセンターコートに現れたときの姿には身震いがしたなぁ。
最後だとこっちが意識しすぎるせいか、少し小さくなった感覚に寂しさを覚えます。
練習に入って淡々と芝とボールの感触を確かめるアガシを観ながら、
自然とウィンブルドンを獲ったときの姿を思い出しましたよ。
イワニセビッチとの死闘からもう14年か…。
思い出に浸るまもなく、試合開始。
いや~、最初はどうなることかと肝を冷やしまくりました。
とにかくバックハンドがキツイ。
パシャンスキのことを少しも知らない私は、彼の強さにも驚かされます。
それでもはやからお別れなんてありえないでしょうよ。
第一セットの終了と同時に、深いため息です。
結果は3-1での勝利だが、最初のあれはどうやら取り越し苦労で嬉しい。
リターンの精度は言うまでもないでしょう。
それよりも、フォアハンドのストロークに入るときの回り込み方。
ボールを呼び込む体勢の美しさ、と言った方が正解でしょうか。
アガシへのアプローチをセンターに打ち込むときには、少しでもあまくなると致命傷ですね。
どうやら全仏を休んだ意気込みは並々ならぬようで。
スタンドで最後まで不安げなグラフとは対照的な活き活きとしたアガシに安心です。
しかし、この二人の子供が何年後かに出てくるんだろうか。
うー、末おそろしや。
杉山、森上、浅越も初戦突破です。
でも、一番期待していた中村が残念でならない。
勝ってればエナンとやれただけに無念です。
とはいえ、三十歳の浅越が見事も見事なシード叩き。
日本人が活躍するウィンブルドンはやっぱり嬉しいですねぇ。
杉山vs森上が悲運でもありますが。
ヒンギスもクライシュテルスもいいようで。
ヒンギスが勝ったときのあの可愛い喜び方が新鮮でした。
16歳のあのときよりも、ずっと楽しくテニスをしてる様子ですね。
さ、まだ始まったばかり。
頑張って観るぞー。
posted by しん太 |16:28 |
テニス |
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2006年06月28日
これが今大会の完成形か。
フランスへの光が太くなった気がする。
試合を通して、フランスがアーセナルに思えてしまったのは私だけだろうか。リベリーもマルーダも、これまでにないくらい守備を意識する。だから、余計に攻撃に切り替えたときのスピードが秀逸して観える。とにかく守備に意識を高めるいまのフランスの形は、今大会での限定品だろう。ただ、それだけにジダンへの負担が増すには違いないが、この試合のジダンに負担なんて言ってはいけない気がした。そして、ここにきてのヴィエリのキレが堪らない。チュラム、マケレレ、ジダン、アンリの縦のラインに割って入るヴィエリがいてこそ、いまのフランスが成り立つんじゃないか。
本当は、予選最後のアンリとトレゼゲの二人の形が完成形だと考えてたのだが、ドメニク監督の試行錯誤はまだ終わらないだろう。彼への賞賛と批判は、フランス国内においていつも二分する。ジダンが最後だからというわけではない。あくまでフランスの復興に掛けてほしい。次はブラジル。八年前を思い出すにはこの上ない相手。果たして、どんなフランスが生まれるか。
posted by しん太 |16:08 |
2006 FIFA World Cup |
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2006年06月28日
勝つことこそが最大の目的。
内容は、所詮後付けでしかないのだろう。
最後まで攻めることを止めなかったガーナにとって、もっともダメージを与える得点。ガーナの最終ラインの後ろ側は、ブラジルの自陣だと思わせるぐらいに人が追い越していく。防戦にまわったブラジルと、攻勢に出るガーナとの差はなんだろう。個人技だろうか、決定力だろうか。チェコ戦のときでも、アメリカ戦のときでも、ガーナがやってきたことは一貫していた。そしてそれは決して間違いではないのだが、どうしてもゴールが奪えない。
ここにきて、攻勢にあるチームが勝利を収めるわけでは大いになくなってきている。メキシコ、オランダ、オーストラリア、スイス。思い返すだけで惜しいと思う。結局、残るのはやはり”強豪”。いや、だから強豪なのだろう。どんな状況でも勝つことを達成できるチームに学ぶべきことも、残りの試合ではさらに強く感じさせてくれそうだ。
posted by しん太 |15:41 |
2006 FIFA World Cup |
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2006年06月27日
ウィンブルドンの季節です。
梅雨のうっとうしい時期には、これが一番だなぁ。
雨でいきなりのサスペンデッドでしたが、センターコートの美しさは相も変わらず。
直接あの場でみたらどんなに綺麗だろう。
さて、今大会はやっぱり男子はフェデラーで女子はエナンが中心なんでしょうね。
フェデラーは芝の連勝と全英四連覇。
エナンはグランドスラム制覇。
うーん、楽しみ。
さて、エナンは終わったんですが…圧巻もいいとこでした。
なんど観ても、あのバックハンドには惚れます。
あの身体のどこにあのパワーがあるんだろう。
片手でズドーン!!
