2008年05月24日

陸上オリンピックプレミート:二日目

北京五輪の会場で行われている陸上プレ五輪の二日目。

まずはプレ五輪とは関係ありませんが、
女子マラソンのポーラ・ラドクリフに左大腿骨の疲労骨折が判明とのニュースが。
本人は北京五輪には90%間に合うと言っていますが、
間に合ったとしても練習にも影響が出るわけで非常に心配です。
イギリスではアテネ五輪から悲劇のポーラとなっていますが今回もそうなってしまうのか。
万全のラドクリフが観たかったんですけどねぇ。

さてプレ五輪での日本人選手の情報としては、
トラックの感触について丹野選手は「苦手かも」というコメントを出していますね。
男子選手は反発があって良いというコメントが多かったですが、
選手によって違うというあたりも五輪に向けて貴重な経験になりそうです。

では、二日目の日本人選手の結果を。


■ 男子走り幅跳び予選 ■
醍醐直幸 2m15 予選通過

2m05からはじめて、2m10、2m15とすべて一発でクリア。
調子は良いとみてよさそうです。


■ 男子400mハードル予選 ■
成迫健児 49秒72 予選通過

2位のオーストラリア選手が50秒を切ってきていますが、
成迫選手が抜けている状況と言っていいと思います。
トラックの感触も良かったようですし、決勝が楽しみですね。


■ 男子400m準決勝 ■
堀籠佳宏 46秒52 決勝進出
佐藤光浩 46秒85 決勝進出
太田和憲 47秒75 準決勝敗退

太田選手が残念ながら敗退でした。


■ 女子400m準決勝 ■
丹野麻美 53秒63 決勝進出


■ 女子400mハードル決勝 ■
久保倉里美 55秒94 銀メダル

最初は大阪国際でも優勝した黄が失格で久保倉選手が金メダルでしたが、
黄のサイドからの抗議で覆って着順どおりの久保倉選手が銀メダルでした。
まぁ結果は仕方ないとしても、久保倉選手は素晴らしいタイムでした。
2度目の55秒台ですが、日本女子選手がこの種目で2度の55秒台は史上初。
1台目の入りが課題の久保倉選手ですが、
川本監督によれば最高の出来でこなしたようです。
惜しくも参加標準A突破はなりませんでしたが次に期待できますよ。


■ 男子100m準決勝 ■
塚原直貴 10秒39(+0.1) 決勝進出
上野政英 10秒45(+0.3) 準決勝敗退


■ 女子400m決勝 ■
丹野麻美 52秒51 金メダル

川本監督のサイト日記では予選で参加標準Aを狙ってたそうです。
予選が前日の午後10時50分、準決勝が次の日の午前9時、
そして決勝がその日の午後8時20分という聞くだけで恐ろしいスケジュール。
そのなかで決勝では52秒台ですから大したもんですよ。
金メダルという結果よりも凄いです。


■ 男子400m決勝 ■
堀籠佳宏 46秒52 銀メダル
佐藤光浩 46秒63 銅メダル

堀籠選手、佐藤選手が2人ともに表彰台です。
ともに富士通の選手ですから競う部分も力になる部分も両方あったでしょうか。
佐藤選手は調子が戻ってきたようですね。


■ 男子やり投げ決勝 ■
村上幸史 78m25 4位

結果は4位で表彰台を逃しましたが、
記録はシーズンベストで78mを超えてきました。
五輪の会場で悪くない感触だったのではないでしょうか。


■ 男子110mハードル準決勝 ■
内藤真人 13秒64(+0.1) 決勝進出
大橋祐二 13秒86(-0.2) 準決勝敗退

内藤選手がヒート2で劉翔に続いて2位、全体で4位での決勝進出。
決勝では中国選手に囲まれますが日本の意地もみせてほしいです。


■ 男子100m決勝 ■
塚原直貴 10秒44(+0.5) 8位

リアクションはそんなに悪くなかったですが残念です。
ただこちらも強硬スケジュールですので大変でしたよね。
今季はあまり良くなかったですが、決勝まで残る強さをみせてくれました。


