2008年04月10日
競泳日本選手権2008:一日目展望
4月15日から6日間にわたって開かれる競泳日本選手権。 五輪イヤーである今年の大会は、もちろん代表選考大会でもあります。 大会に向けての展望でもしてみましょうか。 その前に、北京五輪において競泳競技はやや特殊です。 普通、競泳競技は午前に予選が、そして午後に準決勝と決勝が行われます。 しかし北京五輪ではアメリカの五輪スポンサーの意向により、 普通の進行とは逆の、午前に決勝が行われるという悲しい状況になりました。 まぁアメリカがメダル量産できる競技であり、 北京での午前がアメリカでの夜になることで都合を合わせたんですね。 これは、なにより高いレベルでベストを出そうという選手たちのコンディション作りを無視したもの。 これへの怒りはあるものの、もはや決まった以上はどうしようもない。 であるならば、日本水泳連盟にはこの日本選手権を五輪スケジュールに合わせ、 選手たちに五輪とおなじ環境を用意してあげてほしかったな、と思っていたんですがね。 やはり水連もNHKの放送事情を優先させる格好のようです。 では、展望のほうにいきましょか。 北京五輪への代表選考基準は以下のとおりです。 1.決勝で2位以内に入ること 2.派遣標準記録(S、Ⅰ、Ⅱ)を突破すること *派遣標準記録は2005年~07年の3年間での世界ランキングを基に作成され、 Sは世界ランク3位の記録、順にⅠは8位、Ⅱは16位のタイムとなる。 また、展望の順番はその日に行われる決勝種目の順番です。 ■ 男子400m個人メドレー ■ 派遣標準記録 S:4分09秒74 Ⅰ:4分14秒17 Ⅱ:4分16秒86 佐野秀匡選手が中心になる展開でしょうか。 で、森隆弘選手、三木二郎選手が追随する対抗になってくるはず。 この種目は標準記録Ⅱを突破できるかが鍵になります。 挙げた3選手とも突破できる自己ベストはありますが大会で出せるかどうか。 もちろん、三木選手の持つ日本記録4分14秒79を超える展開に期待です。 ■ 男子400m自由形 ■ 派遣標準記録 S:3分44秒30 Ⅰ:3分46秒66 Ⅱ:3分48秒02 松田丈志選手の優勝は間違いないですね。 ですので、期待は自己の日本記録3分47秒28の更新、さらに標準記録Ⅰの突破。 2月の短水路では素晴らしい泳ぎをみせたこの種目。 他の種目との兼ね合いも気になりますが、初日の決勝ですからガツンといってくれるはずです。 ■ 女子400m個人メドレー ■ 派遣標準記録 S:4分36秒07 Ⅰ:4分38秒54 Ⅱ:4分40秒62 藤野舞子選手がどれだけタイムを出してくれるか。 そこに中村咲子選手や加藤和選手が喰らい付いていくと面白い展開ですね。 とにかく牽制せずに競い合って標準記録突破を2人出してほしいところ。 第一人者の藤野選手には是非とも北京を掴んでほしいです。 ■ 女子400m自由形 ■ 派遣標準記録 S:4分04秒24 Ⅰ:4分06秒79 Ⅱ:4分08秒43 初日から柴田亜衣選手に注目が集まりますね。 今年に入って、コナミでも短水路でも記録的にはまだまだな印象です。 柴田選手の持つ日本記録が4分05秒19。 この記録を破ってくれることに期待ですし、本人もそのつもりでしょう。 そして忘れてならない矢野友理江選手の存在。 2選手ともに他の種目も控えていますが、2人で標準記録突破で北京に行ってほしいです。 明日は、二日目決勝の展望です。
posted by しん太 |15:15 |
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