今日も炸裂です。
ってか、絶対に練習してたよ、あのお方は。
で、今はフェデラーが試合中。
たぶん、直前のエナンに触発されたんでないだろうか。
もう圧勝は時間の問題です。
あんなに落ちるアプローチ、返せる人いるんでしょうか。
こうやって強い人が強いと面白い。
これで、対抗する選手も燃えてくれるってもんです。
個人的には、男子はヒューイットで女子はヒンギスを応援。
ロディックもナダルももちろん好きだけど、ヒューイットのスタイルが好きだなぁ。
ヒンギスは復帰後すごいけど、なによりヨネックスのラケットだもん。
あ、アガシは別格。
世界一のリターンを、たくさん決めてほしい。
あとはロシア勢の、若くて美貌あふれる選手も忘れずに。
ボリス・ベッカーでウィンブルドン・デビューした、観戦歴はやや浅めの私ですが、
サービス、アプローチ、ドロップ、パス、どれも見逃さずに集中しようと思います。
posted by しん太 |23:12 |
テニス |
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2006年06月27日
ワールドカップにいるのは、女神じゃなくて悪魔か。
何よりも、この試合の素晴らしさに感銘する。カードの乱発は決して死闘などではない。この試合こそ、死闘ではなかったか。互いに堅守速攻のために、その芽を潰しあう。しかし、ファウルで潰しては自国の速攻に繋げられない。あくまでボールを生きた状態で奪取し、一気に速攻へ仕掛ける。これが互いに連続して続く様には、独特の緊張感が張り詰めた。あと一本、あと一歩、これを抜かれたら終わるという手前で確実に滑り込んでくる。
そして、この結末。シェフチェンコの失敗は、それがウクライナに直結するものだと思った。バッジョの悲劇を思い出した人も少なくないだろう。だが、あれは伝染と呼べばいいのか。失敗を引き継いだのがスイスなんて。もちろん、ショフコフスキのセーブがウクライナを導いたのではあるが。中二日というお互いが、しかしそれをまったく感じさせない試合内容だけに、最後の経緯をスイスにのしかかった悪魔のせいにしたくてならなかった。
posted by しん太 |19:55 |
2006 FIFA World Cup |
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2006年06月27日
トッティがボールをセットする。
彼は何を考えていただろう。あの歓喜の中で。
苦しかったのは紛れもなくイタリアだと言える。退場云々ではない。シンプルで分かりやすいのだが、それが何よりも効くオーストラリアの攻撃は改めて強いと思わせられる。ピルロの存在の薄さも、オーストラリアの攻勢をより分かりやすくしてくれた。…ただ、これがイタリアのやり方とも感じさせてしまうことが強豪の証だとも言えるのだが。
トッティがいない。怪我、ではない。もちろんカードでもない。デル・ピエロは不満ではないし、むしろ初先発は嬉しい。しかし、しっくりこないのだ。今大会のトッティの表情に冴えは少ない。後半途中に交代する、疲労に歪んだ顔の印象が強い。怪我から明けた身体を叱咤して臨んでいるのだろう。やはりこの試合でも冴えないのだが、どうやら彼への役目は最後にあったらしい。サッカーの神様がいるとすれば、四年前と今とを繋げたんじゃないか。左上隅への弾丸に、迷いなんてものは微塵も感じさせなかった。
posted by しん太 |19:35 |
2006 FIFA World Cup |
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2006年06月26日
面白い試合とはどういうことだろう。
あれは、白熱とか激闘と呼ばれるには値しない。
マニシェへの繋ぎは素晴らしく、またゴールも素晴らしい。それをまるでふいにされたような終了のホイッスルだった。誰が悪かったとか、何が原因かといった言葉はもはや虚しいだけだが、あんな試合は今大会では二度と観ないように祈るしかない。ピッチを後にしたデコとファン・ブロンクホルストは、いったい何を語り合っていたんだろう。
いずれにしても、八強に残ったのはポルトガルだ。手負いの、と言っても今のポルトガルにはいいかもしれないが。四十年前の活躍を知るはずもない私は、今大会のポルトガルが新鮮で堪らない。自滅に走りがちな感覚は、実はまだまだ大いに持っている。強い選手の集まりではなく、チームとして強いポルトガルという感覚を最後まで植えつけてくれると期待したい。苦しい局面になればなるほど、チームとしての資質が問われるだろう。
posted by しん太 |17:01 |
2006 FIFA World Cup |
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2006年06月26日
ベッカムの軌道は、どんなときも美しい。
驚きは、イングランドの布陣だと誰もが言うかもしれない。4-1-4-1というこれは、確かにスウェーデン戦での途中からみた形ではあった。しかし、あの時はそんなにうまく機能していただろうか。これもノックアウトがさせる仕業なのだろうか。実際、決定機を作りだすほどの流れを生み出すことがなかったのが、これからに引っ掛かって仕方ない。それでも勝ちを呼び込むベッカムの一振りには、思わずうっとりしてしまう。
これでイングランドは四年前と同じ場所まで辿りついた。もちろん行き着く先に見据えるのは頂点なのだが、やはりチームとしての強さが明確に浮かび上がってこない。エリクソン監督が長期にわたって築きあげたはずなのだが、この期に及んでもいまいち”色”がみえない。それでも結果を残すのだから、色のなさが色だとも言えるのだが。四年前の壁は、イングランドにとって厚いか否か。
posted by しん太 |16:38 |
2006 FIFA World Cup |
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