二日目まで終えて、印象は風が安定しているところでしょうか。
追い風でも向かい風でも1m以内に止まっています。
つまりは、アスリートの純粋な強さが試されるスタジアムかもしれません。

posted by しん太 |16:25 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年05月24日

北京五輪バレーボール世界最終予選:女子その四

バレーボールの五輪最終予選をテレビ観戦。

5戦目の相手は韓国。
スッキリと勝って、いい気持ちで北京五輪へ!!といきたかった一戦。

内容はどうあれ、五輪出場決定はやっぱり嬉しい。
この最終予選では当然と言われていた五輪への切符ですが、
簡単に事が進むほど全日本のレベルが高いわけではないのも確かです。
むしろシドニー五輪を逃したあの惨劇を思い起こせば、
五輪出場は当然というところまで実力を8年間で戻したことは素晴らしいことでしょう。
また、4年前のように大喜びしなかった選手たちにもそう感じました。

さて、試合はストレートで勝ってほしかったところでしたが…。
まぁね、3rdセットのキャッチの悪さといったらなかったですし、
なんかもう選手たちのバタバタした感じは五輪への重圧とみておきますよ。
だって、打ち急ぎにトス急ぎ(?)にと、早く終わらせたい様子がありありだったので。

この試合で気になったのは、最初の2セットのセンター攻撃の少なさでした。
これは作戦のうちなのか出来なかったのかは分かりません。
敢えて前向きにとるならば、それこそデータが活きたものだと思いましたよ。
韓国にとって展開したいパターンはブロックでの優位さ。
今大会での韓国のブロック決定数をみても高いセンターを中心に表れています。
そんな韓国にとって、全日本のセンター攻撃の重要さはもちろん分かっていたはず。
昨年のワールドカップではほぼ全日本のセンターにやられた記憶もありますしね。
つまり早い段階で全日本のセンター攻撃を潰しておいて、
苦しくなったところでのサイドを得意のブロックで追い詰めればペースに乗れる。
試合を通して韓国が全日本のセンター攻撃に執拗にマークに付いたのはそこなのかなと。
おかげで、全日本の時間差はほとんどと言っていいほどマークが薄くなった。
1stセット、2ndセットと竹下選手がセンターに振らなかったのは、
ある程度で韓国がセンター攻撃にマークしてくることを読んでのことだったのかも。
あれだけサーブレシーブが良かったにもかかわらず、ですからね。

3rdセットからは逆にセンター攻撃がグンと増えました。
もちろん荒木選手も杉山選手もしっかり決めてくれはしたのですが、
韓国からすれば決められはするもののそのほうが絞りやすかった気もするんです。
サーブで崩しておいてサイドが多くなったら、
だいたいキャッチが入ったらセンターでくるだろうなって予想はしやすい。
ただ竹下選手の良かったのはLブロードの連発がなかったこと。
速いCとCワイドをしっかり散らしてくれました。

4thセットは序盤こそまだ硬かったですが中盤以降は大丈夫でしたね。
三宅アナのカウントダウンはウザかったですが仕方ないか。
なにはともあれ、五輪出場の瞬間はホッと胸を撫で下ろしたのでした。

それから少しこの4年間を振り返ってみたのですが、
柳本監督のもとで竹下選手と高橋選手を軸にしてきた全日本。
でも五輪出場を決めた韓国戦を観ていたら、
いまの軸は荒木選手と佐野選手じゃないかなぁって思うんですよね。
荒木選手の攻撃力とブロックがなかったら、
佐野選手のサーブレシーブとラリー中のレシーブがなかったらと考えると怖くさえなる。
北京五輪ではこの2選手からの組み立てが必要でしょうか。

全日本が見据える先は間違いなく北京五輪ですが、
とにかくその切符を掴んだことにいまは賛辞を贈らせていただきたいと思います。
本当におめでとうございます!!!

posted by しん太 |14:46 | バレーボール | コメント(2) | トラックバック(0)
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