2008年04月21日

競泳日本選手権を振り返る

北京五輪の代表選考を兼ねた競泳の日本選手権が終わりました。

NHKが決勝種目を総合で連日生放送したり
レースを控える選手たちには取材が禁止されるなど、
五輪代表選考会という独特の雰囲気が感じられる大会でもありました。

派遣標準記録を突破し、かつ上位2名という厳しい選考を勝ち抜いたのは31名。
男子が16名、女子が15名の北京五輪代表選手です。
日本独自の代表選考を初めて取り入れた前回のアテネ五輪は20名。
世界の競泳レベルが格段に上がったことでさらに厳しくなった今回の派遣標準記録ですが、
それでも五輪代表選手が増加したことは喜ばしいことだと思います。
もっともこれは男女200mフリーリレーの選手によるものでもありますが。
日本水連は25~30名の五輪代表を期待していたようなので満足でしょう。

生まれた日本新記録は8つ。以下はその内訳。
北島康介(200m平泳ぎ)、藤井拓郎(100mバタフライ:準決)、岸田真幸(100mバタフライ:決勝)
土肥亜矢子(100mバタフライ:準決)、中西悠子(100mバタフライ:決勝、200mバタフライ)
中村礼子(100m背泳ぎ:準決)、伊藤華英(100m背泳ぎ:決勝)

北島選手、中西選手、中村選手など日本記録を公言していた選手は別にして、
自己ベストが派遣記録をすでに超えたところでの勝負になる種目では
なによりも五輪代表になることを優先させた展開になったことが要因でしょうか。
また派遣記録と日本記録がおなじようなレベルにある種目でも、
男女バタフライのように3~4名と代表を争う選手がいない種目は日本新が出ませんでしたね。
こちらは日本水連は最低10の日本新記録を期待していたようですね。
どの種目も全体的な底上げが必要という課題はまだまだ続いていきそうです。

高校生での五輪代表は女子バタフライの星奈津美選手の1名。
このへんの若い選手が勝てないのも寂しかったかな。
アテネ五輪でも当時の天野美沙選手のみが高校生で出場。
若ければいいってものでもありませんが残念でもありましたよ。

より厳しい選考方法での代表決定ではありますが、
この日本選手権での北京五輪でのメダル獲得はアテネ五輪より厳しいですね。
アテネ五輪では金3銀2銅3の合計8のメダル数でした。
現段階でメダルが獲れるのは、北島選手と中西選手の2人のみかな。
男子メドレーリレーも可能性は高いですね。
ですが世界のレベルを考えても苦しい北京五輪になりそうです。

北京五輪までの時間をどう費やすかが重要なのは言うまでもありません。
日本水連は1つでも多くのメダルをと思っているでしょう。
個人的には、五輪という舞台ですべての選手に自己ベストを更新してもらいたいです。
持てる力を出し切ったと言えるような調整をしてほしいですよ。

posted by しん太 |15:31 | 水泳 | コメント(13) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加